毎月、OnTrip JALに旅占いを提供していただいている心理占星術研究家・鏡リュウジさん。今回は特別企画として、京都出身の鏡リュウジさんならではの視点で関西の観光スポットを案内していただきます。テーマは、疫病退散や運気アップ、さらには心をリフレッシュさせるパワースポット。それではこの秋こそ訪れたい数々の名所をご紹介していきましょう。

■著者

画像: 鏡リュウジが案内する、関西の疫病退散&パワースポット

鏡リュウジ

1968年、京都生まれ。心理占星術研究家・翻訳家。心理学的アプローチをまじえた占星術を日本で紹介、占星術の第一人者としての地位を確たるものとし、一般女性誌の占い特集では欠くことのできない存在となる。趣味は料理と古書蒐集。好きなものは赤ワインと肉、イギリス。

「パワースポット」という言葉は和製英語で、英語圏にはない言葉。1930年代に「パワーセンター」という言葉がイギリスの小説に出てくるのですが、そちらは聖地という意味合いが強いようです。日本の「パワースポット」は、何らかのご利益を得られるような神秘的な場所を指して使われています。

関西はパワースポットの宝庫。それは、風水を重視したことで、京都に都が建設されたためでしょう。歴史ある神社仏閣が数多く存在し、街自体がパワーに満ちている京都をはじめとして、関西各地には濃厚に土地の力と魂を残しているスポットがたくさんあります。そこにはあなたの心を満たし、未来に導く何かがあるはずです。

鞍馬山(京都)宇宙のパワーが集まる神秘の霊山

仁王門(山門)。鞍馬山への入り口です

鞍馬山は、鞍馬弘教の総本山で鞍馬天狗の伝説がある山。今から約650万年前、人類救済のために金星から飛来したとされる護法魔王尊は、天狗の総帥であるといわれています。

本殿金堂と金剛床

画像: 本殿金堂前にいるのは、狛犬ではなく虎。虎は、毘沙門天王の使いなのだそう

本殿金堂前にいるのは、狛犬ではなく虎。虎は、毘沙門天王の使いなのだそう

本殿金堂は、三尊尊天(千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊)を奉安する鞍馬山信仰の中心道場。そしてその前にある金剛床は、宇宙からのパワーが降臨する場所だといわれています。

画像: 翔雲台は、比叡山を望むベストポジション

翔雲台は、比叡山を望むベストポジション

鞍馬山のパワーが一番強いともいわれているのは、本殿金堂の向かいに構える巨大岩・翔雲台。ここは、都の北方守護のため本尊様が降臨された場所なのだそう。足を踏み入れることはできませんが、鞍馬山のパワーを余すことなくいただきたいのなら、ぜひ近くまで立ち寄りましょう。

不思議な雰囲気が漂う、僧正ガ谷不動堂

そして鞍馬山を語るうえで忘れてはならないのが、源義経の伝説です。平安時代末期、鞍馬寺の僧兵はどこよりも勇猛だと讃えられていたそうです。そこで天狗に剣術を学び修行したのが、源義経(幼名:牛若丸)。

この僧正ガ谷不動堂は、牛若丸の修行の場の一つだったそう。日中でもやや薄暗いこの場所は、異界へと続いているかのような不思議な雰囲気を醸し出しています。

鞍馬寺

住所〒601-1111 京都府京都市左京区鞍馬本町1074番地
連絡先075-741-2003
時間9:00~16:15(本殿開扉)
定休日なし
拝観料愛山費300円
webhttps://www.kuramadera.or.jp/index.html

八坂神社(京都)発展の契機は、疫病の流行を止めたこと

画像: 八坂神社西楼門(重要文化財)

八坂神社西楼門(重要文化財)

京都は陰陽道の歴史もあり、街全体がパワーにあふれている幻想的な場所。八坂神社は慶応4年(1868年)5月30日、神衹官達により八坂神社に改称するまで、「感神院」または「祇園社」と称されていました。

そして、八坂神社発展のきっかけは、元慶元年(877年)に疫病が流行したときの出来事だったそう。さまざまな場所で祈り奉幣が行われるも効果がなく、改めて占いを行い、この場所で祈りを捧げたことで疫病の流行がやんだのだとか。

画像: 疫神社。疫病除けの神(蘇民将来)を祀っています

疫神社。疫病除けの神(蘇民将来)を祀っています

八坂神社には、美の神や縁結びの神、商売繁昌の神などいろいろな神が祀られていますが、疫病の流行を止めたことが発展の契機になっているだけあって、疫病除けの神を祀った疫神社もあります。コロナ禍の今、ぜひ訪れたい場所の一つです。

八坂神社

住所〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625番地
連絡先075-561-6155
時間9:00~17:00(境内24時間参拝可能)
定休日なし
拝観料無料
webhttp://www.yasaka-jinja.or.jp/

賀茂別雷神社(京都)神様と「清めの砂」の力で厄災除けを

画像: 春の賀茂別雷神社

春の賀茂別雷神社

賀茂川の上流に位置する、賀茂別雷神社。「上賀茂神社」「上社」と呼ばれ、親しまれています。こちらは賀茂別雷大神という神様をお祀りしており、厄災を払ってくれる神社です。

画像: 立砂。御祭神が降臨された山を模しています

立砂。御祭神が降臨された山を模しています

二の鳥居をくぐった参拝者の目を奪うのが、細殿の前に盛られた大きな砂の山。これは立砂(たてすな)というものだそう。神様のご出現に由来した「立つ」という言葉や、本殿の後方約2kmにある円錐形の神山にちなんだもので、古代祭祀における神様の依り代です。鬼門や裏鬼門に砂を撒き清めるのは、この立砂が起源であるとされています。

画像: 社殿の屋根を飾る葵の紋

社殿の屋根を飾る葵の紋

画像: 北東の社には二葉葵が群生しています

北東の社には二葉葵が群生しています

上賀茂神社の社殿を見ていると、あちこちに二葉葵の文様が刻まれた金具が飾ってあることに気づくはず。葵は古く「あふひ」と読み、「ひ」とは神様を意味し、葵とは「神様と逢うこと」を表しているのだとか。

御祭神降臨の際に「葵を飾り祭をせよ」とのご神託があったことから、葵を御神紋として社殿に飾り、神と人とを結ぶ植物として大切に守ってきたのだそうです。

賀茂祭の斎王代以下女人列の様子。残念ながら、今年(令和2年)の路頭の儀(行列)は中止に

上賀茂神社で最も重要な祭儀が「賀茂祭」。社殿に葵を飾り、祭の奉仕者が葵を身につけることから「葵祭」とも呼ばれています。京都御所や賀茂御祖神社(下鴨神社)でも祭儀が行われます。

昔のままの形で行われる「御祭文奏上」「牽馬」「東遊」などのさまざまな儀は、王朝絵巻のような華やかさです。今年は新型コロナウイルスの影響で「路頭の儀」は中止となってしまいましたが、来年はぜひ足を運んでみてくださいね。

上賀茂神社

住所〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339番地
連絡先075-781-0011
時間5:30~17:00(二ノ鳥居)
定休日なし
拝観料無料
webhttps://www.kamigamojinja.jp/

東福寺塔頭勝林寺(京都)アマビエをイメージしたお守りで疫病退散

画像: 御本尊の秘仏毘沙門天

御本尊の秘仏毘沙門天

東福寺塔頭勝林寺といえば、毘沙門天。勝林寺は、東福寺の塔頭寺院の一つで、天文19年(1550年)に「高岳令松」禅師によって勝林庵として創建されました。本山東福寺の鬼門(北方)に位置しており、仏法と北方を守護することから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれています。

境内には一切経を埋めた石塔が建っています。「毘沙門堂」としての正統性を証明するべく、数々の絵画・仏像を所蔵しているのも特徴です。また、本尊の秘仏毘沙門天立像をはじめ、珍しい毘沙門天曼荼羅や吉祥尊天像、躍動感溢れる虎の大襖絵などが飾られています。

画像: 毘沙門堂内

毘沙門堂内

毘沙門天像は、とりわけ財運・勝運・厄除けに御利益があります。また、吉祥尊天像は、美と幸福を司る神とされており、それを女性に授けるといわれています。かつては、祇園の舞妓さんたちの参拝の姿も見られ、現在でも多くの女性の信仰を集めています。

庭園では、四季を通じて美しい木や花が参拝者を出迎え、何度訪れても飽きることはありません。春には、後桜町天皇の御参拝時に植樹された「皇桜」、秋には、その紅葉の美しさから先の「吉祥天」が宿ると伝わる「吉祥紅葉」を見ることができます。美しいだけでなく、それぞれの植物に物語があるのです。

画像: 秋の庭園

秋の庭園

また、座禅体験や御朱印・護符、御守りなども充実しています。新型コロナウイルス退散を祈願した御守「疫病退散御守り」には、アマビエをイメージしたデザインが施されています。オンラインでも購入できるそうなので、一度ご覧になってはいかがでしょうか。

疫病退散御守り。波はアマビエ様をイメージしています

勝林寺

住所〒605-0981 京都府京都市東山区本町15-795
連絡先075-561-4311
時間10:00~16:00
定休日なし
拝観料大人800円(寺宝の説明付)小中高生500円(団体のみ8名~)
webhttp://shourin-ji.org/

貴船神社(京都)清らかな御神水が、あなたに癒しとパワーを与える

画像: 貴船神社入り口。すでにオーラがあります

貴船神社入り口。すでにオーラがあります

縁結びの神様として有名な貴船神社。実は、地のエネルギーが吹き出す龍穴があることはご存じでしょうか。貴船はかつて、“気生根(キフネ)”と言われ、その名のごとく気が生まれる根源とされていた地なのです。

画像: 本宮。水を司る高龗神を祀っています

本宮。水を司る高龗神を祀っています

貴船神社には、本宮、結社、奥宮という3つの社があり、本宮社殿前の石垣からは、聖なる山・貴船山から湧き出た御神水が流れて出ています。この御神水は無料で自由に汲み取ることができるので、貴船神社のパワーを余すことなく受け取るためにも、ぜひいただきましょう。また、この御神水にみくじを浸して運勢を占う水占みくじが人気を集めているそうです。

画像: 結社。木花開耶姫命(コノハナノサクヤビメ)の姉命である磐長姫命(イワナガヒメ)がお祀りされています

結社。木花開耶姫命(コノハナノサクヤビメ)の姉命である磐長姫命(イワナガヒメ)がお祀りされています

縁結びに御由緒があるのは、結社です。ここの縁結びの力は抜群で、かの有名な平安時代の歌人、和泉式部が参拝し、不仲になっていた夫のハートを取り戻そうとしたというエピソードもあるほど。男女の縁結びはもちろん、人と人、子授けなど、さまざまな場面で良縁を授けてくれます。

画像: 奥宮。本宮と同じく高龗神、そして闇龗神、玉依姫命を祀っています

奥宮。本宮と同じく高龗神、そして闇龗神、玉依姫命を祀っています

本宮、結社、奥宮の3つのなかでも最も古く神秘的なのが奥宮です。奥宮の本殿下には伝説の龍穴があり、地中にいる龍がこの地を守っているのだとか。実際に訪れてみると、何かに包まれているような不思議な気持ちになります。

神武天皇の皇母、玉依姫命が水の源を求めて黄色い船に乗り、淀川、鴨川をさかのぼってたどり着いたとされるのが、現在奥宮がある地。そして、奥宮本殿の西側には、玉依姫命が乗ってきた黄船を小石で覆い隠したとされている船形石があります。実はここからパワーが発せられているという説もある、神秘の伝説に彩られたパワースポットなのです。

貴船神社

住所〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
連絡先075-741-2016
時間6:00~20:00
定休日なし
拝観料なし
webhttp://kifunejinja.jp/

飛鳥歴史公園キトラ古墳(奈良)本格的天文図と四方位を守る四神の美しい絵画

飛鳥歴史公園キトラ古墳

キトラ古墳は、高松塚古墳に続き日本で2番目に発見された大陸風の壁画古墳です。1983年11月7日に石室内の彩色壁画の一つである玄武が発見され、世間や学会はもちろん、占い界からも大きな注目を集めました。

青龍、白虎、朱雀、玄武の四神は風水における方位を象徴するものであり、宿曜占星術にも関連があります。

星空をデザインし簡略化した「星宿図」は飛鳥歴史公園内の高松塚古墳にもあり、インドから中国に伝わった宿曜占星術の貴重な資料です。

現存する世界最古の科学的な天文図

キトラ古墳壁画体験館四神の館(国営飛鳥歴史公園)

住所〒634-0134 奈良県高市郡明日香村大字阿部山67
連絡先0744-54-5105
時間9:30~17:00(12月~2月は9:30~16:30)
定休日12/29~1/3
拝観料無料
webhttps://www.asuka-park.go.jp/

服部天神宮(大阪)足はもちろん、病気の平癒祈願ならここ

画像: 服部天神宮

服部天神宮

服部天神宮は、関西では「足の神様」として有名です。その理由は、この服部天神宮にお祀りされている少彦名命と菅原道真公の関係にあるのだそうです。

菅原道真公が無実の罪で左遷され、九州の太宰府に向かう途中のこと。服部天神宮の近くで持病の脚気に悩まされ、一歩も動けなくなってしまいました。そのとき、その土地に住む村人たちは、医薬の祖神・少彦名命をお祀りしている天神祠(のちの服部天神宮)にお参りすることをすすめたのです。

そこで菅原道真公が足の平癒を祈願されると、足の不調は治まり、無事九州の太宰府までたどり着くことができたという話が伝わっています。

画像: 服部天満宮本殿

服部天満宮本殿

この御由緒から、服部天神宮は足の神様として知られるようになりました。現在でも、足の治癒やそのほかの病気の治癒を祈願して、多くの人が参拝に訪れています。

病気が完治しお礼参りをする際は、新しい草履を草履堂に奉納し、感謝の気持ちをお伝えしてくださいね。

画像: 豊中えびす社拝殿

豊中えびす社拝殿

また、境内にはえびす様をお祀りする豊中えびす社もあります。えびす様は七福神のなかの一柱で、商売繁盛の神様。仕事運を上げたいと思っているのなら、忘れずにお参りしておきたいところです。

服部天神宮

住所〒561-0851 大阪府豊中市服部元町1-2-17
連絡先06-6862-5022
webhttps://hattoritenjingu.or.jp/

比叡山延暦寺(滋賀)世界の平和や平安を祈る寺院

画像: 京都市内から見る比叡山

京都市内から見る比叡山

比叡山は京都と滋賀の県境にあります。東には琵琶湖を、西には古都京都の町並みを一望できる景勝の地です。実は、「延暦寺」とは、比叡山の山内にある1700ヘクタールの境内地に点在する約100の堂宇の総称。延暦寺という一棟の建造物があるわけではありません。

名誉や権力などの道を離れ、心を清らかに保ち、自らを高めるための最良の地として、比叡山という場所を選んだのが、日本の天台宗の開祖である最澄です。2021年6月4日は、伝教大師(でんぎょうだいし)最澄がお亡くなりになって、ちょうど1200年目の年にあたります。

延暦7年(788年)、最澄は比叡山に一乗止観院(後の根本中堂)という小さなお堂をつくりました。そして、自ら刻んだ薬師如来の仏像をそこに安置し、灯明を点じます。

「この灯明が多くの人々によって受け継がれ、明々と周りを照らし続けるように、仏のいない時代であっても仏の教えが人々にずっと護り継がれ、人々をあたたかく照らし続けていくように」という願いをもって、薬師如来のご宝前に一つの明かりを灯したとされています。

以来1200年以上もの間、「不滅の法灯」と呼ばれるこの灯明は、一度も絶えることなく比叡山の根本中堂に灯され続けています。

画像: 不滅の法灯

不滅の法灯

唐を訪れて天台宗を学んだ最澄は、帰国後、密教による桓武天皇の病気平癒の祈祷を行いました。そういったことから、比叡山延暦寺は疫病に悩まされている今、ぜひ訪れたいスポットなのです。

比叡山延暦寺

住所〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220
連絡先077-578-0001(代)
時間3月~11月 9:00~16:00
定休日なし
拝観料個人1500円(大人)、900円(中高生) 国宝殿拝観料と巡拝料のセット価格
webhttps://www.hieizan.or.jp/

熊野三山(和歌山)世界に認められた神秘の地

画像: 熊野古道の中でも石畳が美しい大門坂

熊野古道の中でも石畳が美しい大門坂

熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3社と、那智山青岸渡寺の1寺のこと。

紀伊半島の南部は、神々の霊が籠る独自の聖域で、古来「熊野」と総称されていました。熊野三山は自然崇拝に根差した神道、外国から持ち込まれた仏教、その両者が結びついた修験道など多様な信仰形態を育んだ神仏の霊場とされています。

画像: 熊野本宮大社

熊野本宮大社

画像: 熊野速玉大社

熊野速玉大社

画像: 熊野那智大社

熊野那智大社

画像: 熊野の地に舞い降りた八咫烏がデザインされたお守り

熊野の地に舞い降りた八咫烏がデザインされたお守り

熊野三山を訪れると、いたるところに三本足のカラスが描かれていることに気がつくはず。このカラスは、神の遣いである八咫烏です。

神武天皇が熊野に到着された際、八咫烏が舞い降り奈良までの道を案内したというエピソードから、熊野三山に共通する「導きの神鳥」として信仰されるようになったそうです。今では、日本サッカー協会のシンボルとして、選手や審判のユニフォームに描かれていることもありますね。

画像: 那智大滝

那智大滝

また熊野那智大社の別宮、飛瀧神社の御神体として人々の畏敬を集めてきた那智の滝も、熊野三山を訪れたら外せないスポットです。

落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの落差日本一の名瀑で、「一の滝」とも呼ばれ日本三大名瀑の一つ。毎年7月と12月には古来の神事にのっとって、飛滝神社の御神体としてこの滝を崇め、注連縄を張り替える神事が行われています。

熊野三山(熊野三山協議会事務局)

住所〒647-8555 和歌山県和歌山県新宮市春日1-1 新宮市役所商工観光課内
連絡先0735-23-3333
webhttp://www.kumano-sanzan.jp/index.html

西宮神社(兵庫)走り参りで有名「開門神事福男選び」

画像: 西宮神社拝殿

西宮神社拝殿

西宮神社は福の神として崇敬されている「えびすさま」をお祀りする神社の総本社です。「赤門」ともいわれる表大門は桃山建築の遺構を残し、鮮やかな朱塗りが印象的。その左右に建つ大練塀(おおねりべい)とともに、国の重要文化財に指定されています。

画像: 福の神のえびすさま

福の神のえびすさま

西宮神社といえば、毎年1月9日、10日、11日に商売繁盛や家内安全を願う「十日えびす」が開催され、毎年100万人に及ぶ参拝者でにぎわう祭として全国に知られています。特に、開門神事の走り参りは「福男選び」として有名。テレビや新聞などでご覧になり、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

画像: 「開門神事福男選び」

「開門神事福男選び」

手水舎(てみずや)を進むと、三連春日造(さんれんかすがづくり)という珍しい構造の本殿の屋根が見えてきます。本殿、拝殿の手前に、社務所と授与所があり、中には「えびす信仰資料展示室」があって、全国から集めたえびすさまの像や御神影、土鈴などが拝観できます。

画像: 三連春日造の本殿

三連春日造の本殿

そして、目に鮮やかな赤い柱の拝殿に上ると、いよいよ真正面に三殿が拝めます。向かって右から第一殿(東)に、えびす大神(蛭児大神)を祀り、中央の第二殿に天照大御神と大国主大神を配祀、第三殿(西)に須佐之男大神を奉斎しています。

西宮神社は、四季折々の祭典も多く、初宮参りや七五三、厄除けやご祈祷もされているので、人生の節目に訪れるのにぴったりです。

西宮神社

住所〒662-0974兵庫県西宮市社家町1-17
連絡先0798-33-0321
時間9:00~17:00
定休日なし
拝観料無料
webhttps://nishinomiya-ebisu.com/index.html

現代では、どこへでも旅することができ、好きな神様を選べるようになりました。しかし、宗教というのは本来、地元に密着したパーソナルなものです。今私たちがパワースポット巡りをするうえで最も大切なのは、伝統ある聖地に敬意をもって、マナーを守って接することです。

せっかく訪れるなら、土地固有の歴史や文化、物語を知っておくと、その楽しさは何倍にもなります。パワーやご利益を受け取るためだけでなく、一つの旅の形として、パワースポット巡りを楽しんでみてください。

現在、国際線・国内線の各運航にあたっては新型コロナウイルス肺炎の影響で一部運休・減便・時間変更を行っております。最新の情報は以下をご確認ください。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/other/200228/

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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