パワーストーンとしてよく知られている「ヘマタイト」は、指輪やブレスレット、ネックレスとして身につけられることが多いパワーストーンです。

主要な原産地はイギリス、イタリアなど。ジュエリーの本場であるヨーロッパではヘマタイトを使ったアクセサリーを多数販売しています。こういったパワーストーンジュエリーを求めて、ヨーロッパを旅している人もいるほどです。

本記事では、ヨーロッパで古くから重宝されているヘマタイトの「意味や効果」「浄化方法」「相性の良いパワーストーン」などを解説します。ぜひパワーストーンジュエリー選びの参考にしてください。

ヘマタイトとは? 血と関係の深いエネルギッシュな石

提供:日本パワーストーン協会

ヘマタイトは鉄が酸化した鉱物で、黒〜銀灰色、茶色〜赤茶色のものが多く、その色から「血」とつながりが強いパワーストーンとされています。名前の由来には諸説ありますが、古代ギリシャ語の「heima(血)」が語源という説が有力とされています。

古代ローマでは、ヘマタイトは止血効果が高いと信じられ、戦場に赴くときに体にこすりつけると、軍神マルスのご加護が得られると考えられていました。

そんなヘマタイトには、「密かに燃える思い」「勇気」「チャレンジ」「勝利」「生命力」という石言葉があり、以下のようなエネルギッシュな意味を持っています。詳しく見ていきましょう。

  1. 勝利へ導く石
  2. 身代わりとなってくれる石

(1)勝利へ導く石

画像: iStock/Edwin Tan
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戦いの神マルスと結びつきがあるとされるヘマタイトには、「勝利へ導く石」という意味が込められています。身につける人の意志を強くし、積極的にチャンレンジすることをサポート、目標達成へ導く。つまり、持ち主の背中を押してくれるパワーストーンなのです。

仕事や恋愛などで勝負強さを発揮したいときや、達成したい目標があるとき、身につけるのがおすすめといえるでしょう。

(2)身代わりとなってくれる石

画像: iStock/kokouu
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ヘマタイトには「身代わり石」という意味も含まれています。ヘマタイトは、持ち主に危険が迫ったら石に傷がつき、代わりに危険を受けてくれるともいわれています。危険や災いを避け、夢の実現をサポートしてくれるのです。

過酷な運命やトレーニングに負けない精神的な強さを養う石でもあり、経営者やスポーツ選手などにもおすすめです。

ヘマタイトには心身のバランスを整える効果がある

画像: iStock/Wand_Prapan
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ヘマタイトは古来、魔除けや呪術などの儀式に使う鏡として加工されて、天地を結びつける道具として大切に扱われてきました。ヘマタイトを枕元に置いて眠りにつくことで、邪気を防いで悪夢から守る効果もあると考えられています。

また先述した通り、ヘマタイトは鉄鉱石の一種で鉄分を豊富に含む石で、血とのつながりが強いパワーストーンです。身につけることで赤血球の働きを活性化し、全身へ酸素を供給できると考えられていることから、運動能力を高める効果や持久力を高める効果も期待できます。

このことから、ヘマタイトは心と体の働きを助け、心身のバランスを整えてくれるパワーストーンとされています。疲労の蓄積を感じているときや、体調が優れないとき、メンタルに不調を感じているときは、ヘマタイトからパワーをもらうといいでしょう。

ヘマタイトの浄化(お手入れ)方法

画像2: 提供:日本パワーストーン協会
提供:日本パワーストーン協会

パワーストーンはもともと、自然界の一部です。自然の空気に触れさせ調和すると、パワーストーン本来の最も良い状態へ近づけられます。

ただし、ヘマタイトは表面に傷がつきやすい特徴がありますので、お手入れや取扱時には注意しましょう。さらに、ヘマタイトの成分には鉄分が多く含まれているため、水に弱い性質があります。水分に長時間接することで錆が出る可能性がありますので、水による浄化をした場合、錆を生じさせないよう、水分をていねいに拭き取ってください。

ここからは、ヘマタイトの3つの浄化・お手入れ方法をご紹介していきます。

  1. 日光や月光が当たる場所に置く
  2. ホワイトセージの煙にくぐらせる
  3. 水晶クラスターの上に置く

(1)日光や月光が当たる場所に置く

画像: iStock/Maya23K
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ヘマタイトを浄化する代表的な方法には、日光浴や月光浴があります。

日光浴とは、ヘマタイトに太陽の光を当てて浄化しつつ、太陽のエネルギーをヘマタイトにチャージする方法です。太陽の光は地球の生命に影響をもたらすので、ヘマタイトにいいエネルギーを与えられると考えられています。
ヘマタイトを日光浴で浄化するのにおすすめの時間帯は、夜明けから朝8時頃にかけてです。天気がいい日を選んで太陽光に当てましょう。

月光浴とは、月の光をヘマタイトに当てることで、本来の輝きを取り戻す方法です。ヘマタイトを窓辺に置き、一晩月光に当てることで、浄化作用が期待できます。一番エネルギーが強いのは満月の夜ですが、満月でなくても差し支えありません。

(2)ホワイトセージの煙にくぐらせる

画像: iStock/PamWalker68
iStock/PamWalker68

ハーブなどの植物を使ってパワーストーンを浄化する方法もあります。ホワイトセージは古くから、ネイティブアメリカンが空間や体を浄化したり、病気を治療したりするのに使ってきた植物です。

まずはホワイトセージを焚いたら、煙の中にヘマタイトをくぐらせましょう。燃え移ると危ないので、陶器やガラスなどの熱に強い器にセージの葉を置いて燃やし、セージの葉から火が消えたことを確認した上で、煙にくぐらせてください。
煙がヘマタイトにまとわりつき、煙から離そうとしてもついてくる状態になったら浄化終了です。

簡単にできる浄化方法ですが、火を扱いますので、火傷などには十分注意しながら浄化を行ってください。

(3)水晶クラスターの上に置く

画像: iStock/Boogich
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水晶クラスターとは、水晶の母岩となる石英の上に、複数の柱状に成長した水晶が集合したものを指します。水晶クラスターは先端からエネルギーが放出されると考えられており、ヘマタイトをクラスターの上に置くことで浄化ができるのです。

水晶クラスターは強い浄化パワーを持っていて、パワーストーンに取り込まれたネガティブなエネルギーを吸収してくれます。クリアなエネルギーもチャージできますので、ヘマタイトの浄化方法におすすめです。

水晶クラスターの上にパワーストーンを置く方法は、ヘマタイト以外にも毎日のように使える方法です。日中身につけていたパワーストーンを外したら、就寝時に水晶クラスターの上に置くといいでしょう。

ヘマタイトと相性のいい宝石の組み合わせ

パワーストーンは他の石と組み合わせることで、相乗効果を期待できます。組み合わせによっては相性が悪いこともありますが、基本的にヘマタイトは石を選ばず、さまざまな組み合わせが可能です。

ここでは、ヘマタイトと特に相性のいいパワーストーンを4つ選びました。ヘマタイトと組み合わせることでどんな効果が期待できるか見ていきましょう。

  1. ルチルクォーツ
  2. オニキス
  3. タイガーアイ
  4. ガーネット

(1)ルチルクォーツ

画像: iStock/Nattakorn Maneerat
iStock/Nattakorn Maneerat

ルチルクォーツとは、水晶の中にルチルという針状の鉱物が閉じ込められている石で、和名は「金紅石入り水晶」です。透明度が高く、中にあるルチルが多いほど希少価値が高いストーンとされています。色は金や銀、赤、緑など豊富にあり、他のストーンとも組み合わせやすいでしょう。

「金運の石」として知られるルチルクォーツは、金運がアップするほか、事業が成功するよう導いてくれる効果があるといわれています。

ルチルクォーツをヘマタイトと組み合わせることで、仕事で成功してお金が入りやすくなるとともに、お金が出にくくなり貯まりやすくなるという効果が期待できます。

(2)オニキス

画像: iStock/kohei_hara
iStock/kohei_hara

オニキスとは、曇りがない漆黒の宝石で、和名は「黒瑪瑙(めのう)」です。「迷いなき信念」という意味がある石で、感情や気持ちの乱れを落ち着かせてくれるとともに、持ち主の意志の強さを引き出してくれます。魔除けや厄除けの石としても知られています。

そんなオニキスにヘマタイトを組み合わせると、悪いエネルギーを寄せ付けにくくなります。また、ヘマタイトとオニキスは、持ち主の生命エネルギーを活性化させてくれる組み合わせでもあります。

悪縁を断ち切り心身を整えたいという人、障害を突破して勝利を呼び込みたいという人におすすめの組み合わせです。

(3)タイガーアイ

画像: iStock/Atstock Productions
iStock/Atstock Productions

タイガーアイとは、青灰色をした繊維状の鉱物(クロシドライト)に、石英が染み込み硬化したストーンが酸化して黄色く変化したものです。茶色、褐色、金色などの黄色系のカラーが縞模様になって、まるで虎の瞳のように見えることが、和名の「虎目石」の由来になっています。

パワーストーンとしてのタイガーアイには、強い邪気祓いの力を持ち、持ち主を災いから守るという意味が込められています。身につけることで、周囲に流されすぎない心の強さを与えてくれる石です。ヘマタイトと組み合わせることで、さらにその効果が強まります。

チャンスを掴んで仕事や金銭面で成功したいなら、ヘマタイトとタイガーアイを組み合わせて身につけてみましょう。

(4)ガーネット

画像: iStock/imtmphoto
iStock/imtmphoto

ガーネットと聞くと赤い宝石をイメージする人が多いかもしれませんが、実は10種類以上のカラーがあります。赤、オレンジ、褐色、黄色、緑、青緑、紫、赤紫など、種類は豊富。ガーネットの和名は「鉄礬柘榴石(てつばんざくろいし)」で、魔除けのお守りとして重宝されてきました。

ガーネットは「勝利の石」としても知られていて、忍耐力や精神力を養って、困難を乗り越えられるよう力を貸してくれる石です。同じ意味を持つヘマタイトと組み合わせることで、さらにその意味が強くなります。

恋愛や仕事で達成したい目標があるなら、ヘマタイトとガーネットを組み合わせるのがいいでしょう。

ヘマタイトの基本情報

その他、上記でご紹介した以外のヘマタイトの基本的な情報をまとめました。

名称ヘマタイト
和名赤鉄鉱
化学式Fe2O3
黒〜銀灰色、茶色〜赤茶色
(レッドヘマタイトやレインボーヘマタイトなどもある)
硬度5〜6.5
原産地主要原産地:イギリス、イタリア
その他の原産地:アメリカ、インド、オーストラリア、カナダ、キューバ、ドイツ、ブラジル、メキシコ、中国
(産出地域によって形成方法が異なる)

まとめ:ヘマタイトは勇気をくれるパワーストーン

ヨーロッパで採掘されるパワーストーンの中でも、特にエネルギッシュな意味と効果も持つヘマタイト。ヨーロッパを旅する際には、ヘマタイトを使ったジュエリーを手に取って、実際にそのエネルギーを感じてみてください。

この他にも、ヨーロッパでは数々の石が産出されています。訪れた先々でパワーストーンを手にすれば、その土地との絆が生まれ、より思い出深い旅として心に刻まれることでしょう。

※パワーストーンが持つ効果の感じ方には、人によって個人差がありますことをご了承ください。

監修・写真提供:日本パワーストーン協会

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