画像1: 「見えづらい」を「見える」に変えるプロジェクト「With My Eyes」

J-AIR 事業企画部 辻

みなさま、こんにちは!J-AIRの辻です。
本日は、私からJALグループが賛同している、QDレーザ社の「With My Eyes」プロジェクトを紹介します。

画像2: 「見えづらい」を「見える」に変えるプロジェクト「With My Eyes」

QDレーザ社は、視覚に障がいのある方(ロービジョンの方)の網膜に直接映像を描き出すことができる特別なレーザ技術の開発を行っています。
「With My Eyes」は、この技術を搭載したカメラ型デバイス 「RETISSA SUPER CAPTURE」を使用し、ロービジョンの方の「見えづらい」を「見える」に変えるプロジェクトのことで、ロービジョンの方の「旅の感動」や「新たな体験」を生む素晴らしい取り組みとなっています。

現在までに第3弾までドキュメンタリームービーが公開されていますが、今回は「With My Eyes」プロジェクトのご紹介をします。

第1弾は、ロービジョンの方が自らの目で見て写真撮影ができる世界の実現を目指し、写真撮影会を実施しました。
その際、ご自身の目で空や雲を初めてご覧になった方の、「雲ってこんな形だったのですね」という言葉に、飛行機の窓の外の景色も楽しんでいただきたいと強く感じました。
そして、私が客室乗務員として乗務したときの経験を思い出しました。
「富士山が見えます」というアナウンスが流れた際に、ほとんどの方が窓の外に目を向ける中、ロービジョンの方は、ずっと真正面を向いていらっしゃいました。その様子を見て、「この方にも富士山を見ていただきたい」と私は感じたのです。

画像3: 「見えづらい」を「見える」に変えるプロジェクト「With My Eyes」

そこで第2弾は、J-AIRの機内から外の景色をご覧いただく企画を実施することになりました。
羽田発宮崎行きのエンブラエルの飛行機です。あいにくの天気で富士山はご覧いただくことはできなかったのですが、離陸の瞬間の迫力、青空や白い雲などをご堪能していただきました。
「翼ってこんな形をしているんだ」「雲がまぶしい」「空がきれい」など、飛行機から見える初めての景色をお楽しみいただいている姿に、私自身もとても感激しました。

画像4: 「見えづらい」を「見える」に変えるプロジェクト「With My Eyes」
画像5: 「見えづらい」を「見える」に変えるプロジェクト「With My Eyes」

そして第3弾では、飛行機の中だけでなく、ご旅行先の観光をこれまで以上に楽しんでいただけるよう、自分の目で初めての海を見る旅を企画・実施するまでに発展しました。この旅では、水に慣れ親しんでいるパラ水泳選手にどこまでも続く海を実際に初めて見ていただきました。

画像6: 「見えづらい」を「見える」に変えるプロジェクト「With My Eyes」

「With My Eyes」の取り組みを通じて、ロービジョンの方が「旅の感動」や「新たな体験」を実感していただけることを願っています。そして、「誰もが旅を通じて、より豊かな人生を楽しめる社会の実現」に向け、JALグループはこれからもより多くの方に安全・安心な空の旅をお届けしていきます。

ぜひ今後のJALと「With My Eyes」の取り組みにご期待ください。

各回の詳細はこちらをご覧ください。

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.