人口350人の村に、村民の4倍超にあたる1,500人が訪れる大人気イベントがあります。それが、高知県・大川村で開催されるグルメフェス「大川村謝肉祭」です。大自然の中で育ったおいしいお肉を、感謝の心と共に大自然の中でいただく。気になる現場の様子を、JALの客室乗務員がレポートします。

※価格は税込表記です。

画像1: チケット即完売の注目グルメ祭。高知県の「大川村謝肉祭」を現場レポート

JALふるさとアンバサダー高知県担当で、客室乗務員の岡田さん。「高知県に暮らす私ならではの視点で、食・文化・自然の三拍子が揃う高知の魅力をお伝えいたします!」と意気込みを聞かせてくれました。

高知県民の間でも「あまりの人気で予約がすぐ埋まる」ことで有名な大川村謝肉祭とあって、岡田さんもとても楽しみにしている様子。現地のレポートはもちろん、ディープなスポットで知られる大川村の自然や特産品についても紹介します。

画像2: チケット即完売の注目グルメ祭。高知県の「大川村謝肉祭」を現場レポート

チケットは即完売!?「大川村謝肉祭」とは?

画像: チケットは即完売!?「大川村謝肉祭」とは?

大川村謝肉祭は、和牛や地鶏を特産品とする高知県大川村が毎年秋に開催している恒例行事。BBQを目玉に、村民手作りの大川グルメや嶺北(れいほく)の地酒「桂月」などが楽しめる内容が好評で、受付開始の1時間以内にはチケットが完売してしまうほど人気です。

一方で、大川村に暮らす村民や生産者の方々にとって謝肉祭は、家畜の命や生産者への感謝をする行事であり、冬支度の合図にもなっています。もともとは1983年に村の若者たちで構成された「青年団」が中心になってはじめた小さなイベントでしたが、「大川ブランドの希少黒牛がお腹いっぱい食べられる」という口コミが県内外に広がっていき来場者が年々増加。なんと現在は人口約350人の大川村に1,500人を超える方々が集まるビッグイベントとなっています。

大自然のどまんなかに佇む、小さな村

画像: 大自然のどまんなかに佇む、小さな村

高知龍馬空港から車で約90分。大川村は高知県の北端に位置し、四国の中心に広がる小さな村です。国内で人口が少ない村としては上位を争うほどですが、同時に手付かずの自然が豊富に残っており、ここにしかない独特の魅力が凝縮されたエリアでもあります。

近年は自然体験やアクティビティの拠点としても注目されており、一帯に広がる1,000m級の山々が見せる四季折々の自然と、清流吉野川が作り出す景観美には心が癒されます。

そして、豊かな自然に恵まれていることで、特産品も多彩! 中でも幻の黒牛と称される「大川黒牛」や、高品質の地鶏「土佐はちきん地鶏」など、ブランド化された畜産物が人気を集めています。

ふるさとアンバサダーが現場レポート

会場は標高750m!山の上に集まった総勢1,500人でBBQ

画像1: 会場は標高750m!山の上に集まった総勢1,500人でBBQ

四国最大のダム「早明浦(さめうら)ダム」から、県道17号を通って約40分。目的地である、謝肉祭の会場に到着しました。

会場はなんと標高750m! 山の上に設けられた大きな広場を目指して、この日を楽しみにしていた方々が次々と山を登ってきます。県外ナンバーの車や観光バスも多く、謝肉祭の人気を物語っていました。

画像2: 会場は標高750m!山の上に集まった総勢1,500人でBBQ

会場に入ると、地元の方々が運営する温かい汁物や村で作られている味噌を使った田楽、地酒などを提供するローカル感満載の露店がお出迎え。BBQを楽しみながら、こちらで自由に買い物をしたり、地域の味を楽しんだりできるのも魅力ですね。

画像3: 会場は標高750m!山の上に集まった総勢1,500人でBBQ

さて、係員の方にチケットを渡してBBQセットを受け取ったら、指定された席でいよいよBBQスタート!

幻の黒牛「大川黒牛」と、大川村ご自慢の「土佐はちきん地鶏」を実食!

画像1: 幻の黒牛「大川黒牛」と、大川村ご自慢の「土佐はちきん地鶏」を実食!

最初にいただいたのは、幻の黒牛とも称される大川黒牛。

きめ細かなサシの入ったお肉を、備長炭の高温でさっと焼き上げて口に入れると、まずとろけるような柔らかさに驚かされます! お肉から溢れ出てくる脂や肉汁もとても上品。口の中いっぱいに濃厚な旨みが広がります。

大川黒牛とは?

大川黒牛は、大川村で年間約50頭しか出荷されない黒毛和牛です。もともと標高の高い地域に位置する大川村ですが、大川黒牛の飼育はさらに標高の高い山の上で行われており、自然豊かな環境と細やかな品質管理によって上質な和牛に育てられます。肉質は非常に柔らかく、上品な脂の旨みときめ細やかな霜降りが特徴。さらに肉本来の旨さ、ジューシーさ、脂のバランスが整った風格ある味わいです。食肉産業が盛んな高知県内で何度も最優秀賞を受賞しており、その頭数の少なさからいつしか「幻の黒牛」と呼ばれるようになりました。

画像2: 幻の黒牛「大川黒牛」と、大川村ご自慢の「土佐はちきん地鶏」を実食!

大川黒牛を堪能した後は、もう一つの目玉である土佐はちきん地鶏をじっくり網焼きに。土佐はちきん地鶏は、余計な脂肪分が少なく、ほどよい歯ごたえが楽しめる地鶏で、旨みとコクのバランスが良い!

土佐はちきん地鶏とは?

高知の地鶏「土佐九斤(トサクキン)」と「大軍鶏(オオシャモ)」の特性を受け継いで誕生した新しい地鶏です。現在、総生産量の約80%が大川村で生産されており、土佐弁で「元気で負けん気の強い女性」を意味する「はちきん」という言葉の通り、四国山脈の清らかな空気と湧き水を活かした飼育でたくましく成長します。適度な歯ごたえと豊かな旨みを持ちながら、脂肪分が少ないためヘルシーな味わい。加えて地鶏特有の「くさみ」も少ないため、さまざまな料理との相性が良いことでも知られています。

地鶏本来の味を楽しみたい方は、焼き上がったばかりの地鶏に、BBQセットについてくる塩をつけて食べるのがオススメです!

画像3: 幻の黒牛「大川黒牛」と、大川村ご自慢の「土佐はちきん地鶏」を実食!

また、大川村謝肉祭といえば大川村焼肉のたれ「謝肉祭」も忘れてはならない存在。肉本来の旨みがじっくりと味わえる味噌仕立ての手作りタレで、特に牛肉やホルモンとの相性は抜群! 根強いファンも多い人気商品です。

小さなお子さまにも好まれる甘口に仕上がっていますので、ぜひ一度お試しになってください。

謝肉祭を楽しむためのポイント

画像: 謝肉祭を楽しむためのポイント

謝肉祭の会場では、参加者の方との相席も、ぜひ楽しんでほしい部分です。

「おきゃくの文化」のある高知。「おきゃく」とは土佐弁で、祝い事や節句などに開かれる宴会のことです。テーブルを囲んで「今日はどこから来たが(来たの)?」など、何気ない話で盛り上がることは結構よくあることで、ここ謝肉祭の会場でも集まった人同士で食とお酒を楽しみながら、賑やかに過ごしている光景が随所で見られました。

温かく迎えてくれる地元の方々や、遠方より来られたファンの方々と、大川村の文化体験を通じて交流を広げていけるのは、大川村謝肉祭の一番の魅力と言えるかもしれません。

「村のえき 結いの里」で大川村の特産品をお土産に

画像1: 「村のえき 結いの里」で大川村の特産品をお土産に

謝肉祭を時間いっぱい楽しんだ後は、山を少し下って、大川村のお土産が購入できる「村のえき 結いの里」へ。

画像2: 「村のえき 結いの里」で大川村の特産品をお土産に

こちらでは村のお土産をはじめ、謝肉祭で振る舞われる土佐はちきん地鶏なども商品として販売されています。

隣接する食堂では軽い食事も可能で、「大川黒牛おろしポン酢定食」や「はちきん地鶏のチキンカツ定食」などが特に人気です。

画像: 大川黒牛おろしポン酢定食

大川黒牛おろしポン酢定食

画像: はちきん地鶏のチキンカツ定食

はちきん地鶏のチキンカツ定食

大川黒牛や土佐はちきん地鶏が気軽に味わえるスポットなので、大川村にお越しの際は立ち寄ってみてください。

大川村の“ふるさとの味”をご家庭で

大川村謝肉祭で振る舞われる大川黒牛や土佐はちきん地鶏は、大川村ECサイト「土佐れいほく市」または「JALふるさと納税」からもお求めいただけます。

土佐れいほく市

厳しい山々に囲まれた高知県嶺北地域々の伝統や文化、知る人ぞ知るおいしい食べ物、そこで育まれた人々の営み、そして引き継がれてきたもの。それらを多くの人に知ってもらいたいという思いから生まれたECサイトです。大川村の隠れた名産品を、生産者の方々の想いと共に全国に届けています。

取扱商品の中から、おすすめの3品をピックアップしました。

画像1: 土佐れいほく市

大川村謝肉祭セット
自宅で大川村謝肉祭を再現できる焼肉セット。謝肉祭で提供される「大川黒牛(200g)」と「土佐はちきん地鶏もも肉・むね肉カット(350g)×2」に加え、「大川村焼肉のたれ『謝肉祭』」「土佐はちきん地鶏ポン酢」「焼肉に合う塩」も含まれており、お好みに応じて味の変化も楽しむことができます。

画像2: 土佐れいほく市

土佐はちきん地鶏鍋セット
土佐はちきん地鶏のもも肉、むね肉、ヤゲン入りつくねを、土佐はちきん地鶏の焼きガラから抽出した旨味たっぷりのスープで味わうお鍋のセットです。付属の「土佐はちきん地鶏のポン酢」に浸して食べても絶品。肌寒いこれからの季節にぴったりのセットです。

画像3: 土佐れいほく市

土佐はちきん地鶏しゃぶしゃぶセット
しっとりやわらかな土佐はちきん地鶏(薄切りむね肉)をしゃぶしゃぶで堪能できるヘルシーなセット。鍋に合う塩、土佐はちきん地鶏の出汁を使ったポン酢も付いているので、届いたらそのままおいしく食べられます。土佐はちきん地鶏の焼ガラから抽出したスープに、お肉やつくね、野菜を入れて、うまみが凝縮されたスープで作るシメも絶品です。

土佐れいほく市
http://www.risshiroku.kochi.jp/

JALふるさと納税

「JALふるさと納税」では、大川村のさらなる魅力をお伝えするために、専用ページを設けて地域の紹介をしています。「大川黒牛リブロース&カツオたたきのセット」や「土佐はちきん地鶏ハンバーグ&海鮮丼の素セット」など、肉と海鮮を組み合わせた返礼品にも注目。好みや予算に合わせて検索してください。

JALふるさと納税(高知県・大川村の返礼品一覧ページ)
https://furusato.jal.co.jp/goods/?cm[]=393649

グルメをきっかけとして旅に出るケースは、よくあるもの。訪れてみて、その土地の風土を感じたり、地元の方たちとのコミュニケーションが生まれたりして、思い出が深まっていくことこそ、醍醐味です。まずは、ふるさと納税でおいしさを味わってからでも。次の謝肉祭に、きっと参加したくなることでしょう。

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※2025年12月5日に一部内容を更新しました

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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