画像1: 香川県在住CAがめぐる!観音寺のご褒美スポット5選

JALふるさとアンバサダー〔高松支店〕 金川

もし香川を初めて訪れる友人を案内するなら、私が連れて行きたいのは観音寺(かんおんじ)。
香川県の西の端に位置し、高松空港から車で1時間ちょっと。

少し足を伸ばした先には、絶景も食も文化も“ご褒美級”の出会いが待っています。ここでしか味わえない、観音寺のとっておきをご紹介します。

画像2: 香川県在住CAがめぐる!観音寺のご褒美スポット5選

観音寺の絶景3選

#歩いて登るご褒美〔天空の鳥居・高屋神社〕

実は、この山を登るのは今回が2回目。前回、山頂は濃い霧に包まれ、まさかの“視界ゼロ”で思わず泣きそうに。
今回は念願のリベンジ。頂上までは約1.5km、歩いて30〜50分ほどの道のりです。前半はジグザグの山道、後半は空へまっすぐ伸びる270段の階段が待ち受けます。

画像1: #歩いて登るご褒美〔天空の鳥居・高屋神社〕

汗だくで登り切った瞬間、山頂を吹き抜ける風がすっと体をなでる、あの心地よさと言ったら…

画像2: #歩いて登るご褒美〔天空の鳥居・高屋神社〕

その余韻があまりにも気持ちよくて、下りですれ違う、息を切らしながら登ってくる登山者の皆さん全員に「もう少しで絶景です!」と声をかけたくなるほどでした。

※岩場や急坂も多いので、歩きやすい靴がおすすめです。
※車両規制期間もあるので、観音寺市観光協会 公式サイトをご確認ください。

#迷路のような島歩き〔伊吹島(いぶきじま)〕

伊吹島は、歩くたびに「そう来る?!」と予想を軽々と超えてきます。
くねくねした細い坂道を抜けると、パッと視界が開けて、瀬戸内海の穏やかな青が広がったり。迷路の中を探検しているようでワクワクします。

画像: #迷路のような島歩き〔伊吹島(いぶきじま)〕

2025年は3年に1度の瀬戸内国際芸術祭の開催年。芸術祭が終わっても、島の風景に溶け込む常設のアート作品を楽しむことができます。
観音寺港から定期船で約25分。小さな冒険にぴったりの島です。

画像: 栗林 隆「伊吹の樹」

栗林 隆「伊吹の樹」

#天空のブランコ〔雲辺寺(うんぺんじ)山頂公園〕

「大人がブランコなんて…」とためらいながら乗ってみると、気づけばハイジ気分で大はしゃぎした私。
空に漕ぎ出すあの開放感と言ったら...。
山頂の芝生広場には、カラフルなベンチやフォトフレームも並び、どこを切り取っても絵になる風景が広がります。

画像1: #天空のブランコ〔雲辺寺(うんぺんじ)山頂公園〕

そして圧巻なのが、山頂へ向かうロープウェイ。日本最大級の規模で、支柱間の距離はなんと1,882mと日本最長。その長さゆえにロープが大きくたわみ、遮るもののないダイナミックな景色が楽しめます。

画像2: #天空のブランコ〔雲辺寺(うんぺんじ)山頂公園〕

高度が上がるにつれ、讃岐平野と瀬戸内海を地図のように見渡せて、まるで鳥になった気分。
温暖な香川ですが、冬の山頂には雪が積もることもあり、一転して別世界に出会えます。

とっておきの名物2選

#いりこ界のファーストクラス〔讃岐らぁ麺 伊吹いりこセンター〕

朝からラーメン

漁港にある「伊吹いりこセンター」の朝は早い。
名物の朝ラーメン「煮干しそば」は、朝6時からの2時間限定です。
「朝からラーメン…大丈夫かな…?」
そんな不安は、ひと口すすった瞬間に消え去りました。

画像1: #いりこ界のファーストクラス〔讃岐らぁ麺 伊吹いりこセンター〕

あっさりなのに、いりこの深いコクとうまみが体に染み渡る。まるで湯船に浸かったような心地よさ。
そして個人的に推したいのは、お昼限定の「釜玉」。

画像2: #いりこ界のファーストクラス〔讃岐らぁ麺 伊吹いりこセンター〕

卵と濃厚なタレが絡んだ麺に、とにかく箸が止まりません。
ここに登場するのが、“魔法のお酢”と呼ばせていただきたい「いりこ酢」。数滴垂らすだけで、驚くほどまろやかさが増します。

ファーストクラス級!「伊吹いりこ」は何がすごい?

「伊吹いりこ」とは、伊吹島の沖合で獲れるカタクチイワシを煮て干したもの。讃岐うどんの出汁にも欠かせない存在です。

画像3: #いりこ界のファーストクラス〔讃岐らぁ麺 伊吹いりこセンター〕

その圧倒的なおいしさの秘密は、“スピード勝負”の加工にあります。漁場が加工場の近くにあるため、新鮮なイワシを素早く「いりこ」へ加工することができるのだそう。

なぜこのお店が生まれたのか?

伊吹いりこの「地産“外”消」、地域の空き家活用、そして朝食難民の解消。この3つを叶えるために誕生したお店。

かつて地元で愛されていた食堂の空き家を再生し、当時の雰囲気をあえて残した店内はどこか懐かしい気持ちに。

画像4: #いりこ界のファーストクラス〔讃岐らぁ麺 伊吹いりこセンター〕

お店の方の温かな雰囲気も相まって、お店を出るころには、心もお腹もポカポカと満たされています。

〔お問い合わせ先〕讃岐らぁ麺 伊吹いりこセンター

住所香川県観音寺市港町1-5-11
営業時間6:00〜14:00
定休日木曜
Instagram@iriko_center_kitaken

#この街らしさがつまった銘菓〔白栄堂 観音寺まんじゅう〕

和菓子?それとも洋菓子?──手づくりの証

ひと口食べると、ケーキのようにふんわり。バター香る洋風の生地を一度焼き、白あんと卵黄を炊いた上品な「黄身あん」を挟んで、さらに焼き上げるという“二度焼き”製法です。

生地を絞る工程を除き、手作業で一つ一つ作られている、と店主の白川さんは教えてくれました。
焼き印も昔ながらの「手押し」のため、わずかなズレや濃淡が出たりすることも。でも、この“ゆらぎ”こそが手仕事の証。火で熱した型をつかうからこそ、生まれる香ばしさは、白栄堂ならではの味わいです。

画像1: #この街らしさがつまった銘菓〔白栄堂 観音寺まんじゅう〕

観音寺まんじゅうの模様の秘密

観音寺の名を冠した銘菓。表面の焼き印は、有明浜に描かれた巨大な砂絵「寛永通宝」がモチーフ。観音寺を代表する名所であり、金運スポットとしても親しまれている“銭形”が刻まれた、まさに観音寺の名刺がわりの一品。

画像: 「寛永通宝」の巨大な砂絵

「寛永通宝」の巨大な砂絵

「香川をデザインした男」和田邦坊さんの存在

そして心惹かれるのが、どこか懐かしさを感じる民藝調のパッケージデザイン。手がけたのは和田邦坊さん。戦前・戦後にかけて活躍し、「香川をデザインした男」と呼ばれるマルチクリエイターです。

ロゴや包装紙、店内に飾られた絵や照明までも手がけ、白栄堂の世界観を築き上げた存在でもあります。

味わいだけでなく、デザインでも観音寺らしさを伝えています。

画像2: #この街らしさがつまった銘菓〔白栄堂 観音寺まんじゅう〕

魅惑のケーキセット

柳町本店にはカフェも併設されています。名物のケーキセットは「...本当にひとり分?」と驚くほどのボリューム。季節のケーキがたっぷり盛られ、思わず笑顔がこぼれます。

観音寺まんじゅうを誰に贈ろうかな、と考えながら、ゆったりと過ごす時間もまた、白栄堂ならではの楽しみです。

画像3: #この街らしさがつまった銘菓〔白栄堂 観音寺まんじゅう〕

〔お問い合わせ先〕白栄堂 柳町本店

住所観音寺市観音寺町甲1125-7
営業時間9:00〜18:00
定休日木曜
web白栄堂 公式サイト
画像: kanonji-kanko.jp
kanonji-kanko.jp

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画像: www.jal.co.jp
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