画像1: 香川在住CAがおすすめ!
丸亀のとっておきのお店4選

JALふるさとアンバサダー〔高松支店〕 金川

気づけば、なぜかまた訪れている。そんな場所が皆さんにもありませんか?私にとってのそんな場所が、ここ「丸亀」です。

日本一小さな現存天守を持つ「丸亀城」、全国シェア約9割を誇る「丸亀うちわ」、讃岐富士とも呼ばれる美しい「飯野山」など、歴史と文化、自然が調和する魅力あふれる場所です。

画像: 下:「丸亀うちわミュージアム」での職人さんのうちわ製作実演コーナー

下:「丸亀うちわミュージアム」での職人さんのうちわ製作実演コーナー

今回は、そんな丸亀市のおすすめのお店をご紹介します。

ひたむきに一杯と向き合う、純手打うどん「よしや」

画像1: ひたむきに一杯と向き合う、純手打うどん「よしや」

丸亀市の名店「純手打うどんよしや」は、今では貴重な"完全手打ち"のうどん店。機械に頼らず、全ての工程を"人の手"だけで仕上げています。

画像2: ひたむきに一杯と向き合う、純手打うどん「よしや」

店主の山下さんはまるでアスリート。腕や足、腰にサポーターをつけ、全身の力を使ってうどんに向き合います。

店内に響く「トントントン」とうどんを切るリズム。体に負荷のかかる作業を軽やかに、そして一切の無駄なくこなしていく姿は圧巻です。

画像3: ひたむきに一杯と向き合う、純手打うどん「よしや」

その力強い所作の末に生まれるうどんは、驚くほど繊細。ふわっとした口当たりのあと、もっちりとしたコシが追いかけてきて、つるりと喉を抜けていきます。

画像4: ひたむきに一杯と向き合う、純手打うどん「よしや」

涼やかな「すだちひやひや(上)」は、爽やかさが全身を駆け抜ける一杯。「炙っていいとも!(下)」は、香ばしく炙った讃岐もち豚と醤油が麺に絡み、その美味しさと言ったら...途中でコショウを加えると豚の脂との相性抜群。最後まで飽きさせない工夫が光ります。

画像5: ひたむきに一杯と向き合う、純手打うどん「よしや」

山下さんは厨房で常に動きながらも、客席に目を配り、さりげなく声をかけています。福岡から訪れたお客さんと、現地のうどん店について語り合う姿も。休日も他店を巡り、味の研究を重ねているそう。

店内には麺をすする音、軽快な包丁のリズム、お客さんの談笑が重なり合い、臨場感に溢れています。このライブ感を、ぜひ味わってみてください。

〔お問い合わせ先〕純手打うどん よしや

住所香川県丸亀市飯野町東二343-1
営業時間7:00~14:00
定休日火曜(不定休あり)
Instagram@udon448

時を旅する和菓子店「御菓子司 寳月堂(おかしつかさ ほうげつどう)」

丸亀藩の石高にちなんだ「六万石」など、寳月堂のお菓子には、つい誰かに話したくなる物語が宿っています。

創業108年。老舗でありながら、お店には親しみやすく、訪れた人を自然に迎え入れてくれるような温かさがあります。

画像: 「丸亀うちわせんべい」 「銘菓 六万石」 「丸亀お城もなか」 「うちわの町サブレ」

「丸亀うちわせんべい」 「銘菓 六万石」 「丸亀お城もなか」 「うちわの町サブレ」

「せっかくだから、ちょっと奥まで見ていきませんか?」と案内してくださったのは寳月堂の会長・高畑響子さん。
まるで宝物を見せてくれるような笑顔に、建物への深い愛情が伝わってきます。

画像1: 時を旅する和菓子店「御菓子司 寳月堂(おかしつかさ ほうげつどう)」

ひときわ目を引く白い店舗は明治生まれ。そして隣接する3階建ての洋風建築は登録有形文化財。別々の建物に見えますが、実は中でつながっていて、まるで迷路のよう。洋間、ホール、茶室と、移ろう空間に思わずため息が出る美しさです。

画像2: 時を旅する和菓子店「御菓子司 寳月堂(おかしつかさ ほうげつどう)」

三代にわたり女性が守り育ててきた寳月堂。今も女性スタッフが中心となり、伝統に新たな風を吹き込んでいます。

丸亀沖の手島産のとうがらし「香川本鷹」を使った和三盆。悶絶するほど辛かったという試作品を経て、県産品コンクールで最優秀賞も受賞しました。

画像3: 時を旅する和菓子店「御菓子司 寳月堂(おかしつかさ ほうげつどう)」

寳月堂には自由に発想し、どんどんアイデアを出し合う風土があるのだそう。空間にも、お菓子にも息づいている「古きを受け継ぎ、新しさを織り込む」。その創造性こそが魅力なのです。

画像: 会長・高畑響子さん手作りのフレーム

会長・高畑響子さん手作りのフレーム

〔お問い合わせ先〕御菓子司 寳月堂

住所香川県丸亀市米屋町16
営業時間9:00~17:30(水曜のみ17:00まで)
定休日年始
Instagram@hougetudou_marugame

レトロなビルで味わうレモネード「TANGIERS CAFE(タンジールカフェ)」

画像1: レトロなビルで味わうレモネード「TANGIERS CAFE(タンジールカフェ)」

丸亀駅から徒歩5分。築85年のレトロなビルにある「TANGIERS CAFE」は、かつて電話局だった建物をリノベーションしたカフェです。

画像2: レトロなビルで味わうレモネード「TANGIERS CAFE(タンジールカフェ)」

昭和の面影を残す外観とは対照的に、扉を開けると異国のアパートメントのような、無機質ながらも温かみのある空間が広がります。

画像3: レトロなビルで味わうレモネード「TANGIERS CAFE(タンジールカフェ)」

看板メニューは香川県産のレモンを使った約20種類の「自家製レモネード」。大鍋で丁寧に仕込むシロップの香りが店内に広がります。

さらに、島根から取り寄せた豆を使ったコーヒードリンクも人気で、「エスプレッソレモネード」はコーヒーの爽やかな苦みと甘さのバランスが絶妙。レモネードを練りこんで、店内で焼き上げるチーズケーキもおすすめです。

画像: 中津万象園の松葉を再利用し、レモンの木を守る"天然のふとん"として活用
中津万象園の松葉を再利用し、レモンの木を守る"天然のふとん"として活用

丸亀市にある江戸時代から続く大名庭園「中津万象園(なかつばんしょうえん)」では、庭の手入れで出た松葉を、三豊市・まるく農園のレモン畑で"寒さよけの天然のお布団"として再利用。育ったレモンは「はつ恋キュンッれもん」としてブランド化され、地域での循環を生んでいます。

画像4: レトロなビルで味わうレモネード「TANGIERS CAFE(タンジールカフェ)」

通常のラベル(左)は、丸亀の「亀」、「はつ恋キュンッれもん」の限定ラベル(右)には、丸亀藩主・京極家の家紋と、中津万象園を象徴する大傘松が描かれています。

画像5: レトロなビルで味わうレモネード「TANGIERS CAFE(タンジールカフェ)」

店主の石田さんは埼玉出身。うどん好きが高じて丸亀に移住し、2023年にこの店をオープン。地元の人や観光客がふらりと立ち寄り、会話を楽しむ心地よい空気が流れています。地域とのつながりを大切にし、イベントやコラボにも積極的。今後の展開にも注目です。

〔お問い合わせ先〕Tangiers Cafe

住所丸亀市南条町1-1 丸亀ビル1F
営業時間10:00~18:00
定休日月曜・火曜
Instagram@tangierscafe

揺らぎごと抱きしめるビール「久福(きゅうふく)ブルーイング本島」

画像1: 揺らぎごと抱きしめるビール「久福(きゅうふく)ブルーイング本島」

丸亀港からフェリーで約35分。江戸時代には北前船の寄港地として栄えた本島(ほんじま)は、今も古き町並みが残る瀬戸内海の小さな島です。岡山とつながる瀬戸大橋を望むこの島には、静かな時間が流れています。

画像2: 揺らぎごと抱きしめるビール「久福(きゅうふく)ブルーイング本島」

その本島に1坪ほどの小さなビールのお店「久福ブルーイング本島」があります。
ドアを開けると、久保田ご夫妻の柔らかな笑顔。
お店ではボトルビールの他、タップビール(生)も楽しめます。

画像3: 揺らぎごと抱きしめるビール「久福(きゅうふく)ブルーイング本島」

ある初夏の日、グラスで味わった「瀬戸内GOSE(ゴーゼ)」はほんのり濁った黄金色でした。広島・瀬戸田町のレモンを丸ごと漬け込んだ爽やかなビールは、島の空気とぴたりと合います。
これまでも青みかん、いちご、ライム、いちじくなど、農園のご縁を通じて、多彩なビールを仕込んできたそう。

画像4: 揺らぎごと抱きしめるビール「久福(きゅうふく)ブルーイング本島」

久福ブルーイング本島では、「定番商品」がありません。
この時、お店に並んだボトルには「27番」というナンバーが。1回の仕込みごとにナンバーを振り、同じビールは作らないそう。まるで時間を閉じ込めた日記のようです。

画像5: 揺らぎごと抱きしめるビール「久福(きゅうふく)ブルーイング本島」

本島は船でしか行けず、天候にも左右されるされる島。そんな「抗えなさ」の中で仕込むビールは、瓶内二次発酵によって少しずつ熟成が進みます。

予定調和を手放し、あえて人の手の及ばない「余白」を大切にする。

完璧を求めすぎず、思い通りにならないことも受け入れる。
その潔さが、本島らしくて、かっこいい。

瀬戸内の風、空気の濃淡や凪。
その時の自然の気配を、ビールで表現しているのです。

〔お問い合わせ先〕久福ブルーイング本島

住所香川県丸亀市本島町泊704-2
営業時間第1・第3日曜 11:00~16:00
※最新の営業状況はSNSをご確認ください。
定休日月曜・火曜
Instagram@kyufuku_brewing_honjima

この秋はアートと島旅を楽しむチャンス!

瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開かれる「瀬戸内国際芸術祭」。
春・夏・秋の3会期に分かれ、秋会期には丸亀市・本島でも開催予定です。

現在ジャルパックでは、対象空港限定でおひとり様につき10,000円割引、作品鑑賞パスポート付きのツアーを販売中です。

JALに乗って「芸術の秋」を体験しませんか?

期間:秋会期 10月3日(金)~11月9日(日)※10月23日(木)、30日(木)は休館

画像: www.jal.co.jp
www.jal.co.jp

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.