九州の「おへそ」こと、熊本県。東京・羽田空港から飛行機に乗って、1時間半ほどで到着します。熊本のシンボルである「熊本城」の眼下には県内で一番の繁華街が広がり、それを県民は「街(まち)」と親しみを込めて呼んでいます。今回は、熊本城観光とあわせて気軽に立ち寄ることができる、人気のビストロや歴史ある名物本屋など、熊本旅行を誰かに自慢したくなるようなスポットを紹介します。

地元で大人気の隠れ家ビストロで、熊本の「おいしい」を味わう

Peg(ペグ)

画像: Peg

Peg

市内でも人気の飲食店が建ち並ぶスポット、上乃裏通りから一本入ったところに佇む小さなビストロが「Peg」。お店で提供するメニューの食材は、店主・冨永さん自ら熊本の生産者を訪ね歩き、納得したもののみを使用。素材の持ち味を生かした創作料理の見た目の美しさと、口にしたときの豊かな味わいにきっと感激することでしょう。

画像: 熊本の地元食材をふんだんに使用した、創作料理

熊本の地元食材をふんだんに使用した、創作料理

また、サラダからはじまり、肉や魚、デザートにいたるまで、提供される創作料理のバラエティーにも驚かされます。料理と一緒に味わいたいワインはグラス750円~とお手頃な値段から楽しめるのもポイント。ワインのほかにもクラフトビールやナチュールワインといったこだわりのお酒と料理のマリアージュも楽しめます。Pegは店主の冨永さん一人で料理とサービスをしているので、予約がおすすめです。

Peg(ペグ)
開館時間18:00~23:00
定休日月曜日
住所〒860-0848 熊本県熊本市中央区南坪井町5-10ドラゴンビル1F
SNShttps://www.facebook.com/peg.kumamoto/

カフェやギャラリーも併設された歴史香る名物本屋

長﨑次郎書店

画像: 長﨑次郎書店

長﨑次郎書店

熊本市内を走る路面電車沿いに立つ、1874年(明治7年)創業の老舗書店。1924年(大正13年)に創建されたレトロモダンな建物は、当時のスター建築家である故・保岡勝也の設計によるもので、国登録有形文化財にも指定されています。2013年に一度その歴史に幕を降ろしたものの、創業140年を迎えた翌2014年に再オープンを果たしました。

画像: 手書き風に描かれた店名がレトロな入り口

手書き風に描かれた店名がレトロな入り口

絵本を読みにくる近所の子どもたち、独特の建物の雰囲気を好んで通う人など、書店を訪れるお客さんの年齢や目的はさまざま。

画像: 所狭しと本が並ぶ店内

所狭しと本が並ぶ店内

また、店内には「ギャラリーjiro」という個展・企画展などが不定期で開催されるスペースが新設され、建物の2階には「長﨑次郎喫茶室」というカフェもあり、地元の人の憩いの場となっているほか、窓からは路面電車を望むことができ、旅人の心も癒してくれる場所です。

画像: 2階の窓から望む路面電車

2階の窓から望む路面電車

長﨑次郎書店
開館時間10:30~19:00
定休日1月1日・藤崎宮秋季例大祭当日(9月第3月曜日)
住所〒860-0004 熊本県熊本市中央区新町4-1-19
webhttp://www.nagasaki-jiro.jp/

馬刺しなど熊本の郷土料理メニューも楽しめる和テイストのバル

JAPANESE BAR カミノウラ食堂

画像: JAPANESE BAR カミノウラ食堂

JAPANESE BAR カミノウラ食堂

人気飲食店がひしめく熊本市内でも、ひときわ賑わいをみせるバル「カミノウラ食堂」。普通のバルと違うのが「和」をテーマにしているという点で、店長の宮本さんは「バリスタや料理人など、あらゆる飲食業を経てたどり着いたのが和食でした。」と、そのルーツを語ります。ここでは馬刺しなどの熊本の郷土料理のほか、味噌や醤油など、和の調味料を使ったバルメニューが目白押し。熊本の食材を使った優しい味わいの料理は、シンプルでいて素材の味がしっかりと感じられるものばかりです。

画像: 地元名物の馬刺しをアレンジした、馬ヒレ肉のタタキ

地元名物の馬刺しをアレンジした、馬ヒレ肉のタタキ

また、ここに来たら必ずオーダーしてほしいのが豆腐料理。熊本の豆腐屋「たしろ屋」の豆腐を使った料理は、リピートする人が続出する人気メニューとなっています。水がおいしい熊本の豆腐は、そのまま食べてもおいしいと評判。そんな豆腐料理とのマリアージュにはナチュールワインがおすすめです。ワインのほかにも地酒なども豊富に揃うので、楽しい熊本の夜を過ごすのに心強い一軒となることでしょう。

JAPANESE BAR カミノウラ食堂
営業時間18:00~翌1:00
定休日不定休
住所〒860-0848 熊本県熊本市中央区南坪井町2-16サクセスビル2 1F 2号
SNShttps://www.facebook.com/kaminourasyokudou/

お土産探しにおすすめ。暮らしを豊かにする雑貨や服を買いにに行こう

暮らしの道具+衣 暮ら巣

画像: 暮らしの道具+衣 暮ら巣

暮らしの道具+衣 暮ら巣

熊本市の中北部を雄大に流れる「白川」。そのすぐそばに立つ古いビルの3階に、独特の存在感を放つ店「暮らしの道具+衣 暮ら巣」があります。このライフスタイルショップは、もともとは郊外で営業をしていたものの、2016年の熊本地震がきっかけでこの場所に移転したそう。

画像: 生活の道具から、普段着まで取り扱う

生活の道具から、普段着まで取り扱う

「暮らしの『巣』のような存在に」との思いでオープンした店内には、日常にプラスしたい生活の道具や手仕事を感じられる普段着がズラリと並びます。雑貨好きのツボを突いてくる商品のセレクトは、店主・杏奈さんによるもの。「暮らしに寄り添い、ずっと使い続けていける定番アイテムをセレクトしています」と穏やかに話してくれました。暮らしにまつわるあれこれが揃う店は、止まり木のように今日も暖かく人々を迎えてくれるでしょう。

暮らしの道具+衣 暮ら巣
営業時間10:00〜16:00
定休日月曜日・水曜日・日曜日・祝日
webhttp://kurasukumamoto.blogspot.jp/

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※2019年9月27日に一部内容を更新しました。

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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