週末の休みを利用した旅行を計画するとき、土曜の早朝フライトで現地入りしようと頑張ったことはありませんか? そんな、現地での時間を最大限に楽しみたいという方におすすめしたいのが、「Day.0」の旅です。

金曜に仕事を早めに切り上げ、午後のフライトを利用して前乗りし、夕刻や夜から楽しむ。人気の高い土曜朝の出発を避けることで、旅行代金の負担が少なくなる可能性があるだけではなく、現地で過ごす時間が増えてゆったりと観光を満喫することができます。そして、これらの恩恵を受けやすいエリアの代表格が、沖縄です。

せっかくおだやかな沖縄時間を楽しみに行くなら、旅に出るタイミングをちょっとずらすことで生まれる「Day.0」の時間で、よりゆとりある旅をしてみませんか? 本記事では、「Day.0の旅」ならではの視点でピックアップした沖縄のスポットをご紹介します。

Day.0で到着後に、ナイトスポットを楽しむ

「Day.0」の旅は、仕事をいつもより少し早めに切り上げたり、午後だけ有休を取ったりすることで実現できます。那覇空港に到着するのは夕方から夜にかけて。もちろん、空港近くには、この時間からでも楽しめるスポットがあります。沖縄での「Day.0」の過ごし方の参考にしてみてください。

(1)瀬長島で、夕方から少し早めに乾杯

画像: (1)瀬長島で、夕方から少し早めに乾杯

「瀬長島ウミカジテラス」は、那覇空港のすぐ南にある瀬長島の斜面に広がるリゾート施設です。沖縄の青い海に白い建物が映え、まるで地中海のリゾートのような日本離れした雰囲気。午前中ひと仕事終えているという充実感に開放感が加わり、最高の旅のスタートとなるでしょう。

「瀬長島ウミカジテラス」のレストラン、カフェなどでは気軽に沖縄らしいグルメも味わえるので、到着時間が夕方以降でも楽しめる、「Day.0」におすすめのスポットです。オープンしたのは2015年ですが、それより前は地元の人々に夕日スポットとして知られていた場所なので、夕景の美しさは折り紙つき。夕日を眺めながら地ビールで乾杯すれば、待ちに待った旅時間の始まりです。

宿泊は島の上に建つ「琉球温泉 瀬長島ホテル」をチョイスすると、アルコールを楽しんだ後にも移動の必要がなくラクです。また、瀬長島の地下1,000mから湧き出る天然温泉も楽しめます。

瀬長島ウミカジテラス

住所沖縄県豊見城市瀬長174-6
営業時間10:00〜21:00(店舗によって異なります)
アクセス那覇空港バス(TK02ウミカジライナー)で約20分、タクシーで約15分
webhttps://www.umikajiterrace.com/

琉球温泉 瀬長島ホテル

住所沖縄県豊見城市字瀬長174-5
電話098-851-7077
webhttps://www.resorts.co.jp/senaga/

(2)夜到着だからこそ楽しめる水族館のバー

沖縄の水族館といえば、北部の「美ら海水族館」を思い浮かべる人も多いと思いますが、「Day.0」スポットとしておすすめしたいのが、2020年に開業した「DMMかりゆし水族館」。最新の映像表現と空間演出を駆使した水族館が空港近くにオープンしたという話題は、記憶に新しいところではないでしょうか。

画像: (2)夜到着だからこそ楽しめる水族館のバー

実はこの水族館、週末の夜は水族館入館が平日よりも早く終了。そして、夜はバー「とよさきMusic SAKA-Bar」の営業が始まり(20歳以上限定)、さまざまな海洋生物が回遊する大水槽を眺めながらお酒を楽しむことができるのです。

また、土曜と日曜の20時からはナイトツアーも開催され(各日先着10名)、普段とは異なる水族館の魅力に出合える、おすすめの「Day.0」スポットです。沖縄到着が夜になるフライトでは、ぜひ神秘的な青い世界で大人の水族館を体験してみてください。

お酒を楽しむ場合は、レンタカーの運転はNGですが、「DMMかりゆし水族館」は空港から車で15分ほどの場所なので、タクシーやバスを活用するといいでしょう。また、「瀬長島ウミカジテラス」とも近いので、ホテルは先ほど紹介した「琉球温泉 瀬長島ホテル」(バスで約10分)に泊まるといいかもしれません。

DMMかりゆし水族館

住所沖縄県豊見城市豊崎3-35
アクセス那覇空港国内線ターミナルからバス(TK02ウミカジライナー)で約30分、タクシーで約15分
webhttps://kariyushi-aquarium.com/

前乗りしたなら、Day.1の朝から活動できる

「Day.0」で楽しめるナイトスポットを提案しましたが、ここからは前乗りのメリットが生かせる「Day.1」プランをご紹介します。旅行当日の朝発のフライトとなると、行動できるのは昼前から。しかし「Day.0」から旅を楽しんでいれば、「Day.1」の朝からアクティブに動きまわれるのです。

(1)ボリューミーなサンドイッチスタンドでモーニング

「Day.0」から沖縄を楽しむなら、「Day.1」の朝はモーニングを。ホテルの朝食ブッフェは旅の楽しみのひとつですが、あえてホテルの朝食は利用せず、街に出て朝食探しに出かけてみては?

特に、地元感のあるエリアでの朝食は旅気分を高めてくれるもの。おすすめは、ノスタルジックな沖縄の雰囲気が魅力の栄町市場の近くにある「BUY ME STAND OKINAWA(バイ ミー スタンド オキナワ)」です。

同店は、朝8時からオープンしているサンドイッチスタンド。東京のアパレルブランド「SON OF THE CHEESE(サノバチーズ)」が手がけていて、ここ沖縄の店舗は、“古き良きアメリカ”の雰囲気を感じさせる店内で、細部までこだわりがあるお店です。

ペパーミントグリーンの内装、オールドアメリカンな雰囲気の中、ボリュームある朝食を堪能して、朝からパワーチャージ。

BUY ME STAND OKINAWA

住所沖縄県那覇市安里1-4-13
電話‭098-927-4995‬‬
営業時間モーニング 8:00〜11:00、サンドイッチ 11:00〜17:00(L.O.16:30)
webhttps://www.instagram.com/buymestand_okinawa/

(2)日帰りで久米島へショートトリップ

「Day.1」を朝から活動的に行動したい人は、久米島へのショートトリップもおすすめ。沖縄の離島といえば、石垣島や宮古島を思い浮かべると思いますが、これらの離島は那覇のついでに行くとなると時間も費用もかさみます。その点、久米島は、那覇空港から30分ほどのフライトでアクセスでき、便数も豊富。朝に久米島に到着して1日かけて島をめぐれば、久米島の自然と食を満喫でき、満足度の高い日帰り旅が楽しめるでしょう。

久米島の名を有名にしたのが、東洋一の絶景ともいわれる、エメラルドグリーンの浅瀬に浮かぶ「ハテの浜」です。「ハテの浜」は、メーヌ浜、ナカノ浜、ハテの浜の3つの総称で、全長約7kmにわたる細長い浜。久米島の東、泊フィッシャリーナから船で20分ほどの場所にあります。どこまでも細く長く続く白い砂浜は、ついつい遠くまで歩いてしまいたくなる衝動に駆られることでしょう。

せっかく久米島を訪れたなら、アクティビティも久米島の自然と文化を肌で感じられるようなものを選んでみては。久米島で体験できる乗馬は、一般的な乗馬体験で乗るサラブレッドとはひと味違います。「久米島馬牧場」で私たちを乗せてくれるのは、昔から島の人たちの暮らしの中にいた、日本の在来馬です。競馬場にいるようなスラッとした足の長いサラブレッドではなく農耕馬なので、とても安定感のある乗り心地。「海での馬遊び」では、“日本の渚100選”に選ばれたイーフビーチをのんびりとお散歩できます。

乗せてくれる馬たちは、それぞれ個性豊か。馬とのコミュニケーションも楽しみながら、浜辺のお散歩を楽しんでください。

ハテの浜

住所沖縄県久米島町謝名堂

久米島馬牧場

電話080-6491-1950
webhttps://kumejimauma.jimdofree.com/

出発のタイミングを少しずらすだけで、ゆとりある旅が叶う「Day.0」旅。より沖縄時間を満喫したい人であれば、ぜひ活用したい旅のスタイルです。次回の沖縄旅行の予定を立てる際に、参考にしてみてください。

画像: JAL「久米島の恋の物語」 (オリジナルver) youtu.be

JAL「久米島の恋の物語」 (オリジナルver)

youtu.be

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※2023年6月28日に一部内容を更新いたしました

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