ロサンゼルス観光の醍醐味といえば、やっぱりショッピング。日本未上陸のブランドもあり、人気のセレクトショップからは最新のトレンドが生まれています。今回はロサンゼルス発の人気ブランドとその店舗を、現地ライターの岡村ゆかさんがレポート。キーワードは「サスティナブル」。ハイセンスというだけでなく、環境にも人にもやさしいファッションが注目されるLAの最新ファッション事情を紹介しましょう。
画像1: キーワードはサスティナブル。2020年LAの最新ファッションを楽しむ旅

LAで注目を集めるキーワード「サスティナブル」とは

世界中から文化の異なる人が集まり暮らす、ロサンゼルス(LA)。それだけに、街ゆく人のファッションのスタイルも多様で個性豊かです。しかし、最近の全体的な傾向としては、生活の基礎となる衣食住のなかに“より上質なもの”が求められているようです。

まず、LAではここ数年で食のヘルシー志向が高まっていることが知られています。オーガニック食品やスーパーフードが注目を集め、ヴィーガンやグルテンフリーなどの食事スタイルもすっかり浸透。それに伴って、ナチュラル系のスーパーマーケットや、生産者から新鮮な食品を直接買うことのできるファーマーズマーケットも人気を博しています。

買い物をするときには、生産地や原材料などの詳細をチェックして、その食品がどこでどのように作られているかまで思いを巡らせるのは、今や特別なことではありません。

画像1: LAで注目を集めるキーワード「サスティナブル」とは

実はそんな傾向が、最近ではファッションにも取り入れられつつあるのです。自分が手にとった一着の服が、誰に、どんな素材で、どんなプロセスで作られたかなどは今まではわからないのが通常でした。しかし最近では「かわいい」「おしゃれ」という視点とともに、ブランドの社会に対するビジョンや製造プロセスなども加味して“モノ”選びをする人が増えてきています。

オーガニック食品が割高なように、上質な素材で丁寧に作られた洋服は、大量生産のものと比べて値段が高くなることがほとんど。それでも、安いものを大量に使い捨てるのではなく「良いものを長く大切に身につけよう」という気運が高まっていて、まさにサスティナブルな手法で作られた質の高いものが好まれています。

画像2: LAで注目を集めるキーワード「サスティナブル」とは

地球環境に配慮されたもの、無駄のない少量生産されたもの、その土地で丁寧に手作りされたもの、フェアな労働環境の下で作られたもの。そういったものを積極的に選んで購入することで、自分の生活が洗練されていくだけでなく、作り手の生活を経済的に支える一部にもなれるし、環境保全にもつながるのです。

たった一度の買い物は小さなインパクトかもしれませんが、たくさんの人がその繰り返しを行うことで、次第に大きなうねりとなって地域社会に良い影響を及ぼします。LAでは、その“うねり”が拡大しつつあるのです。

環境にも人にもやさしい、LA発の注目ショップ

そんな背景から、LAではサスティナブルなものづくりを実践するブランドや、そういったブランドの商品を選ぶセレクトショップが増えてきています。その中でも特にLAの人々に愛されているブランドと、その店舗を厳選しました。

どれも、1店舗か2店舗のみと小さく展開しているところばかり。だからこそ個性が際立ちますし、他では手に入らない特別なものに出会うことができます。また、それぞれのブランドの取り組みやコンセプトに触れることで、ちょっとしたお土産も、より特別で大切な思い出の品になるのではないでしょうか。

The House of Woo(ザ・ハウス・オブ・ウー)

ウィメンズ メンズ キッズ ベビー

The House of Wooはダウンタウンのアート街のはずれにある隠れ家的ショップ。カジュアルからリゾートまで3つのオリジナルブランドがあり、併設のアトリエで手作りされています。

その中でも、LAカジュアルなスウェットやTシャツが中心の〈The Uplifters〉は、メンズやベビー&キッズサイズもあり。しかも、ロサンゼルスをモチーフにしたロゴやデザインの商品が多いので、お土産にもぴったりです。また、店舗にはセレクトの日用雑貨も充実していて、家族で楽しめます。

The House of Woo
住所209 S Garey St., Los Angeles, CA 90012
営業時間月~金11:00~17:00、土日11:00~18:00
定休日なし
webhttp://ilovewoo.com
SNShttps://www.instagram.com/the.house.of.woo/

Christy Dawn(クリスティ・ダウン)

ウィメンズ

Christy Dawnはどこかノスタルジックで、流行に左右されず長く愛用できるデザインのワンピースが人気のブランド。『母なる地球に敬意を込めて』をテーマに、ロサンゼルスにある小さな工場で、デッドストック(余りもの)の布を使った小規模生産を行っています。

最近では、オーガニック農法によって大地が再生されるしくみに着目し、コットンを栽培するところから洋服づくりを始める“Farm-to-Closet:農場からクローゼットへ”プロジェクトも開始。また、ベニスビーチにある店舗には、ローカルブランドのコーヒー豆や雑貨なども並びます。

Christy Dawn
住所1930 Lincoln Blvd., Venice, CA 90291
営業時間10:00~18:00
定休日なし
webhttp://christydawn.com
SNShttps://www.instagram.com/christydawn

Late Sunday Afternoon(レイト・サンデー・アフタヌーン)

ユニセックス ウィメンズ メンズ

ユニセックスなスカーフやストールを中心に、トレーナーやキャップなども展開するブランドLate Sunday Afternoon。商品はベニスビーチの近くにあるショップ兼アトリエで手作りしています。

ゼロ・ウェイストを掲げ、デッドストックの布を使用したり、制作過程で余った布は犬用のベッドにしてシェルターに寄付したりと、無駄のない生産を徹底。店舗では、ほかにも雑貨やジュエリー、子供向けの絵本などを幅広くセレクトしています。

また、音楽ライブや予約制のワークショップなどイベントも開催しており、インスタグラムで告知しているので、タイミングが合えば参加してみては。

Late Sunday Afternoon
住所1920 Lincoln Blvd., Venice, CA 90291
営業時間10:00~18:00
定休日なし
webhttp://latesundayafternoon.com
SNShttps://www.instagram.com/latesundayafternoon

Midland(ミッドランド)

ウィメンズ

Midlandはセレクトが中心のショップで、アパレルからホーム雑貨、バス用品まで、主にローカルメイドの良いものを集めています。オリジナルのアパレルも少しだけ展開していて、上質のシルクやリネンなどこだわりの素材を使った、シンプルかつフェミニンなデザインが特徴。
ロサンゼルスにある女性スタッフだけの工場で丁寧に作られています。

ハイセンスなブティックやカフェが点在する2つのエリアに店舗があり、それだけに内装もセレクト商品もとにかくおしゃれ。せっかくLAに来たのなら、その雰囲気をおすそわけできるようなお土産はきっと喜ばれるでしょう。ハイセンスな日用品はお土産として最適です。

Midland
住所カルバーシティ店
8634 Washington Blvd., Culver City, CA 90232
シルバーレイク店
1404 Micheltorena St. Silver Lake, CA 90026
営業時間11:00~18:00
定休日なし
webhttp://shop-midland.com
SNShttps://www.instagram.com/midland_shop

Go Gently Nation(ゴー・ジェントリー・ネーション)

ベビー キッズ ウィメンズ

オーガニックコットンやリサイクル素材、体にも環境にもやさしい染料を使い、安心して素肌に着られる洋服づくりを行うブランドのGo Gently Nation。商品はすべてメイドインLAです。
シンプルなシルエットとナチュラルな色合いのデザインが特徴で、親子のリンクコーデもしやすいことから、LAのおしゃれな親子連れで賑わっています。

店舗は、海沿いの閑静な住宅街と賑やかな繁華街のどちらも楽しめるマンハッタンビーチの一角にあり、ベビーグッズやキッチン雑貨などのセレクト商品も充実しています。子供がいるファミリーへのお土産やお祝いや見つけるには、ぴったりの場所です。

Go Gently Nation
住所1201 Manhattan Ave. Manhattan Beach, CA 90266
営業時間10:00~18:00
定休日なし
webhttp://gogentlynation.com
SNShttps://www.instagram.com/gogentlynation

Cleobella(クレオベラ)

ウィメンズ キッズ

ボヘミアンなテイストのデザインが女心をくすぐる「Cleobella」はハンドメイドのバッグとアパレルのブランド。キッズラインもあります。商品はバリにいる職人たちとのフェアトレードで作られ、現地の安定した収入を生み出しているほか、売上の一部は女性を支援する団体に寄付されています。

店舗があるのは、ロサンゼルス空港から海沿いを40分ほど南下したシールビーチ。周辺には都心とはまた違った素朴な雰囲気のビーチタウンがいくつもあるので、買い物がてら一日使って散策するのもおすすめです。

Cleobella
住所16792 14th St., Sunset Beach, CA 92649
営業時間11:00~18:00
定休日なし
webhttp://cleobella.com
SNShttps://www.instagram.com/cleobella

旅先で、LAらしい「ポジティブなインパクト」を

ショッピングは、旅先での楽しみのひとつ。ご紹介したようなローカルメイドのものや、ローカルブランドのものを選んで購入することは、その地域のサスティナブルな循環を助けることにつながります。買う自分にも、売る人にも、作る人にも、その全員が暮らす地球環境にも、ポジティブなインパクトを与えることができるのです。

そしてまさにそれこそが「最先端のLAらしさ」と言えるでしょう。ただ流行のショップを巡るというだけではなく、おしゃれで、可愛くて、環境にも人にもやさしいショッピングのLA旅を、ぜひ満喫してください。

岡村ゆか

東京、ロサンゼルスでの出版社勤務ののち、フリーランスのライターに。中米コスタリカの常夏ビーチリゾート地で1年半のスペイン語学習、バケーション、たまに仕事の生活を経て、現在はふたたび拠点をロサンゼルスに戻し活動中。ビーチカルチャー雑誌『HONEY』などでライフスタイル関連の記事を中心に執筆している。
Instagram:@yukamarmo

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