今回は、宮崎県西米良村をご紹介します。
西米良村(にしめらそん)は、宮崎県の中央部熊本県との県境に位置する自然豊かな村です。宮崎ブーゲンビリア空港からは、約100分。道中にあるトンネルを抜けるにつれ、四季折々の美しい風景が広がり、年間を通じて、草木の華やかな彩に心がほっとする癒しの場所としておすすめです。
これからの季節、川遊びやトレッキングなど自然の中での夏あそびや、やまびこ花火大会や国指定重要文化財の「米良の神楽」などの地元の伝統行事に触れるのも魅力的です。西米良村は、忙しい毎日からちょっと離れて、ゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりの場所です。
ぜひ、西米良村に足を運んで、心あたたまる体験をしてみてくださいね。

日本航空〔宮崎支店〕 原山

1.歴史:「礼節」「励む」「粘る」「尽くす」という生き方が、「菊池の精神」
「菊池の精神」とは、南北朝時代に活躍した肥後国(現在の熊本県)の豪族・菊池氏の歴史的背景に基づく、理想的な生き方や道徳的指標です。
菊池の精神の4つの核
- 礼節(礼節の心):他人を尊重し、社会の規律や感謝の心を持つこと。
- 励む(励む心):目標に向かって文武両道(学問と武道・仕事)に精進すること。
- 粘る(粘る心):逆境や困難に遭遇しても、諦めずに忍耐強く努力を続けること。
- 尽くす(尽くす心):郷土を愛し、社会や他者のために奉仕・献身すること
この精神は、約400年にわたり肥後を統治した菊池氏が、常に困難な状況下で「南朝」の忠臣として尽くした歴史に基づきます。西米良村では、菊池一族の末裔がこの精神を受け継ぎ、貧しくとも文武を怠らず、高い教養と武士的な誇りを持って生きた「菊池の心」を今も大切にしています。
この精神は単なる歴史の一部ではなく、現代においても郷土愛や地域共同体の団結、個人の自己研鑽の指針として活用されています。

2.自然:遊びの宝庫 夏~秋のにしめら
西米良村は、九州中央山地のほぼ中央に位置し、米良三山と呼ばれる「市房山」、「石堂山」、「天包山」といった雄大な山々が訪れる人を迎えます。毎年4月29日の「やま開き」では登山道の整備が行われ、安心してハイキングや登山を楽しめます。7月から11月にかけては深緑から鮮やかな紅葉へと移り変わる四季折々の美しい自然が広がり、四季の変化を満喫できます。

また、村内を流れる清流「一ツ瀬川」では、毎年6月の川開きと同時に鮎釣りが解禁され、多くの釣り愛好者で賑わいます。県内屈指の鮎の漁場として知られ、初心者からベテランまで楽しめるスポットです。せせらぎの音を聞きながら川辺で過ごす時間は、日頃の疲れを癒しリフレッシュできるでしょう。
西米良村は手つかずの自然が残ると同時に、四季折々の魅力的な景観と豊かな体験を提供する場所です。自然の中でのアクティビティや静かな癒しの時間を求める方にぜひ訪れていただきたい観光地です。
〔お問い合わせ先〕西米良村観光協会
| 電話 | : | 0983-36-1111 |
|---|---|---|
| メール | : | kankou@vill.nishimera.lg.jp |
3.食:「おがわ作小屋の四季御前」VS「にしめら川床」あなたはどっち?
西米良村北部の小川地区にある「おがわ四季御前」は、茅葺屋根の趣あるおがわ作小屋が目印の食事処です。地元で採れた新鮮な野菜や果物を使い、四季折々の味覚を楽しめます。旬の素材を活かした料理は訪れるたびに異なる楽しみがあり、心温まる郷土の味を堪能できます。状況によりメニュー内容が変わる場合もありますが、全て地元産の食材にこだわっています。


一方、西米良村の中心部・村所地区に位置する「にしめら川床」は、夏季限定で営業しており、川の涼しい風を感じながら食事が楽しめる人気スポットです。特産のシイタケを使った南蛮漬けや郷土料理の煮しめ、さらに煮しめをアレンジしたコロッケなど、西米良ならではの豊かな味わいを詰め込んだ特製弁当が魅力です。川床の涼やかな雰囲気とともに味わう食事は、特別な体験となるでしょう。
これまで小川地区と村所地区間は約40分の距離でしたが、2026年3月に開通した桃源郷トンネルの影響で移動時間が15分に大幅短縮。観光や食事のアクセスが格段に便利になり、両地区の魅力を一度に楽しむことが可能です。自然豊かな西米良村の地元食材を味わいながら、移動も快適。訪れるたびに新たな発見が待っています。ぜひ西米良村を訪れて、地域の味と自然の恵みを満喫してください


〔お問い合わせ先〕令和の桃源郷 おがわ作小屋
| 住所 | : | 宮崎県児湯郡西米良村小川254 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0983-37-1240 |
〔お問い合わせ先〕西米良 川床 (株)米良の庄
| 住所 | : | 宮崎県児湯郡西米良村村所260-6 |
|---|---|---|
| 電話 | : | 0983-36-1833 |
4.体験:非日常空間を家族で過ごす「保育園留学」
宮崎県西米良村の自然豊かな環境で、家族そろって「保育園留学」を体験しませんか?四季折々の田園風景とエメラルドグリーンの川、緑あふれる山々が広がり、子どもたちは五感を使って季節や生き物と触れ合えます。ふたば園は安全でのびのび遊びながら学べる環境が整っています。園庭遊びや川遊び、お散歩、農作業など地域の自然を活かした多彩な体験が子どもたちを育みます。特産のゆず収穫やしいたけの駒打ちなど農業体験も魅力。村の伝統「菊池の精神」を大切に、子ども一人一人が自ら挑戦し成長できる保育を提供しています。自然に寄り添いながら、家族で豊かな時間を過ごしてください。


〔お問い合わせ先〕西米良村 むら創生課
| 電話 | : | 0983-36-1111 |
|---|
5.文化:国指定重要文化財「米良の神楽」
米良とは、一ツ瀬川上流域に位置する西米良村や西都市尾八重・銀鏡、木城町中之又を指し、菊池氏(米良氏)が治めていた江戸時代には「米良山」と言いました。
昭和52年に西都市の銀鏡神楽が「米良神楽」として国の重要無形民俗文化財に指定されましたが、令和5年に尾八重神楽、中之又神楽、越野尾神楽、村所神楽、小川神楽の5つが追加され、指定の名称は「米良の神楽」に変更されました。
大がかりな「御神屋(みこうや)」を設けて、33番の演目を夜を徹して舞うことや、さまざまな神々が「降居(おりい)」と称して次々に現れて舞うなど、他の神楽にはない特色があります。


〔お問い合わせ先〕西米良村観光協会
| 電話 | : | 0983-36-1111 |
|---|---|---|
| メール | : | kankou@vill.nishimera.lg.jp |
6.いちおし!お肌つるつる「西米良温泉ゆた~と」と「快適コテージ」
西米良村には、まだまだ魅力がいっぱいです!
村所地区にある「西米良温泉ゆた~と」はお肌がつるつるになると評判の温泉です。とろりとした温泉は、絹衣を羽織った感覚を一度体験するとリピーター間違いなし!館内には、宿泊棟・食事処も大満足!!
さらに、隣接する双子キャンプ村には、「コテージ」が今年5月にオープンしたばかりです。家族やお仲間で自然に包まれるお時間を過ごしてみませんか!


今回、ご紹介した西米良村は、美しい自然、歴史の息吹、豊かな食文化、そして地域の人々との温かなふれあいにあふれた村です。
1000人が笑う村「桃源郷」づくりによる幸福度の高い村づくりを継続している村です。
幸せの尺度は一人一人さまざまで、モノの豊かさ、便利な生活だけが幸せということではありません。そこに住む人、訪れる人、全ての人が心豊かに過ごし、暮らせる西米良村ならではの幸せづくりを味わいに、宮崎県西米良村にぜひお越しください。
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