これから旅を検討する際、賑やかな観光地や人の密集しそうな人気スポットへ行くことに、ちょっと気後れしてしまう方もいるかもしれません。それでも、「日常から離れた空間でいつもと違う体験や発見を楽しみたい」そんな気分の時は、街の喧騒から離れた場所で、「町家泊」や「伝泊」などを楽しむ旅はいかがでしょうか。
画像1: 日本古来の美意識にもう一度触れる。歴史、文化、自然を感じる町家泊、伝泊

日本の風情を感じる、町家泊・伝泊の魅力

コロナ禍でたまったストレスを発散するのは、刺激や興奮だけではありません。日本古来の美意識に触れることで、心が洗練されていくようにリフレッシュできる、そんな体験がおすすめです。そこで、この記事では町家泊、伝泊をテーマに、三密を避けることは大前提として、さらに伝統的な建築や文化、そして自然に触れることができる新しい旅のカタチを提案します。

画像: 日本の風情を感じる、町家泊・伝泊の魅力

カジュアルなホテルとも、趣たっぷりな高級旅館とも違う個性豊かな宿で目にするのは、旅人にとっては非日常であり、その土地の住人にとってはどこか懐かしい日常です。例えば、京都の町家では、坪庭と呼ばれる小さな中庭の景色を愛でて過ごした人々の丁寧な暮らしぶりを。奄美の平屋では、強風に配慮した伝統建築から絶え間なく変わる海の魅力を体感することができます。そして、受け継がれてきた伝統文化はもちろん、現代のライフスタイルを考慮した快適性もしっかり備わっているのです。

お目当ての宿に着いて荷物を置いたら、まずは心を空っぽにして深呼吸。忙しい日々から解き放たれ、目の前に広がる景色をじっくり味わいましょう。清々しい朝には現地の恵みたっぷりの食事から元気をいただき、静寂に包まれる夜が来たら心地よいベッドで体をしっかり休ませる。多くを望むのではなく本当の豊かさを探求する、そんな旅はいかがでしょうか。

【京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条】まるで長屋の住人になったような気分

画像1: 【京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条】まるで長屋の住人になったような気分
画像2: 【京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条】まるで長屋の住人になったような気分

場所は、碁盤の目と称される京都市の中心部。施設の名前につけられた“大宮”“五条”はそれぞれ、大宮通り(南北)、五条通り(東西)と呼ばれる通りの名です。その大通りが交わる大宮五条の交差点から歩いてすぐ、看板を目印にたどり着く静かな路地奥に「京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条」はあります。そこは、やすらぎを求めて訪れる方々が、京都に暮らすように泊まれる宿。

画像3: 【京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条】まるで長屋の住人になったような気分

JR京都駅からタクシーで10分、阪急大宮駅から徒歩9分ほど。五条エリアで目にするのは観光名所や花街ではなく、飾らない人々が行き交う日常の京都です。その昔、五条エリアには京都の伝統産業のひとつ、染色に携わる人たちが数多く暮らしていたそうですが、時代の流れとともに職人が減少。空き家になってしまった町家の文化を後世に残すため、美しくリノベーション。宿泊施設として再生させるまちづくりプロジェクトが進み、五条エリアにはコストパフォーマンスの良い、快適な一棟貸しの宿が点在しています。

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昭和初期に建てられた長屋をリノベーションした「京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条」は2階建て。古き良き時代にタイムスリップしたような長屋の風景が、京都滞在への期待を膨らませてくれます。提灯を横目に玄関を抜け、土間で靴を脱げばあとはご自由に。

画像5: 【京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条】まるで長屋の住人になったような気分
画像6: 【京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条】まるで長屋の住人になったような気分

1階は居間、キッチン、檜の半露天風呂など、2階は寝室に分かれていて、2名から4名まで利用することができます。居間で丁寧にあたたかなお茶を淹れたり、雨の日は窓際で雨音を聞いて過ごしたり。四季の移ろいを感じながらその瞬間を味わって生きる、そんな京都暮らしを楽しみましょう。

画像7: 【京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条】まるで長屋の住人になったような気分
画像8: 【京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条】まるで長屋の住人になったような気分

一日一組だけ、密になりにくい一棟貸しとはいえ、念には念を。新型コロナウイルス対策もしっかり行われています。例えば、これまでチェックインは別棟のフロントで行われていましたが、人との接触を極力避けるため、フロントに立ち寄らない現地でチェックインするスタイルに変更。玄関には消毒用ハンドジェルを置き、掃除に次亜塩素酸水を使用。居間の柱には疫病よけの妖怪とされるアマビエ様のお守りが祀られています。

画像9: 【京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条】まるで長屋の住人になったような気分

朝食、夕食は、京の食文化のひとつ、仕出しのお食事を楽しむこともできます。夜は京料理の老舗であり仕出し文化を受け継ぐ「木乃婦」のコースや、肉好きな京都人が太鼓判を押す「ひろ志」のすきやきを。朝は、同じく「ひろ志」が提供する、京都の湯葉を用いた「湯葉の朝食」(連泊の方は2日目以降の朝食として「湯豆腐の朝食」に変更することができます)や、地元に愛される喫茶店「AOKI」の卵焼きサンドイッチが味わえます。

住所京都府京都市下京区上長福寺町246
電話075-468-1417(立志社)
webhttp://www.risshisha-group.com/

【京都一軒町家 さと居 大宮五条 青柿(SEISHI)】路地奥でひっそり、静寂という贅沢に浸る

画像1: 【京都一軒町家 さと居 大宮五条 青柿(SEISHI)】路地奥でひっそり、静寂という贅沢に浸る
画像2: 【京都一軒町家 さと居 大宮五条 青柿(SEISHI)】路地奥でひっそり、静寂という贅沢に浸る

「京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条」から歩いてすぐの場所にあるのが、系列宿の「京都一軒町家 さと居 大宮五条 青柿(SEISHI)」です。こちらは、路地に小さな家屋が立ち並ぶ長屋スタイルでははく、路地の奥にひっそり一軒だけが佇んでいる平屋スタイル。“隠れ家”という言葉がぴったりな建物です。母屋と離れを自由に行き来することができ、2名から5名まで一緒に宿泊できます。

画像3: 【京都一軒町家 さと居 大宮五条 青柿(SEISHI)】路地奥でひっそり、静寂という贅沢に浸る

まず向かうのは正面玄関のある母屋です。格子戸の向こうに天井の高いベッドルームが広がっていて、その奥には坪庭と呼ばれる小さなお庭も。町の真ん中であっても移りゆく四季を感じ、自然の光や風を取り入れながら静穏に暮らした、先人たちの知恵が垣間見えます。

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ベッドルームからつながるお風呂も、思い出に色濃く残る場所。石と木を組み合わせた広々とした浴室からは、庭の緑を眺めることができます。小鳥の鳴き声を聞きながらまっさらな気分で朝風呂に入る、なんて豊かな時間が過ごせます。
また、洗面台がふたつ並ぶ広々とした脱衣スペースは、まるでハイクラスなホテルのよう。伝統的であっても、快適でないと宿としての価値がない。町家ならではのくつろぎと現代人が求める快適性が、きちんと共存しているところに、こちらの宿の大きな魅力があります。

画像5: 【京都一軒町家 さと居 大宮五条 青柿(SEISHI)】路地奥でひっそり、静寂という贅沢に浸る

格子から光が漏れる廊下を歩き、母屋から離れへ。小上がりと開放的なダイニング&キッチンを備えた空間も、かなりの居心地の良さ。IH調理器、電子レンジ、電気ケトルをはじめ、フライパンや食器なども備え付けてあるので、買ってきたお惣菜をあたためて食べることも可能です。「京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条」と同じ店舗の仕出しを利用することもできます。

画像6: 【京都一軒町家 さと居 大宮五条 青柿(SEISHI)】路地奥でひっそり、静寂という贅沢に浸る

チェックインしてから、チェックアウトするまで、誰ともすれ違うことなく滞在できる路地奥のプライベート町家。京都の別荘感覚で、何度も利用しているリピーターが多いというのも頷けます。

住所京都府京都市下京区下長福寺町276
電話075-468-1417(立志社)
webhttp://www.risshisha-group.com/

【京囲炉裏宿 染 SEN 七条平安 ドッグフレンドリー】憧れの京都滞在も愛犬と一緒に

画像1: 【京囲炉裏宿 染 SEN 七条平安 ドッグフレンドリー】憧れの京都滞在も愛犬と一緒に

系列の宿の中でも特にコンセプトが特徴的なのが、「京囲炉裏宿 染 SEN 七条平安 ドッグフレンドリー」。「京都の町家で、暮らすように泊まってみたい」という長年の夢と、「愛犬に寂しい思いをさせたくない」という想い。その両方を叶えてくれると、愛犬家の間で評判です。

京都水族館や京都鉄道博物館など人気スポットが敷地内にあり、京都人の憩いの場としても親しまれている梅小路公園から歩いてすぐ。関西はもちろん、東京からも多くの愛犬家が訪れています。

画像2: 【京囲炉裏宿 染 SEN 七条平安 ドッグフレンドリー】憧れの京都滞在も愛犬と一緒に

町の風景にとけこんだ暖簾をくぐり、屋内に入ったらまず足洗い用のシャワーで汚れをさっぱりキレイに。見渡せば、リード掛けフックや犬用ゴミ箱など、和の空間の随所に工夫が施されていることがわかります。そのほか、トイレシート、犬用タオル、ゲート付きフェンス、食事用ボール、ころころ粘着シートまで完備。「あったらいいな」がすべて揃っている、といっても過言ではない、充実ぶりです。

画像3: 【京囲炉裏宿 染 SEN 七条平安 ドッグフレンドリー】憧れの京都滞在も愛犬と一緒に
画像4: 【京囲炉裏宿 染 SEN 七条平安 ドッグフレンドリー】憧れの京都滞在も愛犬と一緒に

和室には引っかかれてもダメージになりにくい畳を使う、フェンスには出入りを制限できるゲート付きを選ぶなど、愛犬家目線のサービスが魅力の一軒家。ガラガラと格子戸を開けてお散歩に出かけたり、中庭を眺めながらゆったりお茶を飲んだり。そのそばには必ず、うれしそうに尻尾をふる愛犬の姿が。いつでもどこでも一緒に過ごせる町家時間、きっと家族みんなの良い思い出になることでしょう。

画像5: 【京囲炉裏宿 染 SEN 七条平安 ドッグフレンドリー】憧れの京都滞在も愛犬と一緒に
住所京都府京都市下京区花畑町591-2
電話075-468-1417(立志社)
webhttp://www.risshisha-group.com/

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【伝泊 The Beachfront MIJORA】奄美大島の文化を宿す海辺のヴィラ

画像1: 【伝泊 The Beachfront MIJORA】奄美大島の文化を宿す海辺のヴィラ

奄美大島の伝統的・伝説的な建築・集落・文化を、次の時代に伝える宿泊施設「伝泊」。ホテルやドミトリーなどさまざまなスタイルの宿が島に点在し、地域の人との出会いの場も提供しています。2019年には、ビーチフロントヴィラ「伝泊 The Beachfront MIJORA」が完成。美しい海辺に佇む上質なヴィラとして旅好きから人気を集めています。

画像2: 【伝泊 The Beachfront MIJORA】奄美大島の文化を宿す海辺のヴィラ
画像3: 【伝泊 The Beachfront MIJORA】奄美大島の文化を宿す海辺のヴィラ

建物のデザインは、奄美大島出身の建築家・山下保博さんが担当。木造の屋根は奄美の伝統建築である高倉の構造と、奄美の浜でよく見られるウノアシ貝の形から着想を得たもの。その平たい屋根と、折り紙のようなフォルムの打ちっ放しのコンクリートが、すっきりと調和しています。

画像4: 【伝泊 The Beachfront MIJORA】奄美大島の文化を宿す海辺のヴィラ
画像5: 【伝泊 The Beachfront MIJORA】奄美大島の文化を宿す海辺のヴィラ

家具、アート、アメニティにいたるまでセンスの良い物たちばかり。奄美で育まれた美意識を感じることができる宿ですが、最大の魅力はやはり目の前に広がる奄美の海でしょう。どの部屋も海に面していて、大きな一枚ガラスで室内とデッキが仕切られています。

画像6: 【伝泊 The Beachfront MIJORA】奄美大島の文化を宿す海辺のヴィラ

どこまでも続く海と空が、すぐそばに存在するという非日常。モーニングを食べたら海辺でお散歩、バルコニーのエッグチェアでお昼寝した後、また海へ。日常から離れて、ただただ海とたわむれて過ごす。なにもしないという海辺の休日が、心にエネルギーを与えてくれるはずです。

住所鹿児島県奄美市笠利町外金久ミドリヤ861-4
電話0997-63-1910
webhttps://den-paku.com/thebeachfront

自然光と風を取り入れて快適に暮らした京都の町家に、海の雄大さを肌で感じる奄美大島のリゾートヴィラ。伝統を感じる家屋には、それぞれの地域の文化が息づいています。暮らすような感覚の中でわびさびを味わい、宿での体験がメインアクティビティになる。そこにただゆったりと滞在することが目的になるような旅を計画してみてはいかがでしょう。

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