旅行の楽しみのひとつといえば、ご当地グルメですよね。その土地の古き良き伝統の味を守り続ける老舗グルメを巡る一方で、新しい風を取り入れた最新グルメも続々登場し、話題を呼んでいます。この連載では、その土地に訪れたらぜひ食べていただきたい、伝統の老舗グルメと最新グルメをご紹介します。

川沿いでゆったりと牡蠣を楽しむ「レモン&オイスターガーデン SANGO」

画像1: 川沿いでゆったりと牡蠣を楽しむ「レモン&オイスターガーデン SANGO」

中区橋本町の京橋エリアにある観光スポット「京橋川オープンカフェ」の一角にオープンした「レモン&オイスターガーデン SANGO(サンゴ)」。水の都とも呼ばれる広島らしく、川沿いでゆったりと楽しめるイタリアンバルです。

画像2: 川沿いでゆったりと牡蠣を楽しむ「レモン&オイスターガーデン SANGO」

ガラス張りで陽の光が入る明るい店内はテーブル席が22席。テラスも完備され、ハレの日は風が心地よく特別感たっぷりの空間です。

画像3: 川沿いでゆったりと牡蠣を楽しむ「レモン&オイスターガーデン SANGO」

乾杯は「オイスターシティ ペールエール / 広島クラフト」(税込1,100円)。製造過程で牡蠣の殻を使用することで牡蠣殻に含まれるミネラル分が溶け出した、まろやかな口当たりのビール。さっぱりしていて飲みやすく、美味しい~。

画像4: 川沿いでゆったりと牡蠣を楽しむ「レモン&オイスターガーデン SANGO」

ビールにあわせる逸品は、広島の名物「コーネ炙り」(税込980円)。薄切りなのに弾力があり噛むとじゅわっと旨みが広がって、黒コショウとレモンのアクセントが絶妙。コラーゲンやゼラチンも豊富なので女性にも大人気のメニューなんです。

画像5: 川沿いでゆったりと牡蠣を楽しむ「レモン&オイスターガーデン SANGO」

「ウニホーレン 黄身のせ」(税込920円)。バターで炒めたほうれん草と雲丹、そこに角切りのベーコンが加わって食べ応えもアップ。とろ~り卵黄を絡めて、バゲットに乗せてパクっといただきましょう。濃厚な卵黄のコクを感じながらも、バターの風味や雲丹の存在感も負けていません!

画像6: 川沿いでゆったりと牡蠣を楽しむ「レモン&オイスターガーデン SANGO」

あわせるお酒はなんと日本酒。10度という敢えて低アルコールに仕上げた「蓬菜鶴~焼きがきに一途な純米酒~」(1合税込1,000円)。ほんのり香ばしく、フルーティーで爽やかな美味しさを感じます。

画像7: 川沿いでゆったりと牡蠣を楽しむ「レモン&オイスターガーデン SANGO」

そして欠かせない生牡蠣です! 「生牡蠣の盛り合わせ4個(真牡蠣)」(税込2,300円)をオーダーすると季節ごとに産地別で厳選された生牡蠣が楽しめますよ。
この日のラインナップは、広島「内海」・北海道「仙鳳趾」・徳島「鳴門」・兵庫「相生」の4種類。大きさも味わいも違い、それぞれの旨みの食べ比べが至福…!

ランチ、ディナーで雰囲気の変わるお店の表情を楽しめるイタリアンバル。広島ならではの料理やお酒を美しい景色と共に過ごして、ゆっくりとした時間の流れに癒されましょう。

レモン&オイスターガーデン SANGO

住所広島県広島市中区橋本町11
電話082-222-5520
営業時間月、火、木、金、祝前日: 11:30~15:00 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30) 17:30~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
土: 11:30~23:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:00)
日、祝日: 11:30~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
定休日不定休
webhttps://www.instagram.com/nakamuraya.sushi_izakaya/

趣ある和空間で名物牡蠣と穴子飯を堪能「かき傳」

画像1: 趣ある和空間で名物牡蠣と穴子飯を堪能「かき傳」

広島駅から徒歩5分の場所にある「かき傳」は、創業四十年の老舗郷土料理店。牡蠣料理はもちろん、地元でも人気の穴子飯を中心とした穴子料理も取り揃えています。

画像2: 趣ある和空間で名物牡蠣と穴子飯を堪能「かき傳」

店内は歴史ある和空間で、テーブル席はもちろん個室や掘りごたつも完備。心地よい和の雰囲気の中ゆったりと寛ぐことができます。

画像3: 趣ある和空間で名物牡蠣と穴子飯を堪能「かき傳」

まず食べるべきは「穴子の薄造り」(税込2,000円)。生きたままの新鮮な地穴子を薄くスライスして刺身にし、ねぎやもみじおろし、ポン酢とさっぱりの組み合わせでいただきます。

画像4: 趣ある和空間で名物牡蠣と穴子飯を堪能「かき傳」

この透明な薄造りはプロの技…!食べてみると、弾力がありながらもしっとりした歯ごたえがあり、白身とは思えない深い旨みと甘みが特徴的。初めて食べた味についつい手がとまらなくなってしまいました。

画像5: 趣ある和空間で名物牡蠣と穴子飯を堪能「かき傳」

牡蠣殻を器として身をのせ、玉ねぎ、人参、にんにくなどが入った特製ソースをかけてオーブンで焼きあげた「かき三国焼」(税込320円)。
夏でも美味しく食べられるように品種改良された「かき小町」という広島のブランド牡蠣を使用し、ぷりっと肉厚の身にコクのあるソースがたまりません!

画像6: 趣ある和空間で名物牡蠣と穴子飯を堪能「かき傳」

こちらも「かき小町」を使った「香味蒸」(税込650円)。ごま油や紹興酒、醤油などをブレンドしたタレを合わせて蒸し上げた逸品。食べた瞬間に香ばしい風味がふわっと広がり、濃厚な牡蠣の身がとろけていきます…。

画像7: 趣ある和空間で名物牡蠣と穴子飯を堪能「かき傳」

牡蠣と並んで人気の「穴子飯」(税込1,000円)は大きなせいろで登場です! その他、お漬物や小鉢、お味噌汁がセットになっています。

蓋を開けると、ふっくらと蒸された穴子がぎっしり、さらに海苔や三つ葉、錦糸卵、紅しょうがなどの具材が色鮮やかにトッピングされ、色々な味わいが楽しめます。

画像8: 趣ある和空間で名物牡蠣と穴子飯を堪能「かき傳」

ご飯は、穴子の骨からとった出汁を使って炊き上げ、煮穴子を乗せ特製のタレを塗って仕上げ。ふわふわの穴子と少し硬めの炊き込みご飯が上品なマリアージュ。ボリューム満点で大満足です!

牡蠣や穴子を中心とした一品料理から鍋物、〆のご飯まで、地元でも人気の名物料理を老舗ならではの空間で堪能してください。

かき傳

住所広島県広島市東区光町2-8-24
電話082-264-5968
営業時間ランチ [火~土]11:00~14:00(L.O.13:30)
ディナー[月~土]17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日日曜日
webhttps://kakiden-setouchiryouri.com/#top

昔ながらの味を守り続ける伝統の味、そして見た目や味に新しい要素を取り入れた話題の最新グルメ、どちらもお店の想いが詰まった料理ばかり。広島に訪れた際にはぜひ老舗グルメ&最新グルメのツアーを満喫してください。

取材・文:伊藤初美

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