伝統のねぶた祭から、田んぼをキャンバスに見立てた巨大なアートまで。青森ならではの文化を求めて、夏の大地を西へ東へ。新鮮な感動を求めるドライブトリップをご紹介!

青森県1日のモデルコース日程

10:00 ねぶたの家 ワ・ラッセ

夏の青森といえば、なんといっても県内各地で開催されるねぶた&ねぷた。なかでも青森市の「青森ねぶた祭」は、祭の規模・知名度ともに抜群だ。2011年1月に青森駅近くにオープンした「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、「青森ねぶた祭」の歴史や魅力を体感できる文化施設。夏の祭本番に登場した大型ねぶたを見学できる「ねぶたミュージアム・ねぶたホール」をはじめ、ねぶた囃子の体験イベントなども定期的に開催!青森伝統のねぶた祭の熱狂を感じられる施設なのだ。(所要時間約1時間)

ねぶたの家 ワ・ラッセ
住所青森県青森市安方1-1-1
Tel017-752-1311
営業時間ねぶたミュージアム・ねぶたホール5月~8月は9:00~19:00、9月~4月は9:00~18:00  ※その他、施設により異なる
休日12月31日、1月1日、8月9日・10日
料金ねぶたミュージアム・ねぶたホール大人600円、高校生450円、中学生・小学生250円
アクセス青森空港より車で約30分

車で約15分

11:15 青森県立美術館

ねぶたの魅力にふれた後は、「青森県立美術館」でアート観賞を。隣接する「三内丸山縄文遺跡」の発掘現場に着想を得て設計された純白の美術館では、棟方志功や寺山修司、奈良美智など、青森出身の芸術家の作品をはじめ、ピカソやシャガールなどの海外芸術家の作品がずらり。奈良美智が手がけた高さ8.5mの立体作品「あおもり犬」や「八角堂」などの無料ゾーンも魅力。カフェやミュージアムショップが充実している点もうれしいポイントだ。(所要時間約1時間15分)

青森県立美術館
住所青森県青森市安田字近野185
Tel017-783-3000
営業時間7月1日~9月30日9:00~18:00(入館は~17:30)、10月1日~6月30日9:00~17:00(入館は~16:30)
休日第2・第4月曜(祝日の場合は翌日休み)、12月27日~12月31日 ※平成27年9月14日~ 平成28年3月中旬は天井補強工事のため休館
料金常設展510円、大学生・高校生300円、中学生・小学生100円 ※企画展は別料金
アクセス青森空港より車で約20分

車で約40分

13:10 黒石つゆ焼きそば

続いては、青森市内から一路「田んぼアート」が待つ田舎館村方面へ。道中、ランチに楽しみたいのが、ユニークなご当地グルメとして注目される「黒石つゆ焼きそば」だ。「黒石つゆ焼きそば」とは、もっちりした太平麺とウスターソースがよく絡んだ「黒石やきそば」につゆをかけた全国でも珍しい麺料理。焼きそば+つゆという取り合わせが奏でる不思議なハーモニーが、クセになる一品だ。黒石市内にはこの「黒石つゆ焼きそば」を味わえる店が18軒以上もあるので、食べ歩きを楽しむのもおすすめ!(所要時間約50分)

黒石つゆ焼きそば
住所青森県黒石市内
Tel0172-52-4316(黒石つゆやきそばHAPPY麺恋゛《めごい》ジャー事務局)
営業時間店舗により異なる
休日店舗により異なる
料金店舗により異なる
アクセス黒石市中心部へは青森空港より車で約30分

車で約10分

15:45 田んぼアート

ランチの後は、いよいよ今回の旅のハイライト「田んぼアート」へGO!田舎館村の村役場の東側に位置する「第1田んぼアート」と、「道の駅いなかだて・弥生の里」内の「第2田んぼアート」の水田に描かれる巨大な図柄は、異なる色の稲を植え分けて描かれるもの。2003年以来、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』や棟方志功の『釈迦十大弟子羅ご羅の柵』といった芸術作品をはじめ、弁慶と牛若丸や戦国武将の姿、さらには『ウルトラマン』や『サザエさん』といった人気キャラクターの姿も登場している。

今年の図案のテーマは「第1田んぼアート」の『風と共に去りぬ』と「第2田んぼアート」の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のふたつ。「第1田んぼアート」は田舎館村役場の天守閣から、「第2田んぼアート」は、「道の駅いなかだて・弥生の里」の展望所から見学可能で、各アート間を結ぶ無料シャトルワゴンも運行する。現地を訪れれば、展望所からの遠近法を計算されて描かれた作品の精緻な出来映えにびっくりすること間違いなしだ。開催期間は6月1日~10月12日まで。10月4日には稲刈り体験ツアーの開催も予定されているので、タイミングがあえば参加してみるのもおすすめ!(所要時間約1時間30分)

田んぼアート
住所青森県南津軽郡田舎館村
Tel0172-58-2111(田舎館村企画観光課商工観光係)
開催期間2015年6月1日~10月12日
営業時間9:00~17:00(入館は~16:30)
休日第1田んぼアートのみ10月4日
料金大人200円、小学生100円
アクセス青森空港より車で約40分

車で約50分

16:30 立佞武多の館(たちねぷたのやかた)

太陽が西の空に傾いて来たら、この旅の締めくくりとなる「立佞武多の館(たちねぷたのやかた)」へ。ここは、東北を代表する夏祭のひとつとして知られる五所川原市の「立佞武多」をテーマにしたミュージアム。館内では、高さ約23mにもなる大型立佞武多を展示するほか、立佞武多の魅力を紹介する映像を上映するスクリーンも。また、本物の立佞武多の紙貼りや色つけ体験も時期によっては楽しめるので、ぜひチャレンジを!大迫力の立佞武多の世界観にどっぷりと酔いしれよう!(所要時間約1時間30分)

立佞武多の館
住所青森県五所川原市大町506-10
Tel0173-38-3232
営業時間4月~9月9:00~19:00、10月~3月9:00~17:00※時期により変動あり
休日1月1日
料金立佞武多展示室大人600円、高校生450円、中学生・小学生250円(美術展示ギャラリーとのセット入場料は大人800円、高校生500円、中学生・小学生300円)
アクセス青森空港より車で約40分

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.