日本航空〔釧路支店〕 鍔原(つばはら)
こんにちは、この春から釧路支店に着任いたしました鍔原(つばはら)です。
ひがし北海道の魅力をみなさまにお伝えして、たくさんのお客さまに訪れていただけるよう努めてまいります。
みなさんは北海道の広さ、イメージできますでしょうか?九州の2個分、四国の4個分よりも大きいんです!朝は函館の朝市を散策して、お昼に釧路の和商市場でお土産探し、なんて無理なのです!一概に北海道とひとくくりにしないで、ひがし北海道にぜひ注目してくださいね。
さて今回は、猛暑の夏にはピッタリな旅行先である、爽やかな気候のひがし北海道の中でイチ押しの「阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA(カムイルミナ)」をご紹介します。
KAMUY LUMINAが開催される阿寒湖温泉は、ひがし北海道を代表する温泉観光地です。阿寒湖温泉は、阿寒摩周国立公園内の北海道釧路市の北側に位置しています。阿寒湖の周囲は原生的な森林が保全されていて、その姿は大自然そのもの!!阿寒湖までの道中では、エゾシカやキタキツネなどの野生動物との遭遇も珍しいことではありません。湖には世界で唯一の大型球体マリモの原生地があることでも有名で、とても豊かな自然環境に囲まれています。
そんな大自然に囲まれた阿寒湖畔で2019年にスタートした「KAMUY LUMINA」は、北海道の先住民族であるアイヌに古くから伝わるユーカラ(叙事詩)をベースに描かれた物語。フクロウと小鳥のカケスが飢えに苦しむ人間界を救うため活躍し、カムイ(神々)の世界を目指すという体験型冒険ツアー。
阿寒湖に夜が訪れると、湖畔にアイヌの歌と音楽が流れ、神秘的な物語の入り口が現れます。
アイヌの杖をモチーフにした「リズムスティック」を持ち、いざ神秘の冒険へ出発。
森に施された美しいライティング、自然の中に溶け込むサウンド、いくつものプロジェクションマッビングで蘇るアイヌの物語。幻想的な仕掛けがちりばめられた夜の森を歩きながら、その世界観を体感できます。
国立公園では世界初となるこのエンタテイメントは、世界的なデジタルアート集団、カナダのモーメント・ファクトリーがアイヌの人々と作り上げたプログラムです。
阿寒湖畔の遊歩道、日中は阿寒湖畔エコミュージアムセンターから5分ほど歩いたところにある「ボッケ」は一見の価値あり!ボッケとはアイヌ語で「煮え立つ場所」。地下から泥が火山ガスとともに吹き出て地上に盛り上がったり、あぶくの膜を破裂されたりする様子は地球の息吹を感じざるを得ません。吹き出る泥は97度ほどにもなり、冬は50センチ以上の雪が積もるこの地域ですが、ボッケの周りは地熱が高くて雪がほとんど積もりません。湖畔の様子は、日中の散策とナイトウォークでは印象も気温も全く異なります。このギャップを感じるのも楽しみのひとつ。
阿寒湖温泉へは、たんちょう釧路空港から車で約1時間、女満別空港から車で約1時間20分、とかち帯広空港からでも車で約2時間30分。ひがし北海道にあるどの空港からもアクセスが可能な阿寒湖温泉で、蒸し暑さとは無縁の爽やかなひがし北海道の夏を体感してみてはいかがでしょうか!
最後に北海道弁で一言「蒸し暑くてあずましくないとこさ居ないで、なっまら爽やかなひがし北海道の夏を体感してみたらいいべさ!」
【KAMUY LUMINAお問合せ先】阿寒アドベンチャーツーリズム(株)
住所 | : | 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目5-20 |
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Tel | : | 0154-65-7121 |
URL | : | https://www.kamuylumina.jp/ |
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