北海道の南部には、函館空港から約30分とアクセス抜群で大自然を満喫できる、函館・七飯大沼エリアがあります。冬場は美しい白銀の世界が広がり、この時期ならではのアクティビティが盛りだくさん。特に、凍った大沼湖の上で繰り広げられる“氷上アドベンチャーツアー”は、他にはない特別体験です。寒さをとことん楽しんで体を動かしていれば、いつしか心も元気になる。大自然にパワーをもらう旅へ出かけます。

※価格は税込み表記です。

画像: 北海道・七飯大沼エリアで、冬を満喫する“氷上アドベンチャーツアー”を体験

大沼公園駅すぐ横にある「大沼観光案内所」から出発!

画像1: 大沼公園駅すぐ横にある「大沼観光案内所」から出発!

出発地点は、JR大沼公園駅すぐ横にある「大沼国際交流プラザ(大沼観光案内所)」。ここは散策ツアーや遊覧船、おいしいランチやカフェなど、大沼の観光情報を一度にたくさん集められるスポットです。

画像2: 大沼公園駅すぐ横にある「大沼観光案内所」から出発!
画像3: 大沼公園駅すぐ横にある「大沼観光案内所」から出発!

館内には散策後や電車・バスの待ち時間などに便利な無料休憩スペースや、大沼周辺で活動しているハンドメイド作家の作品がずらりと並んでいます。コインロッカー(200円)・荷物の預かりサービス(1つ300円)もあるので、大きな荷物があっても安心。身軽になって七飯・大沼を満喫しましょう。

画像4: 大沼公園駅すぐ横にある「大沼観光案内所」から出発!

体験するのは、七飯大沼国際観光コンベンション協会が開催する「大沼湖ファットバイクガイドツアー」(12,000円)。ツアーの相棒は、太いタイヤで雪上はもちろん悪路もスイスイ進むファットバイクです。自転車に乗るのが不安な人でも、安定感があり乗りやすいのが魅力。

画像5: 大沼公園駅すぐ横にある「大沼観光案内所」から出発!

ツアー料金には上下のウエア、手袋、ブーツなど一式が含まれています。ご自身で準備するのは、動きやすい格好のみ。手袋やヘルメットなどを着用して、いざ出発!

大沼国際交流プラザ(大沼観光案内所)

住所北海道亀田郡七飯町大沼町85-15
電話0138-67-2170
開館時間8:30~17:30
休館日12月31日~1月2日

壮大な景色が広がる! 大沼湖上をファットバイクでサイクリング

画像: 壮大な景色が広がる! 大沼湖上をファットバイクでサイクリング

最初の目的地は、北海道駒ヶ岳の噴火によってできた湖、「大沼湖」です。カヌーやカヤックなどアクティビティが楽しめるスポットとして人気ですが、冬になると気温が氷点下になるため湖が氷結。その凍った湖の上をファットバイクで走るという貴重な体験ができます。

※「大沼湖」や「小沼湖」、「蓴菜(じゅんさい)沼」、秀峰「駒ヶ岳」などの大小湖沼群一帯の総称として「大沼」と呼ばれています

画像1: youtu.be

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遮るものがなにもない真っ白な雪原の奥に見える、雄大な駒ヶ岳。その景色のあまりの壮大さに、大自然において自分がとても小さい存在であることを再認識させられます。どこまでも走り抜けたくなるような衝動にかられる、気持ちの高まるような体験です。

穴掘りから自分で。ワカサギ釣りをプチ体験

画像1: 穴掘りから自分で。ワカサギ釣りをプチ体験

湖上をファットバイクで進むこと約5分、ワカサギ釣りの体験場所に到着しました。さっそく特殊なアイテムのアイスドリルを使い湖に穴をあけていきます。これは大沼湖の特産品でもある、ワカサギを釣るための穴です。

画像2: 穴掘りから自分で。ワカサギ釣りをプチ体験

ワインのコルク抜きのように、真下に力を加えながらぐるぐる回します。シャリッシャリッという音とともにアイスドリルが氷の中へぐんぐん進み、穴が貫通。

画像3: 穴掘りから自分で。ワカサギ釣りをプチ体験

その次は、穴あきお玉を使って氷を取り除きます。細かな氷をしっかり取り除かないと、釣り糸が沈まないそうなので、丁寧に。

画像4: 穴掘りから自分で。ワカサギ釣りをプチ体験
画像5: 穴掘りから自分で。ワカサギ釣りをプチ体験

釣り糸を湖の中へ入れると、さっそく竿にクイクイという反応が。釣り糸を掴んで優しく引きあげると、見事にワカサギが釣れました! 7~8cmぐらいのかわいらしいサイズです。

画像6: 穴掘りから自分で。ワカサギ釣りをプチ体験

その後も2匹が釣れ、釣果は3匹。釣り上げた3匹をリリースして、ワカサギ釣り体験は終了です。穴をあけるところから自分の手で体験したからこそ、釣り上げた時の喜びも倍増。まさに氷上アドベンチャーと呼べるアクティビティでした。

迫力満点の駒ヶ岳を背に、七飯町特産りんごジュースで乾杯!

画像1: 迫力満点の駒ヶ岳を背に、七飯町特産りんごジュースで乾杯!

広大な湖の上をファットバイクでぐんぐん進んでいくと、大小の島々を発見。冬だからこそ近くを通ることができますが、湖上が氷結していない季節は船やボートを使って行くしかありません。これこそ、冬ならではの体験です。

ワカサギ釣りスポットから約5分、駒ヶ岳ビュースポットに到着しました。白銀の世界にどっしりと佇む駒ヶ岳は、迫力満点でしばし見入ってしまいます。

画像2: 迫力満点の駒ヶ岳を背に、七飯町特産りんごジュースで乾杯!

ここで休憩タイムです。「七飯町特産の林檎ジュース」が登場しました。七飯町産りんごのジョナゴールド・ハックナイン・ほおずりなどを使った、果汁100%のストレートジュースです。

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ガイドさんが一つひとつ氷を削って作ったアイスグラスに、りんごジュースを注ぎます。

画像3: 迫力満点の駒ヶ岳を背に、七飯町特産りんごジュースで乾杯!

「乾杯~!」キラキラと輝くアイスグラスにりんごジュース、そして後ろには雄大な駒ヶ岳が。りんごの濃厚な味わいと甘さがありつつ、後味はさっぱりとおいしい。写真映えも抜群なスポットで、最高に楽しい&おいしい思い出になりました。

画像4: 迫力満点の駒ヶ岳を背に、七飯町特産りんごジュースで乾杯!
画像5: 迫力満点の駒ヶ岳を背に、七飯町特産りんごジュースで乾杯!

さて、寒さを十分に楽しんだところで、次に用意されているプログラムは湖畔サウナ(着衣のまま)や甘酒の提供です。甘酒は、七飯産の日本酒「郷宝」の酒粕から作られるもの。冷えた体もサウナと甘酒でしっかり温められます。

道南の恵みをふんだんに堪能、ボリューム抜群のランチ

画像1: 道南の恵みをふんだんに堪能、ボリューム抜群のランチ

たくさん体を動かした後は、大沼湖からファットバイクで約10分のところにある「YUKARA Café LEAF」でランチタイムです。※ツアー開催日によってランチの店舗が異なります

画像2: 道南の恵みをふんだんに堪能、ボリューム抜群のランチ
画像3: 道南の恵みをふんだんに堪能、ボリューム抜群のランチ

木の温かみが感じる扉と優しい雰囲気の店内は、ガーデナー(庭園に携わる人)がコーディネート。店名の「LEAF」に合わせて、壁や店内のいたるところに新緑を取り入れたそう。癒される空間です。

画像4: 道南の恵みをふんだんに堪能、ボリューム抜群のランチ

こちらの人気ランチメニュー、「とろけるマスタードクリームソース チーズのせ(ライスorパン)」(1,580円)。トッピングメニューの「秘境の山わさび」(100円)も、お店のおすすめです。

北海道産の豚肉100%のハンバーグや水耕栽培で作られた道南産の野菜サラダ、程よい酸味のピクルスが添えられています。食べる直前に、レッドチェダーチーズを目の前ですりおろしてくれました。空気を含んだふわふわなチーズは、少しするととろけてクリームソースとよく絡み合います。

画像5: 道南の恵みをふんだんに堪能、ボリューム抜群のランチ

肉の旨みがたっぷり詰まったハンバーグは食べ応え抜群。豚肉本来の味を消さない絶妙なクリームソースとレッドチェダーチーズとの組み合わせは、最高のコラボレーションです。

「秘境の山わさび」を少しのせて食べてみると、味わいが一変。山わさびの香りと辛みがハンバーグの肉のコク深さを後押ししてくれ、これまた絶品です。

画像6: 道南の恵みをふんだんに堪能、ボリューム抜群のランチ
画像7: 道南の恵みをふんだんに堪能、ボリューム抜群のランチ

もうひとつの人気ランチメニュー「オニオン風味 すりおろしソース(ライスorパン)」(1,380円)もおすすめ。肉の旨みが際立つ、さっぱりしつつもコクのあるすりおろしソースがポイントです。

画像8: 道南の恵みをふんだんに堪能、ボリューム抜群のランチ

店舗の2階はゲストハウス「YUKARALEAF LODGE」になっており、最大18名の宿泊が可能。シャワールーム完備で近隣キャンプ場の利用者が、シャワールームを使うこともできるそう。

おいしいランチをお腹いっぱい食べて大満足! 出発地点の「大沼国際交流プラザ」へファットバイクで帰着し、ツアーはここで終了です。

凍った大沼湖をサイクリング、ワカサギ釣り、氷のグラスで乾杯と、特別な体験だらけの“氷上アドベンチャーツアー”。寒いからこそ楽しめるアクティビティの数々は、やり始めればきっと、夢中になってしまうはず。寒い時こそ、心を熱くさせる体験を。いまから次シーズンが楽しみです。

大沼湖ファットバイクガイドツアー

所要時間4時間
料金1名12,000円
集合9:30 大沼国際交流プラザ
催行人数2~4名
※ツアー料金には、ファットバイクレンタル代、ガイド代、カフェスポットでの体験・飲食代、ランチ代、保険料、消費税等が含まれます
※2022年度のツアーはすべて終了しました。次年度の催行を楽しみにお待ちください

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