皆さま初めまして、JALふるさとアンバサダー愛媛担当の山脇です。松山空港から車で約1時間、大洲にはまるで昔にタイムスリップしたような町並みと、温かい人のぬくもりがあふれています。
歴史ある建物や古民家カフェ、伝統工芸のお店を巡りながら「住むように旅する」楽しさを感じられる町。忙しい日常からちょっと離れて、ゆったりと心和む時間を過ごしてみませんか?
画像: 松山道後温泉だけではない、住むように楽しむ町「大洲」の魅力発見

JALふるさとアンバサダー〔松山支店〕 山脇

町歩きをしながらタイムスリップ

#大洲城

忠実に再現されたお城で歴史を味わう

町を見守る、歴史の象徴大洲城。明治18年(1888年)に一度取り壊されましたが、2004年に地元の協力を得て再建されました。
建築基準法上、木造での復元は難しいとされていましたが、特例措置が適用され、しっかりとした設計図や資料、古写真などが十分に遺されていたことから、忠実な再現による復元が可能となりました。

中でも私が驚いたのは、60度以上と直角に近い大変急な階段です。

画像: #大洲城

この階段は、かつて敵がお城に侵入してきた際に攻め上がりにくく、また守る側は降りやすくするためのアイディアが盛り込まれています。
私も実際に登ってみましたが、一段一段集中して足元を見て、足を滑らせないよう両手で手すりを持って、慎重にゆっくりと登りました。
登った先には、冨士山(読み:とみすやま)や肱川、昔ながらの町並みが拡がり、自然と歴史が息づく大洲の魅力を感じられます。忠実に復元された大洲城と城下町は、江戸時代の情緒を体感できる貴重なスポットです。

〔お問い合わせ先〕大洲城

住所愛媛県大洲市大洲903
営業時間9:00〜17:00(札止16:30)
定休日なし
入館料大人 550円
小人 220円(中学生以下)
web大洲城 公式サイト

#臥龍山荘

すごい!が絶えない緻密な芸が光る別荘

明治時代の名建築「臥龍山荘」は、木蝋貿易で成功を収めた方が終の棲家として建てた別荘です。
奥ゆかしい心遣いと緻密な技法が調和した室内は、訪れる人を魅了します。
中でも私が感動したのは、霞月の間(かげつのま)です。
丸窓の奥にある光の加減で、座る場所によって満月や三日月など月が満ち欠けしているように見えました。

画像: #臥龍山荘

こちらの写真は、臥龍山荘を案内してくださったガイドさんが撮ってくれました。「ここからが一番きれいに撮れますよ」とさりげなく教えてもらい、建物の美しさがいっそう心に響きました。
ガイドさんは私のペースや興味に合わせて丁寧に説明してくれ、撮影のときも自然な気遣いを見せてくれました。
おかげで旅の思い出がより豊かになり、ガイドさんのおもてなしで旅の魅力が一層深まりました。

〔お問い合わせ先〕臥龍山荘

住所愛媛県大洲市大洲411-2
営業時間9:00〜17:00(札止16:30)
定休日なし
入館料大人 550円
小人 220円(中学生以下)
web臥龍山荘 公式サイト

#盤泉荘

おもてなしの心が形になった別荘

大正時代に大洲出身の松井兄弟が、フィリピンでの貿易事業の成功を背景に別荘として建てた「盤泉荘」。その名前の由来は、家の裏山を約50メートル奥まで掘り、そこで湧き出る清水を生活用水に使っていたことにあります。

邸宅内には、最高のおもてなしを追求した巧みな仕掛けが随所に施されています。玄関を入ってすぐの客間や茶室へ通ずる廊下には、南洋から取り寄せられた希少な一枚板の木材が使われており、その床は現代の高級邸宅と比べても厚みと重みがあり、足に心地よく伝わるため、まるで「ようこそ」と語りかけているかのようです。

さらに、来客に慌ただしい様子が伝わらないよう、使用人の動線を地下に設けて落ち着いた雰囲気が保たれている点も印象的でした。私自身、機内では静かな空間づくりを大切にしているため、盤泉荘を築かれた松井兄弟も同じ「おもてなしの心」でこの場所を作り上げたのだと感じ、とても温かく心に響きました。

〔お問い合わせ先〕盤泉荘

住所愛媛県大洲市柚木317
営業時間9:00〜17:00
定休日なし
入館料大人 550円
小人 220円
web盤泉荘(大洲市公式観光情報)

#おおず赤煉瓦館

時代を超えてずっと町を彩るシンボル

画像: #おおず赤煉瓦館

明治時代に建てられた大洲商業銀行の赤煉瓦建築。どこを切り取っても絵になる空間が広がっています。

重厚な扉を開けると、地域の特産品やハンドメイド作品が並び、地域の魅力を発信しています。2階の休憩スペースから見える中庭は、可愛らしい白いテーブルと椅子が置かれて、四季折々の植物で彩られています。新緑や紅葉、チューリップやアジサイなど、季節ごとに変わる景色をゆったりと眺めて、時間を忘れるひと時を過ごせます。

〔お問い合わせ先〕おおず赤煉瓦館

住所愛媛県大洲市大洲60
営業時間9:00〜17:00
定休日12/29~12/31
webおおず赤煉瓦館(大洲市公式観光情報)

#おはなはん通り

大洲と言えば!のメインストリート

赤煉瓦館を出て、大洲の町歩きの中心であるおはなはん通りを散策してみました。まるで昔にタイムスリップしたかのような町並みが今も残り、その風情に心が和みます。一つ一つの建物をよく見ると、エステサロンや会社など現代的なお店が並んでいるのが面白いギャップです。

和傘を手に歩いたり、鯉を探したりしながら、さまざまなシーンで写真を撮りたくなる通り。歩くだけで楽しく、歴史と今が自然に交差する場所です。

画像: #おはなはん通り

歴史のある建物で暮らすようにくつろぎたい。

#NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町

まちの皆さまが紡ぐ歴史

大洲の歴史的な建物を活かした「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」は、古くから大洲にある空き家や歴史のある建物を、できるだけ当時の面影を残すよう、地域の方の思いを紡ぎながら改修したホテルです。茶室のある客室では、地元出身の支配人が「祖父が作った部屋です」と語るほど、地域の歴史や人々とのつながりを強く感じられます。

まちの風景や建物を大切に守りながら、まるでここに暮らすかのようにゆったりと過ごせる空間が魅力です。

画像: #NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町

「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」は、フロントやラウンジ、レストランがまちの各所に点在しており、泊まるだけでまち全体を旅しているかのような体験ができます。昼はまち歩きをしながら地元の方との交流を楽しみ、夜は落ち着いた空間でデジタルデトックスをしてみてはいかがでしょうか。
スタッフは地元の方が多く、まちと一体となった温かいおもてなしは、まさに人が地域をつなぐ役割を果たしていると実感いたしました。

忙しい日常を離れて、自分のペースでゆっくり時間を楽しみたい方に、ぜひおすすめしたいホテルです。

〔お問い合わせ先〕NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町

住所愛媛県大洲市大洲378
webNIPPONIA HOTEL 大洲 城下町 公式サイト

大洲の町らしさが光る古民家カフェで一服

#島田薬館カフェ随(まにまに)

時を超えて町の人の体と心を癒すカフェ

かつて薬屋さんとして町の人々の健康を支えてきたこの場所は、時を超えて今では古民家カフェとして多くの人から愛されています。

店内のお皿やカップ、装飾の一つ一つにまでこだわりが感じられ、懐かしくも温かい空間が広がっています。なかでも特に目を引くのがメニュー表です!昔の薬雑誌から切り抜かれた記事を使い、全てのテーブルごとに異なるオリジナルデザインで心を込めて作られています。

画像1: #島田薬館カフェ随(まにまに)

私の一押しはカフェで提供されるケーキとドリンクです!店主さんと姪御さんが仲良く一緒に一から手作りで美しく、丁寧に盛り付けられます。バスクチーズケーキは甘みの中にほんのり塩味が加わり、その絶妙な甘じょっぱさがクセになる味わいです。

「マチコスペシャル」と名付けられたとっておきのコーヒーフロートのようなデザートは、さっぱりとした塩バニラアイスの上に、なんと!大洲産の甘い羊羹がたっぷりとトッピングされていて見た目もびっくり!アイスの下にあるコーヒーは薄まらないよう、コーヒー自体を凍らせたアイスキューブが使われているため、最後の一口までおいしく味わえます。ちなみに、「マチコスペシャル」の「マチコ」さんはお店のマスコット人形のお名前だそうです!

ドリンクメニューも豊富で、その日の気分やスイーツに合わせて好みの一杯を選べるのも嬉しいポイントです。

また、軽食としてご提供されているおにぎり軽食は、注文が入ってから握ってくださるのでふわふわ食感で、日替わりの手作り小鉢5種類とお吸い物は心まで温まります。

画像2: #島田薬館カフェ随(まにまに)

やわらかな雰囲気の店主さんと姪御さんがとても話しやすく、このお店のことをたくさん教えてくださいました。

建物の二階に上がると、店主さんがセレクトした日本文学や洋書から漫画まで幅広いジャンルの本がずらりと並んでいます。このすてきな空間でゆったりと本を開いてみたい!と心が躍りました。

薬屋時代の面影や地域の歴史を大切にしつつ、訪れるすべての人が思いのままにのんびり過ごせる場所――それが「まにまに」です。コーヒーやスイーツを片手に、本を読んだり、交流したり、自分らしく過ごせる、特別なカフェです。

画像3: #島田薬館カフェ随(まにまに)

〔お問い合わせ先〕島田薬館カフェ随(まにまに)

住所愛媛県大洲市大洲31
営業時間11:30〜18:00(17:30 LO)
定休日木曜・金曜・第三日曜(不定休あり)
web島田薬館カフェ随(まにまに)(大洲市公式観光情報)

#古民家カフェ 柊

愛媛の食材をふんだんに使ったランチでお腹を満たす

ちょっと贅沢なランチやカフェタイムを楽しみたい方におすすめしたい「古民家カフェ 柊」。店内はガラス窓からやわらかい陽射しが差し込み、開放的で温かな空間が広がっています。

画像1: #古民家カフェ 柊

今回は水曜日限定の「はなが牛ローストビーフ丼」をいただきました。熱々のご飯の上に、低温調理でじっくり仕上げられた愛媛県西予市産ブランド牛「はなが牛」のローストビーフがたっぷりと載っています。さらに、爽やかな愛媛県産ゆずと、箸でつかめるほど新鮮な卵がトッピングされ、自家製タレがその旨味を際立たせています。

画像2: #古民家カフェ 柊

また、水曜日以外は予約制のランチで、十種類の小鉢が彩り豊かに並ぶ贅沢な内容です。季節によってメニューが変わるため、訪れるたびに「今日はどんなお料理が出てくるのだろう?」とワクワク感が味わえる宝箱のような体験です。

地元のおいしい食材をふんだんに使ったお料理は、食べると心も体も満たされ、明日からまたがんばろう!と思える元気の源のようなランチです。

〔お問い合わせ先〕古民家カフェ 柊

住所愛媛県大洲市大洲90
営業時間ランチ:11:00〜14:00(LO:13:00)
カフェ:14:00〜16:00(LO:15:30)
定休日木曜・金曜
web古民家カフェ 柊 公式サイト

#うなぎの寝床

愛媛の伝統工芸を学びながらお買い物

「うなぎの寝床」という名前を聞くと、「うなぎ屋さん?」と勘違いされるかもしれませんが、ここは愛媛や瀬戸内地域の魅力を発信するアンテナショップです。もともと町の産婦人科だった古民家を改装しており、外観はまさに昔の病院そのものというユニークさがあります。

しかし、一歩店内に足を踏み入れると、日本のジーンズと称される「MONPE」や砥部焼の食器、今治タオルなど、日常に彩りを添えるすてきなアイテムがずらりと並んでいます。
このお店の特長は、店内の商品を通じて愛媛県や瀬戸内、四国のものづくりの良さや特徴を学べることです。
特に驚いたのは、国内生産されているパーティーグッズのクラッカーの約90%が愛媛県で作られているということです。今まで誕生日などのでお祝いごとで何気なく使っていたクラッカーがまさか愛媛県産だったなんて!とびっくりするとともに、周りの人に知ってた?と豆知識のようについ話したくなりました。

画像: #うなぎの寝床

〔お問い合わせ先〕うなぎの寝床

住所愛媛県大洲市大洲240-2
営業時間11:00〜17:00
定休日2月は限定日のみオープン 3月以降については公式サイト・SNSに掲載
webうなぎの寝床 公式サイト

最後にもう一つこの町を見守る

#少彦名神社

肱川のほとりに広がる城下町・大洲。古い瓦屋根が続く町並みを抜け、山あいの細い道に入ると、静かに佇む少彦名神社が見えてきます。うっそうとした木々の間に漂う神聖な空気は、まるで神話の世界へ誘うようです。ここに祀られる少彦名命は、身体は小さいながらも知恵と技術に長けた神様。大国主命とともに国づくりに尽力し、人々の暮らしの基盤を築いたと伝えられています。

境内近くに建つ「参籠殿」は、高床式の木造建築で、細長い木材が格子状に組まれて空中に伸びる様子は、まるで古代の神殿が山肌に降り立ったかのよう。内部は光が差し込み、自然の明るさだけで満たされる清らかな空間です。ここには少彦名命の軽やかで優しい力が宿っているように感じられます。

画像1: #少彦名神社
画像2: #少彦名神社

〔お問い合わせ先〕少彦名神社

住所愛媛県大洲市菅田町大竹乙937-2
営業時間終日
定休日なし
料金無料
web少彦名神社 公式サイト

大洲の町並みは、一つ一つの建物や歴史が人々の手によって丁寧に受け継がれ、神話とともに静かに息づいています。歴史と今がやさしく溶け合うこの町を歩くと、どこか安心感を覚えるのは、神話の祈りが今もこの土地に生きているからかもしれません。大洲の歴史と神話、そして美しい建物が織りなす静かな時間の流れを、ぜひ直接感じてみてください。旅の中で心がほどける瞬間が、きっとここにはあります。

愛媛県大洲市へのご旅行は、ぜひこちらのWebサイトをご参照ください。

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.