博物館、ワークショップ、グルメ。町の魅力を凝縮した観光拠点「阿波海南文化村」
DMV運行の出発点となるのが、このホールや会議室を備えた総合文化施設。博物館もあり、阿波国を代表する「海部刀」や「大里出土銭」などを展示するほか、兜・陣羽織の着用体験やVRコーナーも。また、工芸館では木工体験や藍染めのマスク作りなどワークショップメニューが豊富。
三幸館の飲食スペースでは、東京の「阿波や壱兆」監修の特製半田そうめんや特製ソフトクリームが味わえ、物産コーナーでは町の特産品のほか、「DMVカレー」や「DMV組み立てモナカ」などのDMVにちなんだ新しいお土産も販売しています。観光の拠点としてお立ち寄りください。
阿波海南文化村
住所 | : | 徳島県海部郡海陽町四方原杉谷73 |
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電話 | : | 0884-73-3100 |
営業時間 | : | 8:30~17:15 |
定休日 | : | 月曜(祝日の場合はその翌日) |
web | : | https://www.town.kaiyo.lg.jp/bunkamura/ |
「道の駅宍喰温泉」で、のんびりテレワーク
DMV停留所である「道の駅宍喰温泉」の館内には、情報コーナー、観光案内所、列車「しおかぜ」やDMVが快走する巨大ジオラマ、産地直売所「すぎのこ市場」が。売店では地元の特産品やDMVオリジナルグッズなどのお土産を販売しています。
2階には、巨大ジオラマのミニトレインを操作できる運転台も設置。また、ソファやUSBポート付きのコンセントを設置したカウンターも整備されています。併設された温泉施設で湯治を兼ねて、テレワークはいかがでしょうか。
道の駅宍喰温泉
住所 | : | 徳島県海部郡海陽町久保字板取219-6 |
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電話 | : | 0884-76-3442 |
営業時間 | : | 9:00~18:00 |
定休日 | : | 年中無休 |
web | : | https://www.skr.mlit.go.jp/road/rstation/eki/to03_shishikui.html |
海遊びなら「マリンジャム」へ。お子さまもご一緒に
マリンレジャーの拠点からは、さまざまなアクティビティが楽しめます。SUPやシーカヤックのほか、船内の窓から海の様子が眺められる海中観光船ブルーマリン号も運航中です。
また、「島のちいさな水族館」の館内には、2m水槽をはじめ、円柱水槽、干潟水槽、テラリウム水槽、タッチプールを設置。水槽の高さは、子どもの目線の高さ(地面から60cm)にこだわり、スタッフがすべて手作りしたのだとか。ご家族でお楽しみいただけます。
マリンジャム
住所 | : | 徳島県海部郡海陽町宍喰浦字竹ケ島28-45 |
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電話 | : | 0884-76-3100 |
営業時間 | : | 8:30~17:00 |
定休日 | : | 火曜 |
アクセス | : | 徳島南部バス停留所「竹ケ島」 |
web | : | https://marine.kaiyo-kankou.jp/index.php/en/ |
四国が誇る勇壮な名瀑「轟の滝」
日本の滝百選のひとつに数えられる名瀑であり、四国一の大滝との呼び声も。水落の音から名付けられた「轟の滝」の勇壮さは圧巻です。威風堂々とした様子を、トレッキングを兼ねて見ておきたいものです。清流海部川に水源を持つ「轟渓流」には、二重の滝・横見の滝など「轟九十九滝」と呼ばれる大小さまざまな滝があります。
また、滝の近くには400年以上の歴史を誇る轟神社が。風情ある社殿では、毎年11月になると例大祭が開かれるなど、地元に根付く信仰の要でもあるのです。
轟の滝
住所 | : | 徳島県海部郡海陽町平井字王余魚谷 |
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アクセス | : | 町営バス停留所「轟神社」 |
ウミガメも訪れる白のロングビーチ「大里松原海岸」
全長3kmにも及ぶ海岸は、日本の白砂青松100選に選ばれるほどの美しさ。太平洋側になだらかな弧を描くように伸びる砂浜と並走するように、松原が繁ります。アカウミガメの産卵地としても有名。
毎年5月から8月にかけての産卵期には、運が良ければ産卵中のウミガメを見ることができるかもしれません。
大里松原海岸
住所 | : | 徳島県海部郡海陽町大里松原 |
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アクセス | : | 町営バス停留所「海陽中学校」 |
DMVを活用した海陽町の旅は、ここだけの体験
海陽町は、その名前が示す通り、太陽と美しい海が魅力の土地です。自然と人が共創した観光スポットは多彩であり、食の魅力も備えます。世界初となるDMVは、新しい交通手段であると同時に、海陽町の新たな魅力といえそうです。
ちなみに各駅や停留所からは、「PiPPA」というシェアサイクルがご利用いただけます。DMVを活用しながら巡る旅は、海陽町でしかできない体験になることでしょう。
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