四国東端にある徳島。恵まれた自然環境が、生産量日本一のすだちや、ブランド地鶏の阿波尾鶏(あわおどり)といった数々の名産品を生み出しています。そんな同県が誇る食の魅力を楽しむコラボレーションディナーが、2023年2月26日、人気レストラン「俺のフレンチ グランメゾン 大手町」で開催されました。

豊かな文化や自然も魅力。多彩な美食を生む徳島の旅へ

ディナーイベントでは徳島の美食な一面に触れましたが、ほかにも見どころはたくさん。ここからは、実際訪れた際におすすめの文化芸術スポットと、風光明媚なリゾートホテルをご紹介します。

世界中の名画が原寸大で再現された「大塚国際美術館」

画像1: 世界中の名画が原寸大で再現された「大塚国際美術館」

「旅するメーカーズディナー」でも登場した、鳴門市にある「大塚国際美術館」。古代壁画から現代絵画まで、世界26カ国190余の美術館が所蔵する約1,000点の西洋名画が、特殊技術により陶板で原寸大に再現されています。

画像2: 世界中の名画が原寸大で再現された「大塚国際美術館」

約4kmにもおよぶ鑑賞ルートには、古代遺跡や礼拝堂を現地空間そのままに再現した環境展示や、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、モネ、ゴッホ、ピカソなどの名画を、美術史の変遷に沿って並べた系統展示、古今の画家たちが描いた代表的な作品を、時代を超えてテーマごとに展示したコーナーなど、見どころが満載。日本に居ながらにして、世界中の美術館を訪れたような体験ができる独自性が、「大塚国際美術館」の特徴です。

大塚国際美術館

住所徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
電話088-687-3737
開館時間9:30~17:00(入館券の販売は16:00まで)
休館日月曜(祝日の場合は翌日)、1月は連続休館あり、その他特別休館あり、8月は無休
webhttps://o-museum.or.jp/

日本最大級の登り窯や陶芸体験などが楽しめる「森陶器」

画像: 日本最大級の登り窯や陶芸体験などが楽しめる「森陶器」

鳴門市の大麻町大谷で、約240年以上の間受け継がれる陶器が大谷焼です。「旅するメーカーズディナー」でも採用されていました。安永9(1780)年、文右衛門という九州生まれの焼物職人が大谷村を訪れ、初めてロクロ細工を披露。それを見た庄屋の森是助が素焼き窯を築き、焼物を作らせたことが起源です。

数ある窯元のなかでも有名なのが、森陶器。国の有形文化財に登録されている登り窯は火が上に登っていくよう設計されたもので、奥行き7.4mに幅2.8mと、日本最大級のサイズを誇ります。また、同窯では水琴窟(すいきんくつ)の幻想的な音を楽しめるのも特徴。工房では作陶や絵付体験を実施しており、世界でひとつのオリジナル作品を手掛けることもできます。

森陶器

住所徳島県鳴門市大麻町大谷字井利ノ肩24
電話088-689-0022
営業時間月~土曜 8:30~17:00
日曜 9:30~16:30
定休日工房は日曜休み(見学不可)
webhttps://morigama.jp/

オーシャンビューの館内で徳島の美味と文化を満喫できる「アオアヲ ナルト リゾート」

画像: オーシャンビューの館内で徳島の美味と文化を満喫できる「アオアヲ ナルト リゾート」

瀬戸内海国立公園内にある南欧風ホテルが「アオアヲ ナルト リゾート」です。客室は13タイプと多彩で、208室すべてがオーシャンビュー。昼間は陽光が反射しきらめく海を眺めながら、夜は打ち寄せる波音に耳を傾けながら寛ぎの時間を過ごせます。

お風呂は美人の湯として名高い天然温泉。アロマ&タラソテラピーサロンでは、壮大なロケーションのもと日常から開放され心身ともに癒されます。また、館内にある4つのレストランでは、鳴門の郷土食、会席、炭火焼き、フレンチなどを楽しめ、徳島最大の祭り「阿波踊り」を館内で開催するなどアクティビティも充実。美しい景色とともに、徳島の美味や文化を楽しめるのが同館の魅力です。

アオアヲ ナルト リゾート

住所徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛16-45
電話088-687-2580
webhttps://www.aoawo-naruto.com/

徳島のご馳走は、緑あふれる大地と海と太陽の恵みが育んだ贈り物。現地を訪れ豊かな文化や自然に触れれば、きっとその神髄に気付くことでしょう。ぜひ徳島の食とともにその地の魅力を堪能する、思いおもいの旅行を楽しんでください。

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※2023年3月10日に一部内容を更新いたしました

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