旅の始まりと終わりに、いつもそこにいてくれるJALのスタッフたち。その颯爽とした姿や笑顔の裏には、試行錯誤を重ねながら辿り着いた、とっておきの「お仕事必需品」があります。グランドスタッフ、パイロット、客室乗務員、グランドハンドリングスタッフの4名に、バッグの中身とそれにまつわるエピソードを聞きました。

今回お話を聞いたJALスタッフ4名

画像1: 仕事で絶対使うモノは?JALスタッフのお仕事必需品を大調査!

三隅さん|JALスカイ グランドスタッフ(現・総務部所属)

チェックイン業務やゲートハンドリングをはじめ、海外航空会社のハンドリングも担当。2023年1月に転職入社。

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岩佐さん|日本航空 パイロット(エアバスA350型機 副操縦士)

2020年入社。大学でライセンスを取得したのちに入社し、ボーイング767型機からエアバスA350型機への移行訓練を経て現職。

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堤さん|日本航空 客室乗務員

2019年入社、国内線・国際線ともに乗務する8年目の客室乗務員。4勤2休のスケジュールで日々フライトに臨む。

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近藤さん|JALグランドサービス グランドハンドリングスタッフ

2024年9月、中途入社。手荷物の搭載・降載をメインに、ブリッジ接続なども担当する2年目スタッフ。

グランドスタッフ・三隅さんのお仕事必需品

画像1: グランドスタッフ・三隅さんのお仕事必需品

空港でお客さまが最初に出会うのが、グランドスタッフ。チェックインカウンターや搭乗ゲートはもちろん、ラウンジ対応やVIPのアテンドまで、その日のアサインによって担当業務は日々変わります。さらに悪天候など、思いがけないイレギュラーへの対応力も必須です。そんな目まぐるしい現場でも、いつも笑顔で、丁寧に対応するグランドスタッフ・三隅さんのバッグの中には、時間との闘いを支える工夫が詰まっていました。

画像2: グランドスタッフ・三隅さんのお仕事必需品

アンチョコ(手書きの業務メモ帳)

三隅さんの必需品No.1が手作りのメモ帳。使い込まれたページには手順のメモや手書きの追記がびっしり書き込まれています。

「規定が変わるたびに加筆・修正するので維持管理の手間はかかりますが、不安な時の安心材料として手放せないアイテムです。これまで特に役立ったのが、搭乗当日のアップグレード対応の場面。手順を間違えると別のスキル保持者を呼ぶことになり、お客さまを余分にお待たせしてしまうことになります。でも、このメモがあったので、スムーズに対応することができました」

定規

胸ポケットに収まるコンパクトな定規。その用途とは、段ボールの封を開けること。搭乗券のロールや荷物タグ、プライオリティタグなど、業務で使う消耗品の多くは段ボール箱に入って倉庫から補充されます。

「空港内のセキュリティ上、はさみは持ち込めないため、定規で封を切るのがグランドスタッフ流。こうした縁の下の補充業務も、スムーズな搭乗案内を支える大切な仕事の一つです」

絆創膏

時間勝負の中、段ボールや紙を扱うため、指を切ってしまうことも多いグランドスタッフの業務。

「そうした手先でお客さまの搭乗券を汚してしまっては大変です。すぐに対処できるよう、絆創膏はケースに入れて常に常備しています」

iPadとイヤホン(有線+ワイヤレスの2種)

グランドスタッフの現場に欠かせないのがiPad。お客さまの情報や特別対応が必要な方の共有、社内チャットでの情報確認など、あらゆる業務情報がここに集約されています。

「すべてのフライトのお客さまが対象になるので、常に注意を払っておく必要があります。iPadとあわせて使うのが2種類のイヤホン。iPad以外にも業務中に使用する機器があるため、用途に応じて使い分けています。有線タイプはお客さまに話しかけられた時にすぐ対応できるよう、片耳タイプを愛用しています」

画像: iPadとイヤホン(有線+ワイヤレスの2種)

ヘアケア用品(ヘアスプレー・スティック整髪料)

JALというブランドを背負っている意識から、身だしなみには特に気をつけているという三隅さん。ヘアスプレーとスティック整髪料をセットで持ち歩き、前髪や後れ毛のセットに使っています。

「セキュリティエリアへの持ち込みには液体の容量制限があるため、整髪料はすべて100ml以下のコンパクトサイズであることもポイントです。また、ヘアピンやヘアネット、予備のストッキング、アルコール除菌スプレー、マスクなどそのほかの身だしなみグッズもポーチにまとめて常備しています」

お仕事バッグ

画像1: お仕事バッグ

ポケットが多い黒のハンドバッグを愛用。セキュリティ検査があるため、大きさよりコンパクトさを重視して選んでいるとのこと。

「目まぐるしく状況が変わる空港の現場では、必要なものをすぐ取り出せることが、そのままお客さまへのスムーズな対応につながります。ポーチには細かいものを、外ポケットにはイヤホンや文房具類を入れるなど、自分なりのルールで整理しています」

パイロット・岩佐さんのお仕事必需品

画像1: パイロット・岩佐さんのお仕事必需品

パイロットの颯爽とした姿に憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。しかしその仕事の実態は、フライト前のブリーフィングから機体の外部点検、キャプテンとの綿密な意思疎通、そしてキャビンクルーとの連携まで、多岐にわたります。「毎回のフライトで何か一つ発見を」と常に学び続ける姿勢を持つ岩佐さんのバッグの中には、安全運航へのこだわりと、空を愛するパイロットならではのアイテムが並んでいました。

画像2: パイロット・岩佐さんのお仕事必需品

個人作成の各空港資料

各空港のアプローチ時の注意点や特性を自分でまとめた手書きのファイル。資料はiPadに集約している人も多い中、「紙が好きな人間なので」と笑う岩佐さんの、アナログへのこだわりも垣間見えます。

「実は空港ごとに、その立地や地形によってアプローチの難しさはまったく異なります。例えば熊本空港は周囲を山に囲まれており、羽田のランウェイ22では着陸時に独特の浮き上がる感覚があるなど、実際に飛んでみなければわからない特性が各地に存在します」

そうした経験から得た気づきを書き足し、ファイルは岩佐さんだけの「空港攻略ノート」へと育っていきます。フライト前の確認はもちろん、上空で時間が許せばページをめくることも。

「雲の中ではどこに何があるか知っておかないと危険。安全に直結する大切な資料です」

サングラス

上空では太陽光が強烈なため、サングラスは欠かせないアイテム。ヘッドセットに当たるのが気になる人は、テンプル(つる)が細いものを選ぶなど、こだわりも人それぞれのようです。

「いかにもパイロット風のティアドロップ型より、普段使いしやすい形を選んでいます。またしっかりと日差しを避けられるように、レンズの色は濃いめです」

眼鏡2本

岩佐さんのライセンスには「眼鏡着用」の条件が付いており、常用眼鏡と予備眼鏡の計2本を常に携帯しています。

「普段はコンタクトなので使うことはほぼないですが、万が一の時のために、予備も必ず持ち歩いています。どんな時も万全の備えをしておくことが、マイルールです」

飛行機シール

パイロットが持ち歩いている飛行機シールは、空港で出会った小さなお子さまに手渡しています。制服姿のパイロットを見かけた時は、声をかけるともらえるかもしれません。

「つい先週もお子さまに声をかけてもらいました。一緒に写真を撮って、手を振って見送っていただけて。本当に嬉しかったです。この仕事ならではの特権だなと思う瞬間です」

※この飛行機シールは運航の安全確保、時間管理などを十分考慮した上で、余裕がある時にお配りしているものです。

ウェットティッシュ

東南アジアへの乗務が多かった前機種時代の経験から、持ち歩くようになったアイテム。

「ローカルな店が好きで、ステイ先の楽しみの一つになっています。露店などではテーブルや椅子が汚れていることも。さっと拭けるものがあると便利です」

画像: ウェットティッシュ

フライトログブック

毎フライトの記録を書き留め、最後にキャプテンのサインをもらうフライトログブック。パイロットの「履歴書」ともいえる、キャリアそのものが詰まった大切な一冊です。岩佐さんは現在2冊目で、機長ともなると10冊目に達することもあるといいます。

「パイロットのキャリアそのものが刻まれた、かけがえのない一冊です。大げさかもしれませんが、いざという時も手放したくないと思うくらい、大切にしています」

ライセンス

パイロットとして航空業務に従事するためのライセンスは、お客さまを乗せて飛ぶための事業用ライセンス、乗れる機種を示すもの(岩佐さんの場合はボーイング767型機とエアバスA350型機の両方が記載)、英語のライセンス、無線のライセンス、身体検査証明書……と、複数枚あり、全てケースに収めて常備しています。

「絶対にカバンから出さない、というのが自分のルールです。忘れたら飛べませんし、多くの方にご迷惑をおかけしてしまいますから。常に持ち歩くことで、万全の準備が整うと思っています」

懐中電灯

エアバスA350型機に移行してから購入した懐中電灯。エアバス機では着陸操作をしない側のパイロットが離陸前の機体外部点検を担当するため、副操縦士も自ら機体の外を歩いて確認します。

「実際にこの点検で不具合が見つかることもあります。万全の状態で飛び立てているという安心感につながります」

外部点検用帽子

外部点検の際、エンジンオイルや燃料が目に入るリスクを防ぐための帽子。専門知識を持ったパイロット自身の目による確認が、安全運航の最後の砦となっています。

iPad

マニュアル類、空港のチャート、アルコール検査アプリ、勉強用のノートまで、パイロットの業務に必要なあらゆる情報が詰まったiPad。以前は全て紙で管理していたそうですが、現在ではiPadに集約するように。

「天気の勉強、緊急時の対応手順、お客さまの非常口座席への案内ルールなど、学ぶべき内容は常にアップデートするようにしています。副操縦士として機長の判断をより良く支えられるよう、知識は常に更新していかないとと思っています」

パイロットウォッチ

画像: パイロットウォッチ

岩佐さんが仕事中に欠かさず身につけるパイロットウォッチは、初めてライセンスを取った時に家族からお祝いに贈られたもの。

「パイロットは国際基準の時刻(UTC=協定世界時)を使うため、外側にロンドン時間、内側に日本時間が表示できる2時間帯対応の機能が付いています。フライトタイムの管理もUTCで行うので、この時計は仕事に欠かせません」

お仕事バッグ

画像2: お仕事バッグ
画像3: お仕事バッグ

岩佐さんが愛用するのは、リモワの2輪キャリーケース。

「荷物をあれもこれも持っていきたい派なので、キャリータイプを選んでいます。コックピットの座席横のすぐ手の届く場所に置いて使うため、上から開けやすいものが便利です。内部には仕切りを設けて書類スペースを確保するなど、機能的に使いこなしています」

客室乗務員・堤さんのお仕事必需品

画像1: 客室乗務員・堤さんのお仕事必需品

機内でこまやかなサービスを届け、いつも美しい身だしなみで乗客を迎える客室乗務員。その仕事は、お客さまの安全を守る保安要員としての役割から、食事や飲み物のサービス、誕生日の方へのサプライズまで、実に幅広いものです。国内線では1日最大3便のフライトに携わり、出会うお客さまも、共に乗務する仲間も入れ替わる中で、常にベストのサービスを届け続けている堤さん。そのバッグの中身は、まさに“空の上のオフィス”でした。

画像2: 客室乗務員・堤さんのお仕事必需品

付箋

実は機内でとても活躍するアイテムの一つが付箋。「付箋を持っている乗務員はほぼ全員だと思います」と堤さん。

「毎フライト、メンバーの担当エリアや座席が記された『アロケーションチャート(配置表)』を胸ポケットに入れて乗務するのですが、そこに付箋を数枚貼り付けておくことで、お客さまの情報や引き継ぎ事項をすぐ共有することができます。またギャレー(調理スペース)に貼って乗務員全員へ情報共有する際にも付箋が役立ちます」

ノック式の黒マーカーペン

メモは基本黒のマーカーペンで。

「ボールペンでは細くて目立たないため、マーカーが活躍します。ノック式であることにも理由があり、急いでいる時にキャップを外すワンアクションが省けますし、片手がふさがっていてもサッと使えます」

メッセージカード・シール・カラーペン

お誕生日のお客さまにはバースデーカードを、航空機ファンのお客さまには今日のフライトの高度や飛行時間を書き込んだ搭乗証明書をお渡しすることも。シールやカラーペンで彩りを添えたオリジナルのカードは、大切な旅の思い出にもなります。

「お渡しした時に喜んでくださるお客さまのお顔が、私たちへのご褒美です。かつてお客さまのフライトログブックを預かって記入した際、数ヶ月前のページに自分の名前を見つけて驚いたことも。再会したお客さまとの会話が弾んだ、嬉しい思い出です」

画像: 文具類は100円ショップで見つけたポーチにまとめて。「ポケットがたくさんついているので細かいものも収納しやすいんです」(堤さん)

文具類は100円ショップで見つけたポーチにまとめて。「ポケットがたくさんついているので細かいものも収納しやすいんです」(堤さん)

保湿アイテム(フェイスミスト・ハンドクリーム・ネイルオイル)

機内の乾燥は美容の大敵。顔はもちろん、食品を扱うため手指消毒を頻繁に行う分、指先の乾燥が特に気になるといいます。堤さんが常備するのがミスト化粧水。多くの客室乗務員仲間も愛用していると言います。

「お客さまの目につきやすい手先は、キッチンに戻ったタイミングで、こまめにクリームやオイルで保湿しています。休憩明けには、フェイスミストをシュッとひと吹き。ミストが細かいのがお気に入りです。また香りがいいものを選ぶとリフレッシュにもなります」

携帯用衣類クリーナー(コロコロ)・携帯用靴磨きシート

常に身だしなみに気を遣う客室乗務員が常備するのが、衣類クリーナーと靴磨きです。

「出発前、コロコロしている乗務員をよく見かけます。これはコンパクトサイズなので、バッグにも携帯しやすく、ステイ先でも活躍します。また、足元の清潔感もとても大切なので、靴磨きシートでいつでもさっとケアできるようにしています」

画像: 携帯用衣類クリーナー(コロコロ)・携帯用靴磨きシート

折りたたみステープラー・フラッシュライト・小さな鏡

キーホルダーにまとめられているのは、堤さんの「3種の神器」。

「機内販売の売り上げ帳票など、紙の書類をまとめる場面ではステープラーが活躍します。フラッシュライトは、全乗務員の必携品。保安業務の他にもお客さまの荷物や落とし物を探すのに役立ちます」

JALオリジナルの小さな鏡は、その名も「CAミラー」。JALの客室乗務員は必ず携帯しているもので、一般向けに販売もしています。

「身だしなみチェックだけでなく、非常用機材の確認にも役立ちます」

バインダー

机がない機内で書類を書いたり、メッセージカードをしたためたりする際に活躍するのがバインダー。持ち歩いている乗務員も多いそうです。

「机のようなスペースがない機内では、立ったままメモを取ることも多いので、バインダーがあるととても便利です。乗務員の間でも持っている人が多いアイテムの一つです」

湯たんぽ

国際線では乗務員が交代で休憩を取りますが、機内では少し寒さを感じることも。

「先輩に相談すると、フランクフルトのドラッグストアで売っている子ども用湯たんぽを教えてもらい、以来愛用しています。湯たんぽはお湯を入れるだけで手軽ですし、可愛いものを持つと仕事のモチベーションが上がります」

カーディガン(デッドヘッド勤務用)

カーディガンは防寒対策だけではなく、急な「デッドヘッド」の備えでもあります。

「デッドヘッドとは、乗務のための移動としてお客さまと同じ客席に座って搭乗する勤務形態のことで、その際は制服のスカーフを外してカーディガンを羽織ります。もし機内でカーディガン姿の客室乗務員を見かけたら、デッドヘッド勤務中かもしれません」

マッサージボール

長時間の立ち仕事で疲れた足をケアするため、休憩中に活用しているのがマッサージボール。

「もともとピラティスのレッスンで使っていたもので、足裏に転がしたり、ふくらはぎをほぐしたりと、コンパクトながら全身に使えます。ステイ先でのケアグッズとしてもおすすめです」

お仕事バッグ

画像4: お仕事バッグ

大容量・軽量で、スーツケースのハンドルに固定できるベルト付きのボストンバッグ(現在3代目)を愛用。

「先輩から教えてもらって以来、同じものを選び続けているほどのお気に入りです。制服のシワを防ぐためにも余裕のあるサイズを選び、中はバッグインバッグとポーチで文具類・コスメ類に分類しています。小物の場所を決めておくと、急いでいてもすぐに取り出せます」

グランドハンドリングスタッフ・近藤さんのお仕事必需品

画像1: グランドハンドリングスタッフ・近藤さんのお仕事必需品

飛行機が無事に離着陸するためには、空港の地上で黙々と働くスタッフたちの力が欠かせません。グランドハンドリングスタッフの仕事は多岐にわたりますが、近藤さんが担うのは主にお客さまの手荷物・貨物の搭載と降載、そしてボーディングブリッジ(搭乗橋)の接続です。飛行機が到着してドアが開くまで、そして再び滑走路へと向かうまで。限られた時間の中で、数百個の荷物を素早く、かつ丁寧に積み下ろしする——そんな職人技を1日5〜7便こなす近藤さんが日々身につけているのはこんなアイテムです。

画像2: グランドハンドリングスタッフ・近藤さんのお仕事必需品

イヤーマフ型の耳栓

エンジンのそばで作業する事が多く、騒音対策が欠かせません。会話が必要な際にすぐに外せる、着脱のしやすさもポイントです。

「長年この仕事を続けると耳が聞こえにくくなることもあると上司から聞いています。今は大丈夫でも、将来のために必ず着けるようにしています」

保護具(ヘルメット・軍手・蛍光ベスト)と制服のつなぎ

ヘルメットで頭部を、軍手で手を保護。車両と機材をつなぐ際に指を挟むリスクがあるため、軍手は安全上欠かせません。夜間の外作業では蛍光ベストで視認性を確保します。

「飛行機や車両が行き交う場所での仕事なので、こうした防護アイテムが必須です。また、グランドハンドリングスタッフは通常仕事中にバッグを持ち歩きません。それは安全上の理由から。飛行機の中に荷物を落としてしまうと、保安上のリスクとなりかねません。だからこそ制服のつなぎが大活躍で、笛・無線機・社員証・ランプパス(エプロン内への入場証)を取り付けるクリップやホルダーが各所に備わっており、まさに制服がバッグ代わりです」

画像: 笛はいつも肩のフックに装着。制服に身につけることで、落とす心配もない

笛はいつも肩のフックに装着。制服に身につけることで、落とす心配もない

車両や機材を誘導する際に使う笛は、グランドハンドリングスタッフの象徴的なアイテム。荷物を搭載するベルトローダーを機体から離す際や、狭いスポット内でバックする際に誘導者が笛で合図を送り、安全に業務を行えるようにしています。

無線機とiPad

担当フライトの変更やスポット(駐機場所)の情報、手荷物の個数や貨物の内容など、現場で必要なあらゆる情報はタブレットに集約されています。また、チームとのリアルタイムな連携に欠かせないのが無線機です。

「iPadで、自分が今日何便を担当するのか、どこのスポットに行けばいいのかをチェックします。グランドハンドリングの仕事は常にチームで動いています。誰がどこにいて、今どういう状況かを、iPadや無線で常に共有しながら動くことが不可欠です」

メモ帳とペン

画像: メモ帳とペン

無線で指示が来た時、すぐ書き留められるよう胸ポケットにはメモ帳とペンを常備しています。

「タブレットも持ち歩きますが、手荷物の個数や担当便、スポットの場所など、無線で連絡のあった内容をさっと書き留めておくには、デジタルより紙の方が断然速いです」

荷物への、見えないこだわり

普段当たり前のように、荷物を預け受け取っていますが、そこには近藤さんたち、グランドハンドリングスタッフの見えないこだわりが詰まっています。

「コンテナに積む際は必ず取っ手を取り出し口に向けて、到着地のスタッフが取り出しやすいように配慮しています。また、軽いものを上に、重いものを下に積むのはもちろん、お客さまの大切な荷物が潰れたり傷ついたりしないよう、テトリスのように丁寧かつ効率よく詰めていくのは職人技のようなもの。お客さまの大切な荷物をお預かりしているので、日々緊張感を持って仕事にあたっています」

今回見せてもらったバッグの中身には、一人一人のスタッフが試行錯誤を重ねながら辿り着いた、仕事への向き合い方が詰まっていました。次にJALをご利用いただく際には、ぜひスタッフの胸ポケットや手元にもそっと注目してみてください。あなたの旅を安全で心地よいものにする、小さなこだわりがきっと見つかるはずです。

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