JALふるさとアンバサダー〔松山支店〕 佐々木
皆さま、こんにちは。
JALふるさとアンバサダー愛媛県担当の佐々木です。
今回は、JAL MaaSを使ってしまなみ海道の島々をアイランドホッピングしてきました!(愛媛県今治市~広島県尾道市)冬の情景の「しまなみ」は、オレンジ色の空とグレーの雲のコントラストが美しくこれまでとは、一味違う魅力をお届けします!
以下の行程でしまなみを巡りました!
〔1日目〕
- 小島
- 因島水軍城跡
- 千光寺公園頂上展望台「PEAK」
- 尾道市内
〔2日目〕JAL MaaS使用
- 尾道駅→因島・土生港
- 大山神社
- 生口島・瀬戸田レモン谷
- 多々羅大橋
- 多々羅しまなみ公園
知らざれる歴史に触れる@小島
〔小島〕瀬戸内海国立公園を散策
愛媛県今治市内にある波止浜湾より、小島に向かいました。小島の港近くには、ひときわ目立つ大砲のレプリカが私たちをお出迎えしてくれます。穏やかな島の空気感の中、黒く大きくそびえたつ砲台は一種独特な空気を感じました。日露戦争当時、ロシア艦隊に備えて作られていた砲台跡を、皮切りに島の散策をスタートしました。
小島には、芸予要塞の要となった施設がたくさんあります。その一つ、火力発電所跡は、明治中期に作られたとは思えない様相の赤レンガの建物でした。また、全て人力で作られた弾薬庫跡は、静寂の中に凛とした空気を感じる場所で、当時の緊迫した様相に想いを馳せてみました。
その後、島の遊歩道を散策しながら芸予要塞の要となった場所に到達。長くてとても急な階段を登って頂上に達すると一気に360度の大パノラマが広がり、冬の穏やかな陽射しを受けながら、来島海峡大橋と瀬戸内海の風景をゆったりと楽しみました。
〔因島水軍城跡・金蓮寺〕
しまなみ海道の島々には、村上海賊にまつわる城跡が数多く点在しています。因島水軍跡近くの金蓮寺というお寺に伺いました。日本最大の海賊と称される村上海賊の勇ましさを彷彿させる場所でした。その中の一つである因島村上一族のお墓の形は、生前の階級により形状が異なる様相は興味深く、赤や黄色の紅葉が歴史ある寺院を厳かに彩っていました。
〔千光寺公園頂上展望台「PEAK」〕
1日目のクライマックスである「頂上」という意味の「PEAK」に到着。緩やかな坂道を上ると、そこには長さ63メートルの展望デッキがあり、尾道水道や日本遺産の街並みをさまざまな角度から楽しむことが出来ます。
曲線の美しい展望台デッキのスロープを登ると、そこはのんびり瀬戸内時間が流れる空間でした。
斬新なデザインの展望台は夕暮れの光を浴びてさらに、存在感が増していました。
にゃんとも猫好きにはたまらない
〔尾道の町〕
「猫の細道」といわれる、道路が細く入り組んでいて、坂が多い尾道の町では散歩していると猫が無邪気にお出迎えしてくれます。
坂道と路地の景観が、昔から息づく伝統文化を象徴しています。風情ある街並みには、ふらっと立ち寄りたくなるお店が軒を連ねていて時間を忘れて散策していました。
2日目
〔尾道駅〕
2日目のスタートは海に近く瀬戸内海の景色が広がる尾道駅。サイクリングロードの出発点に位置づけされる尾道駅から路線バスに乗り込んで、因島・土生港まで移動しました。
その際、JAL MaaSアプリを使えば、乗降もストレスフリーでとても便利!
JAL MaaSは、フライトだけでなく、乗り換え案内や交通チケットなどを一度に入手できる便利なサービス。スムーズな移動には欠かせない優れた機能で効率よく周遊を楽しめます。
今回は、しまなみ海道(尾道発)バスとレンタサイクルを含むチケットを購入しました。
JAL MaaS
〔土生港〕
土生港に到着後、しまなみレンタサイクルでクロスバイクを借りることに。
その際も、JAL MaaSアプリが大活躍!お気に入りのクロスに乗ってサイクリングをスタートすると一気に冬の空気を体全体で感じ、目の前には穏やかな瀬戸内の景色が広がります。
〔大山神社〕
最初の目的地である大山神社は古代より因島村上水軍の守護神としても崇敬され、交通に関する安全祈願をすることが出来ます。自転車を押して、鳥居をくぐり安全祈願し、本格的なサイクリングをスタート。
冬の穏やかな日差しの元、海風を頬に感じ海岸線を一気に港まで走りぬけました。
〔島から島へ〕
因島から生口島までは、島の人たちが日常的に利用する連絡船に乗り込んで移動。狭い海峡に行きかう船を見たり、橋の美しさにしばしリラックスと思いきやあっという間に対岸の生口島に到着。地元の方々の生活風景を身近に感じるひと時でした。
〔生口島〕
サイクリングロードを走っていると生口島に点在するオブジェも楽しみの一つ。これも、ゆっくりと移動できる自転車ならではの楽しみ方です。夏の様相とは異なる、穏やかな中に凛とした表情を見せる瀬戸内海と紅葉のコントラストも美しい光景です。
コロッケは別腹
サイクリングを楽しんだ後は地元の方々でにぎわう老舗の定食屋に到着。昼食はふっくらと甘いたれで焼き上げた穴子をあっという間に平らげました。さあ、後半サイクリングスタート!!とクロスに乗りましたが、デザートならぬ食後のコロッケをいただくことに。しおまち商店街にある岡哲商店で一つ一つ、丁寧に作られた熱々のコロッケを頬張りました。
ほくほくのコロッケは、子どもの頃によくおつかいで買っていたコロッケを思い出す懐かしい味でした。
〔お問い合わせ先〕岡哲商店
住所 | : | 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田517-4 |
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電話 | : | 0845-27-0568 |
〔レモンケーキ〕
コロッケの後は、瀬戸田の代名詞とも言われているレモンを用いたレモンケーキを頂きました! 本店でしか味わえない焼きたてのレモンケーキを口に含むとレモンのさわやかな香りと、ほろ苦さを感じるふわふわの食感でついつい、手が伸びます。
〔お問い合わせ先〕島ごころ
住所 | : | 広島県尾道市瀬戸田町沢209-32 |
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電話 | : | 0845-27-0353 |
〔瀬戸田・レモン谷〕
ミカン畑には見慣れている愛媛出身の私ですが、レモン谷と言われるたくさんのレモンの木の光景に思わず、歓声が上がりました!その光景はまるで、地中海?と見間違えるほどの錯覚を覚えました。
西洋世界でミカンやレモンは太陽と豊穣、権利の象徴として重宝されてきた二つの柑橘が山を彩り、寒空の冬の情景に温かさを感じました。
〔多々羅大橋〕
息を上げながら長い坂道を登り、多々羅大橋へ。何度も経験してきたしまなみ海道でのサイクリングですが、同じ景色でも季節によって異なる趣を感じます。橋の上でのサイクリングの最大の醍醐味は、自転車でしか見ることが出来ない絶景を心行くまで堪能できます!
しまなみ海道は、「橋の美術館」と称されており、その魅力を丸ごと体感していると寒さも忘れます。(笑)
多々羅大橋には龍の鳴き声?!
多々羅大橋の途中に、「泣き龍」と言われている場所があり二本のバチが用意されています。
そのバチを叩くと音が反射しながら空に昇っていくような現象を体験することができます。その音は龍の鳴き声のように聞こえることが名前の由来だそうです。
また、その音が橋の上部にまっすぐに鳴り響くのは、音が外に漏れず反射できる構造で高い建築の技術力に改めて、感動しました!
〔多々羅しまなみ公園〕
約20キロの行程のゴールであるサイクリストの聖地、多々羅しまなみ公園に到達。
達成感を味わいながらしまなみ海道を後にしました。
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