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画像1: セラミックバレー美濃でお気に入りの器を見つけませんか?

日本航空 中部支社販売部

皆さま、こんにちは。中部支社販売部です。
先月の常滑焼、伊賀焼の特集はご覧いただけましたでしょうか。今回は、日本シェア5割を占める岐阜県の「美濃焼」を紹介します。美濃焼文化は、多治見市・瑞浪市・土岐市・可児市の四市に跨っており、今回は多治見市の焼物文化、活動に触れてきました。

画像2: セラミックバレー美濃でお気に入りの器を見つけませんか?

美濃焼PR活動に奮闘する「セラミックバレー協議会」の井澤さんにお話を伺いました。井澤さんは、陶磁器卸を生業とする(株)井澤コーポレーションの社長も務めながら、さまざまな視点から美濃焼の普及を模索されています。美濃焼のルーツは、東海湖という大きな湖で長い年月をかけて蓄えられた土であり、今の焼き物の原料となる土を生み出し、陶器産業を支えています。一般的に、一つの土地で取れる土から数種類の陶磁器しか作れませんが、ここでは層ごとの特徴が全く異なり土のブレンドによってさまざまな器を作ることができるのです。その地の土ですべての製品を生み出す、これが日本5割を支える美濃焼の最大の特徴といっても過言ではありません。
井澤さんは焼き物の観点だけでなく、土地に根付くストーリー・歴史をふまえた体験機会の創出に力を入れています。目指す姿の一つには、食と器の関係があります。世界トップクラスの「美食の国‐日本‐」であるにも関わらず、器までこだわる方は少ないのではないでしょうか?食を目で楽しめるよう、陶器の彩りでアートとして視覚から楽しめる文化を根付かせ、器×食×アート=セラミックバレーMINOとして広く発信し、将来多くの人が足を運ぶ土地の実現を目指しておられます。

画像: セラミックバレー協議会 チーフマネージャー 井澤さん

セラミックバレー協議会 チーフマネージャー 井澤さん

画像3: セラミックバレー美濃でお気に入りの器を見つけませんか?

多治見駅から車で10分程の場所にある「多治見市美濃焼ミュージアム」では、1300年に及ぶ美濃焼の歴史を学ぶことが出来ます。時代ごとに作られた陶磁器の種類も変化しているのが特徴的で、時代ごとの人々が求めるものに合わせて生産してきた先人の知恵を感じられます。例えば安土桃山時代には主人が客人をもてなすお茶文化が栄え、その時代のニーズに応え唯一無二の茶器を創り出すなど、職人の新しい挑戦への気運、熱意が美濃焼を生み出したことがお分かりいただけます。ただ見るだけではなく、五感で陶磁器を鑑賞することをモットーにしており、体験型講座や特別鑑賞会も実施していることもきっとお楽しみいただけます。

画像: 美濃焼ミュージアムでは時代ごとに作られた美濃焼を感じられます。

美濃焼ミュージアムでは時代ごとに作られた美濃焼を感じられます。

また今回、すぐ隣の「安土桃山陶磁の里 ヴォイス工房」で実際に陶芸体験をしてきました。ミュージアムで陶磁器の魅力を感じた後に、実際の粘土に触れて唯一無二の自分だけの陶磁器を作ってみてはいかがでしょうか?10月15日(金)~10月17日(日)には年に一度の穴窯での陶器の焼成イベントも実施されます。穴窯の独特な風合いの仕上がりを楽しむことができる貴重な機会です。

画像: 今回は手びねりという手法で作陶しました。(体験施設:安土桃山陶磁の里 ヴォイス工房)

今回は手びねりという手法で作陶しました。(体験施設:安土桃山陶磁の里 ヴォイス工房)

画像: 10月には年に一度の穴窯での窯焼きイベントが行われます。

10月には年に一度の穴窯での窯焼きイベントが行われます。

画像: こんなものも作れるかもしれません!?

こんなものも作れるかもしれません!?

9月30日(木)~10月17日(日)※には、世界最大級の陶磁器の祭典、国際陶磁器フェスティバル美濃がこの地で開催されます。単なる陶器市ではなく、さまざまな方が楽しめる催しが準備されておりますので、ぜひ足を運んでみてください。

※すべての事業について、新型コロナウイルスの感染拡大により、開催期間などに変更がある場合がございます。
ご来場の前にHPにて最新情報をご確認ください。
https://www.icfmino.com/

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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