JALPAKハワイ Atsushi
今回のモニターツアーは、ディナーショーとイブニングショーをメインにした特別ツアーです。
「Alii Luau Onipaa - A Celebration of Queen Likiuokalani」(Dinner Show)
「HA : Breath of Life」(Evening Show)
目的地のPolynesia Cultural Centerへ到着後、業界向けにショーの見どころや制作に至った背景などの紹介がありました。また、「Super Ambassador Luau Package」という種類のツアーに組み込まれているバックヤード見学も実施されました。
ショーのフィナーレで登場するファイヤーナイフダンスについての説明には驚きました。ファイヤーナイフダンスには勿論ナイフを燃やす燃料(説明では「ケロシン」と云う言葉を使っていました)が必要です。バックヤードでは燃料「ケロシン」をとても慎重に扱われていることがわかりました。
次に、「アリイ ルアウ」(ディナーショー)の会場へ案内されました。「Alii Luau Onipaa」(Dinner Show)は最近ショーの内容が新しくなってポリネシア(サモア、トンガなど)のショーはなくなり、ハワイ諸島のみをクローズアップしたショーとなりました。
ショーの主となる人物、クイン リリウオカラニ (Queen Liliuokalani)はハワイ王朝、最後のクイン(女王)でした。ショーはQueen Liliuokalaniにちなんだ選曲がされています。中でも「アロハ・オエ」は彼女が作詞作曲したものです。この曲はハワイのフラフェスティバルやルアウショーの最後に参加者全員で輪になって歌われたりもします。ハワイでとても大事にされ多くの人に愛されている曲です。
食事はBuffet(ビュッフェ)形式で内容はLuau(ルアウ)ではおなじみのカルアポークや、フリフリチキン、ローストフィッシュ(白身魚)、照り焼きビーフ、ポケ、ポイ、ロミロミサーモンにサラダ、フルーツ、ご飯など、盛りだくさんのメニューでした。
ディナーショー終了後、夜のショー会場「パシフィックシアター」に移動します。残念ながらショーの写真撮影やビデオ撮影は禁止されているので画像での紹介はできませんが、大変美しいショーでした。以前(3~4年前)に訪れたときはショーの間にインターミッション(休憩時間)が含まれていましたが、今は1時間30分、休憩時間なしでますます見応えのあるショーになっています。
このポリネシア文化センターのキャストたちは隣接するブリガムヤング大学ハワイ校の学生たちが多く担っているそうです。学生たちはポリネシア文化センターからのお給料を学費や生活費に充てて学業に励んでいます。
2015年にポリネシア文化センターの無料駐車場からエントランスまでのエリアに新設されたノスタルジックな雰囲気のフキラオマーケットプレイスは、ハワイの伝統文化を感じられるお土産ショップやローカルフードが食べられるレストラン、ホットドックやマラサダ、フレッシュジュースなどのフードトラックがあります。このエリアは入場料なしで利用できるのでノースショアの旅での休憩場所としても利用できますが、日曜は休みなので気を付けてください。
すばらしいショーとハワイの文化や伝統、歴史をみなさんもぜひ体感してください。
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