みなさんが旅に求めるものは何でしょうか。「美しい景色」「おいしい食事」「貴重な体験」など、それぞれ求めるものがあるはずです。その中でも、「人との出会い」は旅で大切なものの一つではないでしょうか。

本記事では、旅行先に住む人と友達になったような感覚で「現地の暮らしに溶け込む旅」に連れ出してもらえる旅行サービス「TRAPOL」を使って、OnTrip JAL編集部が無人島の旅を初体験。無人島のプロであるTRAPOLの代表・森脇健吾さんに案内してもらいました。

一人で出かける旅も、友達や家族と出かける旅も楽しいけれど、旅先に詳しい人と共にその場所でしかできない体験ができたら、自分の価値観ももっと広がるはず。そんな思わず誰かにシェアしたくなるような冒険の旅に、みなさんをお連れします!

画像1: TRAPOLを使って誰かにシェアしたくなる冒険旅へ。プロに案内してもらう無人島旅行

案内人:TRAPOL 森脇健吾さん

2010年に新卒で関西電力に入社し、2018年、社内ベンチャー制度で旅行サービスを提案し、見事合格。人が出すプラスのエネルギーを感じて、自分もパワーをもらう、そうした循環を作っていきたいという思いをもとにTRAPOL合同会社を起業。

TRAPOL[トラポル] - ローカルフレンドと現地の暮らしに溶け込む旅へ

TRAPOLは旅行者と現地に住む人(ローカルフレンド)をつなげ、友達と交流しているような感覚で穴場を案内してもらえるサービス。ほかにはない体験ができる旅行プランが豊富で、ローカルフレンドはもちろん、同じ体験に参加した初対面の人とも仲が深まるなど、「旅を通じた人との出会い」が最大の特徴です。

そんなTRAPOLでは、手ぶらでOKの無人島プランが大人気! というのも、代表の森脇さんはもともと趣味だった魚のモリツキがきっかけで、数々の無人島サバイバルを体験してきたそう。自分の手で0から1を作り出したり、知恵や工夫で快適な環境を生んだりする瞬間にいいエネルギーが生まれるのではないか、という思いからサービスを提供しているそうです。

初めての船釣り。不便な場所だからこそ生まれる、人との触れ合い

今回はTRAPOLの無人島プランを日帰りで体験してきました。事前のヒアリングのうえ、TRAPOL側がぴったりな場所やプランを決めてくれました。船釣りや海のアクティビティに関心がある無人島初心者の編集部が訪れることになったのは、四国にある無人島。江戸時代~昭和初期には人が住んでいたので、伝説が受け継がれている神社も存在しているそうです。

日々の生活や仕事に追われ、なんとなく生き急いでいた毎日。初めての無人島への不安な気持ちと、未知の世界へ冒険するワクワク感が入り混じった気持ちで旅立ちました。果たして、どんな人との出会いが待っているのでしょうか?

画像1: 初めての船釣り。不便な場所だからこそ生まれる、人との触れ合い

港に集合し、旅の目的地である無人島に向けて、船に乗って出発。約15分の航海で無人島に到着するそうです。TRAPOLが無人島を楽しむための持ち物を準備してくれるので、身軽な格好で船に乗り込みます。

画像2: 初めての船釣り。不便な場所だからこそ生まれる、人との触れ合い

この日は天候も晴れで、風も無風に近く、絶好の出航日和! なかなかこういう日はないそうで、船長さんからも「ええ時に来たね」というお言葉をいただきました。

画像3: 初めての船釣り。不便な場所だからこそ生まれる、人との触れ合い

出発するとまず感じる、風の気持ちよさ。そして、少し経つと目的地の無人島が姿を見せ始めました。その島を取り囲むのは透き通った蒼い海! ここは南国……? 思わずそう感じてしまう、楽園のような風景に圧倒されました。

最初の体験は、船釣りです。無人島上陸の前に、まずは食料確保!

画像: 森脇さんとTRAPOLのスタッフの方

森脇さんとTRAPOLのスタッフの方

森脇さんいわく、釣りは竿に掛からなくても気長に待っていられる人より短気な人のほうが有利なのだそう。

画像2: TRAPOLを使って誰かにシェアしたくなる冒険旅へ。プロに案内してもらう無人島旅行

短気な人は、釣れないことに痺れを切らし、すぐに仕掛けを変更したり、場所を移動したり、行動を起こしやすい。それが釣りにおいては、功を奏することが多いんです。

楽しんだものの、1匹も釣ることができず……。悔しくてリベンジしたい! 熱い気持ちが溢れます。釣れなくても、風が吹いたら気持ちが切り替わる。そんな心が落ち着く時間でした。

画像4: 初めての船釣り。不便な場所だからこそ生まれる、人との触れ合い

食料確保に失敗しましたが、一緒に行った旅のメンバーが魚を分けてくれたので、調理していきます。

働かざるもの食うべからず! 魚をさばくスキルを持ち合わせていないので、自分ができることをやるべく、水汲み・調理器具の準備をしていきます。

画像3: TRAPOLを使って誰かにシェアしたくなる冒険旅へ。プロに案内してもらう無人島旅行

不便な場所だからこそ、自然と自分だけの役割が見つかるんです。

自分ができないことは、できる相手に任せる。その相手ができないことを自分がやる。それを繰り返していると、自分にしかできないことがどんどん増えていき、旅を一緒に過ごす人たちにも自分のことを知ってもらえます。こうした人との触れ合いも、TRAPOLで行く旅の醍醐味の一つです。

人は一人で生きていけないのは当然なので、助け合う気持ちが大切。無人島で過ごし、そのことをあらためて実感しました。もちろん、魚を分けてくれた方への感謝、魚をさばいてくれる方へ応援も忘れません。

画像5: 初めての船釣り。不便な場所だからこそ生まれる、人との触れ合い

魚をさばいていると、上空にトンビが出現。どうやら魚を狙っているようです。トンビの鳴き声だけが聴こえる自然のBGMに包まれながら、魚の実食。新鮮なうちにいただきます!

メイチダイは、マダイよりも高級魚として扱われることも多く、ぷりぷりで、甘くて柔らか! すぐ溶けるような食感です。カワハギはメイチダイより噛み応えもあって、コリコリとした食感があります。カワハギの肝と醤油を溶かした肝醤油で食べると、おいしさが全身に駆け巡ります。

さて、お腹も満たされたところで、次の体験に行きましょう。

海の上を散歩して、自然のまま残された無人島に到着!

次は、「SUP(スタンドアップパドルボード)」と呼ばれる、初心者でも楽しめるマリンスポーツを体験してみます。

ハワイ発祥の「SUP」は、サーフボードより少し大きい板に立って、パドルを手に持ち、自分で漕いで進む、海の上を散歩するような体験が楽しめるアクティビティです。

画像1: 海の上を散歩して、自然のまま残された無人島に到着!

こちらも初体験なので、森脇さんにレクチャーしていただき、水面に降り立ちます。最初は膝立ちから始め、水を漕ぐ感覚を掴むことから覚えます。すると、体が覚えていって、初心者でもすーっと水面を漕いでいくことができました。

水面散歩は貴重な体験で、心がリセットされていくのを感じます。この日は無風だったため、聞こえるのはささやかな波の音のみ。心身の健康を保つには、こうした時間が大事だなと感じました。

画像2: 海の上を散歩して、自然のまま残された無人島に到着!
画像3: 海の上を散歩して、自然のまま残された無人島に到着!

漕ぐスピードも自然と上がります。水面を進み、自然が残る無人島の砂浜に上陸しました。

画像4: 海の上を散歩して、自然のまま残された無人島に到着!

島に到着した瞬間に後ろを振り向くと、目の前に広がる鮮やかなグラデーションの海。目に入ってくるものが日常からかけ離れていて、処理しきれないほどの新鮮さを感じました。

画像5: 海の上を散歩して、自然のまま残された無人島に到着!

島の奥深くに進むとほとんど人の手の入っていないような緑が広がっていて、植物の種類も豊富でした。島全体が自然のまま残されており、人工物が見当たりません。

江戸の絵巻物に描かれているような、大きな樹木たち、踏み荒らされていない自然、砂浜に残っているイノシシの足跡。ここは本当に令和? 江戸時代にタイムスリップした? そう感じてもおかしくないような空間が、そこには広がっていました。

画像6: 海の上を散歩して、自然のまま残された無人島に到着!

家庭や学校、仕事の作業に追われていると、「のんびりする時間はできるだけ削って、あの宿題も、あの仕事もしなくては……」と感じることがあるかもしれません。でも、思い切って「何もしない」を楽しめる場所に来てのんびりすれば、こんなにもリフレッシュできるのだと身をもって体感しました。

画像5: TRAPOLを使って誰かにシェアしたくなる冒険旅へ。プロに案内してもらう無人島旅行

無人島では今この瞬間を感じることができるはずです!

他にも、海水を蒸留して飲み水を確保したり、キャンプ体験をしたり、日が暮れてからの景色の変化を見つめたり……と、TRAPOLで行く無人島の旅はまだまだ内容盛りだくさん。ここからは、ぜひご自身の五感でお楽しみください!

画像7: 海の上を散歩して、自然のまま残された無人島に到着!

無人島の冒険は、人生を豊かにし、成長させてくれる貴重な体験に

無人島のプロである森脇さんに案内してもらった、初めての無人島の旅。大自然の中で過ごしたこの旅行を通じて、「人との出会い」が旅の醍醐味であることをあらためて実感しました。不便な環境だからこそ、初めての人とも協力しあっていい時間を作っていくことができ、自分自身の可能性を再認識できる機会に。この無人島の冒険は、人生を豊かにし、成長させてくれる貴重な体験となりました。

今回は初心者向けでプランを組んでもらいましたが、TRAPOLでは行きたい場所や体験してみたいことに応じて、沖縄や奄美島などを含め10カ所以上ある無人島のなかからぴったりな場所を選んでくれるそう。もっとサバイバルをしてみたい人には、持ち物なしで無人島に漂流するプランも。刺激的な体験ができそうです。

「時間がない!」と日々を焦っているときこそ、立ち止まって今後について考える時間を作ることが、長い目で見たら遠回りではなく、近道になることもあるはず。TRAPOLでは、無人島以外にもさまざまな現地に住む人と友達になって一緒に旅ができるプランを提供しています。ぜひ、気になるプランを見つけて、新しい出会いが見つかる旅を体験してみてくださいね。

画像6: TRAPOLを使って誰かにシェアしたくなる冒険旅へ。プロに案内してもらう無人島旅行

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