2020年8月5日、伊丹空港(大阪国際空港)は、約50年ぶりにリニューアルを遂げました。真新しい印象の空港には、最新のトレンドを取り入れ、ところどころに遊び心もちりばめられています。これまでの空港とは一線を画す新生伊丹空港を、北ターミナル側を中心にご案内します。
画像: 約50年ぶりに一新。美しく機能的になった「新生」伊丹空港をご案内します

ご到着時の印象は、まるで海外の国際空港と思われるかもしれません

画像1: ご到着時の印象は、まるで海外の国際空港と思われるかもしれません

伊丹空港に降り立ったお客さまは、広告用デジタルサイネージが整然と配置された手荷物受取所の様子に驚かれるかもしれません(Map 1)。手荷物が運ばれてくるベルトコンベアは他空港に比べて大型で、海外の国際空港のような印象もあります。傾斜があるため重い手荷物もピックアップしやすい仕様です。生まれ変わった伊丹空港は、国内最先端の要素を取り入れています。久々にご利用のお客さまなら、その変貌ぶりに驚くことでしょう。

画像2: ご到着時の印象は、まるで海外の国際空港と思われるかもしれません

到着ロビーを抜けると、巨大なサイネージアートが現れます(Map 2)。ステンレスの構造物が天井まで大きく伸び、幾何学的なフレームには、デジタルによって描かれる艶やかな閃光が揺らめき、お客さまをお迎えします。これは新生伊丹空港の象徴的なアートワークのひとつです。

レンタカーとレンタルバイクがご利用いただきやすくなりました

画像1: レンタカーとレンタルバイクがご利用いただきやすくなりました

さて、あらためて外観からリニューアルしたポイントをご案内します。外観はほとんど印象が変わらないかもしれませんが、実はガラスや外壁に細かい変更が加えられています。また屋外でもっとも変わったのは、レンタカーのカープールが空港に併設されたことです。そして国内の空港では初となる、空港併設型レンタルバイクステーションも営業を開始(Map 3)。ご到着時には速やかにご出発いただけ、お帰りの際には直接空港で車両をご返却いただけます。

画像2: レンタカーとレンタルバイクがご利用いただきやすくなりました

また駐車場エリアから新たな連絡通路を設置(Map 4)。ここは伊丹空港の滑走路をモチーフにしています。この“32L”という表記は、実際に使われている伊丹空港の滑走路番号(指示標識)です。ちなみに夜はライトアップされて、写真映えする隠れた空港の名所です。

画像3: レンタカーとレンタルバイクがご利用いただきやすくなりました

また連絡通路の下には、全国でも珍しい犬用の水洗トイレがあります(Map 5)。排泄用ポールが、用を足した後に自動洗浄される仕組みです。ペットをお連れのお客さまからの好評を集めています。

画像4: レンタカーとレンタルバイクがご利用いただきやすくなりました

広々とした出発ロビーと、保安検査場までのスムーズな動線

画像1: 広々とした出発ロビーと、保安検査場までのスムーズな動線

そして空港ビル1Fに入ると、広々とした印象を抱くことでしょう。出発ロビーはこれまでより天井が高くなり、開放感あふれる空間にリニューアルしました(Map 6)。ここは、すでに羽田空港第1ターミナルに導入しているJALの「SMART AIRPORT」という最新の設備を導入予定です。ベルトコンベアによる自動手荷物預け機や、指を触れずに操作できる自動チェックイン機などが設置され、利便性が大きく向上することでしょう。

画像: 写真は羽田空港第1ターミナルです

写真は羽田空港第1ターミナルです

吹き抜けの中央側にはエスカレーターがあり、上って右手には保安検査場があります。その反対側の左手には、お土産店やカフェなど4店舗から構成される「THE GIFT HALL」があります(Map 7)。

画像2: 広々とした出発ロビーと、保安検査場までのスムーズな動線

また保安検査場にはファーストクラス専用のカウンターがあるほか、「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」専用のカウンターも設置(Map 8)。各保安検査場へは、モノレールの駅からそのまま向かっていただけるように動線が設計されています。物販や飲食エリアがお客さまの動線を考慮して配置されているのが今回のリニューアルの特徴です。

画像3: 広々とした出発ロビーと、保安検査場までのスムーズな動線

生まれ変わったラウンジにキッズスペース。くつろぎの設備の数々

画像1: 生まれ変わったラウンジにキッズスペース。くつろぎの設備の数々

さらに、少し早く着いたなら、空港ビル内でゆっくりとおくつろぎいただけます。中央ブロック2階と3階(写真は3階)には、関西の人気店が集まる飲食店街があります(Map 9)。

画像2: 生まれ変わったラウンジにキッズスペース。くつろぎの設備の数々

また屋上にある展望台には、噴水やキッズスペースを完備。飛行機が飛び立つ姿をご覧いただきながら、ご家族の団らんをお楽しみいただけます(Map 10)。

画像3: 生まれ変わったラウンジにキッズスペース。くつろぎの設備の数々

ご出発の際には、スピーディに保安検査をお受けいただけるスマートレーンがご利用いただけます(Map 11)。長いベルトコンベアにジャケットやお手荷物を載せれば、自動でX線検査機による検査を受けられ、従来より素早く検査をお受けいただけます。

画像4: 生まれ変わったラウンジにキッズスペース。くつろぎの設備の数々

さて、「サクララウンジ」と「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」は今回のリニューアルに先駆け、2019年に一新しました(Map 12)。お客さまをお迎えするのは、「チームラボ」が手掛けたデジタルインスタレーション「空書と鶴」です。

画像5: 生まれ変わったラウンジにキッズスペース。くつろぎの設備の数々

内装には「日本のたたずまい」をコンセプトにしたデザインを取り入れました。滑走路が一望できる開放的な雰囲気に一新。席数は従来の約1.5倍にあたる320席(各ラウンジ160席)をご用意しました。

画像6: 生まれ変わったラウンジにキッズスペース。くつろぎの設備の数々

ご搭乗までのひとときは、ぜひ国内初のウォークスルー型商業エリアで

画像1: ご搭乗までのひとときは、ぜひ国内初のウォークスルー型商業エリアで

そしてご搭乗までのひとときは、お土産店やフードコートも覗いてはいかがでしょう。リニューアルにより、国内線空港としては初めてとなる、まるで商業施設のなかを抜けて搭乗口に向かうような「ウォークスルー型商業エリア」が誕生しました。従来の伊丹空港にはなかった賑やかなエリアには、フードコートもあります。

画像2: ご搭乗までのひとときは、ぜひ国内初のウォークスルー型商業エリアで

14店舗が出店し、焼きたてのスイーツや有名店のお食事をお楽しみいただけます。買い忘れたお土産も、このエリアならご満足いただける商品に出会えることでしょう。

画像3: ご搭乗までのひとときは、ぜひ国内初のウォークスルー型商業エリアで

また、搭乗口へのご移動は、コンコース上に増設したムービングウォークをご利用いただけます(Map 14)。そして搭乗口付近には、電源を備えた大きなテーブルがあります。こちらは、ご家族の団らんやご出発前のお打ち合わせなどに便利です。

画像4: ご搭乗までのひとときは、ぜひ国内初のウォークスルー型商業エリアで

ひと味違う、最先端の空港をぜひご利用ください

空港初出店の飲食店などが新たに加わったテナント群やストレスなくご利用いただける動線、そして美しいデザインなど、新生伊丹空港は、あらゆる側面から見直しを行いました。さらに、この先も機能性を高めるアップデートを予定しています。

旅行や出張でご利用いただいた際には、今回ご紹介したポイントをぜひご覧になってください。きっと、数ある国内空港のなかでもひと味違う魅力が備わったことが、おわかりいただけることでしょう。

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