本記事では、1日に3~4店舗を巡る日帰りのモデルコースをご紹介。車ありなしで選べる3つのコース、計10店舗を厳選しました。旅のスタイルにあわせて絶品うどんのハシゴ旅を楽しんでください。
※価格は税込み表記です。
そもそも、香川で讃岐うどんが発展したのは、この地にうどん作りに適した環境があったから。良質な小麦、瀬戸内海で獲れるいりこ、そして小豆島で造られる醤油など、うどんに必要な材料が手に入りやすかったといわれています。
古くから県民食として愛されてきた讃岐うどんは、店ごとにその味わいや特徴はさまざま。いろいろなお店を巡って、お気に入りの1杯を見つけてみませんか。
車なし!電車で回れる高松市内のおすすめうどん店
1つめのコースは、主に高松市を拠点に電車やバスを使って観光する人におすすめのコースです。高松空港から高松市街地に向かうにはリムジンバスが便利。高松駅まで45分、市内中心部の瓦町駅までを40分でつなぎます。
市内で利用できる鉄道は2つ。1つは徳島・愛媛方面へつながるJR四国、もう1つは「ことでん」の愛称で親しまれる私鉄・高松琴平電気鉄道です。ここでは、各鉄道を使い、駅から徒歩10分圏内のおいしいうどん店3軒をご紹介します。
洋のエッセンスが入った大人気店「手打十段 うどんバカ一代」
高松のうどん巡りは「手打十段 うどんバカ一代」からスタート。ことでんの主要駅である瓦町駅から7分ほどで到着。朝6時から夕方6時まで、半日営業していますが、その間ずっと客足が絶えず、平日でも行列ができる人気店です。
有名店ゆえ、コンサートや番組のロケなどで香川を訪れ足を運んだ著名人は数知れず。店内の壁一面にサイン色紙が並んでいます。
「いつでもベストな麺を味わってほしい」と、釜からあげて10分以内の麺を提供するのがお店のこだわり。麺の味わい方はいろいろとありますが、ここに来たら看板メニューの「釜バターうどん」がおすすめです。茹でたてのうどんにバターと卵黄を絡めて醤油を数滴たらします。お好みで黒コショウをかけて味わう、“うどんのカルボナーラ”とも称される一品です。バターのなめらかさとのどごしの良い麺の相性が絶妙で、するするといくらでも食べれます。
手打十段 うどんバカ一代
住所 | : | 香川県高松市多賀町1-6-7 |
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電話 | : | 087-862-4705 |
営業時間 | : | 6:00~18:00 |
定休⽇ | : | 元日のみ |
web | : | http://www.udonbakaichidai.co.jp/ |
アクセス | : | ことでん「瓦町」駅から徒歩約7分 |
瓦町駅からことでん志度線で16分
屋島にある老舗「ざいごうどん本家 わら家」
続いては、ことでん志度線を走る赤い電車に乗り、琴電屋島駅で下車。屋島は、「源平合戦」の舞台となったといわれる歴史の深い場所です。周辺には新屋島水族館や瀬戸内海が見渡せる展望台などがあり、観光地としても知られています。
「ざいごうどん本家 わら家」は、四国各地から古民家を移築して作られた野外博物館「四国村ミウゼアム」の敷地内にあります。茅葺屋根が印象的な店舗は、江戸時代末期に建てられた民家を移築したものを利用。天井の梁も当時のままだそうです。
店名の「ざいごうどん」の「ざいご」は、在郷(ざいごう)が訛った言葉で、直訳すると「田舎うどん」。茅葺屋根のシチュエーションも含めて楽しんでほしいという意味が込められているそうです。
セレクトしたのは、釜揚げうどんをたっぷり食べられる「特大うどん」。たらいにうどんが入っていて、インパクトがある大きさです。
うどん用に作られた最高級小麦粉を使用したうどんは作り置きをしないので、いつでもできたて・茹でたて。つるつるとしたなめらかな食感の麺をたらいからあげて、出汁につけていただきます。
出汁は香川県産のいりこや利尻産高級昆布をベースに、門外不出の製法で作られているそう。出汁を入れた徳利を湯せんで温めてから提供してくれます。薬味にもこだわり、高知県産のやっこねぎと生姜を取り寄せています。
友人や家族とシェアして食べると、よりおいしさを噛み締められそうです。
ざいごうどん本家 わら家
住所 | : | 香川県高松市屋島中町91 |
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電話 | : | 087-843-3115 |
営業時間 | : | 9:30~18:00(L.O.17:30) |
定休⽇ | : | なし |
web | : | https://www.wara-ya.co.jp/index.html |
アクセス | : | ことでん志度線「琴電屋島」駅から徒歩約6分、JR高徳線「屋島」駅から徒歩約10分 |
琴電屋島駅からことでん志度線で6分
他にはない食感で人気上昇中「おうどん瀬戸晴れ」
3軒目は、「おうどん瀬戸晴れ」へ。
高松空港近くの名店「本格手打 もり家」で長年修業した店主が2019年に開業。2022年7月に移転オープンした店内は、木材を使った温かみのある設えでカフェのような雰囲気です。
その人気も年々うなぎのぼりで、開店前に行列ができるのも当たり前の光景となりつつあります。
開業時に福岡県出身の店主が“自分らしい麺を”と選んだのが、福岡県筑後地方の小麦「チクゴイズミ」。塩や水の配合も研究に研究を重ねた結果、唯一無二の食感を生み出しました。もっちりとしたコシとムニュっとした弾力は、お客さんからも「初めて食べる食感」と言われることが多いそう。シンプルに「かけうどん」や「生じょうゆうどん」を選んで、麺の食感と小麦本来の味を楽しむのがおすすめです。
おうどん瀬戸晴れ
住所 | : | 香川県高松市牟礼町牟礼2694-1 |
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電話 | : | 087-813-6988 |
営業時間 | : | 9:00~15:00(最終入店、麺がなくなり次第終了) |
定休⽇ | : | 木曜、第2・4水曜 |
アクセス | : | ことでん「八栗」駅から徒歩約6分 |
車なし! 電車で回れる郊外絶品うどん
「四国水族館」や「こんぴらさん」など、香川には高松市以外にも有名観光地が数多くあります。もちろん、讃岐うどんの人気店も。車がないと……と諦めることなかれ。電車を使ってアクセスできるお店もあるため、香川を訪れたならぜひ味わいたい名店をピックアップしました。観光と一緒に立ち寄ってみてください。
利用するのは、高松駅から愛媛へつながる「JR予讃線」と、多度津駅から高知へつながる「JR土讃線」。どのお店も各駅から徒歩15分以内で行けるので、車を使わずにうどん巡りが楽しめます。3軒とも、個性が光る“名物うどん”がある名店。それぞれのうどんの違いをじっくりとお楽しみください。
唯一無二の出汁が魅力の釜揚げうどんの名店「長田in香の香」
高松市からJR土讃線で50分ほど西へ向かった善通寺市に、県内でも指折りの釜揚げうどんの名店があります。
昔かたぎのふくよかな麺と、地場産にこだわりの秘伝出汁のみという潔さが人気の「長田in香の香」。お店の代名詞が、先述した通り「釜揚げうどん」です。
湯がいてすぐの麺を茹で汁と一緒にどんぶりの中へ。温かいうどんをつけ汁で食べるスタイルです。讃岐うどんらしいコシがありつつ、もっちりとやわらかな食感は湯がきたてだからこそ味わえるのでしょう。
大きく「香の香」と書かれた徳利はお店の名物。出汁の入った徳利をそのまま湯せんし、熱々の状態で提供してくれます。出汁は香川県産いりことカツオ節、昆布を独自の配合でブレンドしたオリジナル。「この出汁が食べたいから」と来店する人も多いそうで、納得のおいしさです。
釜あげうどん 長田in香の香
住所 | : | 香川県善通寺市金蔵寺町1180 |
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電話 | : | 0877-63-5921 |
営業時間 | : | 9:00~15:00 |
定休⽇ | : | 水・木曜(祝日の場合は営業) |
web | : | https://www.kanoka.jp/ |
アクセス | : | JR土讃線「金蔵寺」駅から徒歩8分 |
金蔵寺駅からJR土讃線で11分
毎日食べても飽きない肉ぶっかけ「麺処 綿谷 丸亀店」
麺処うどん県の中でも激戦区といわれる丸亀市へ移動。丸亀駅から8分程度歩いたところにある「麺処 綿谷 丸亀店」が目的地です。常に行列ができているので、見つけやすいでしょう。
元はうどん店ではなく、60年以上前に現店主の祖父が大衆食堂を開業したのが始まり。その後給食会社を設立し、社員食堂や弁当の配達を始めました。うどん店は1997年に開業し、現在に至るまで働く人々のお腹を満たしています。
仕事の昼休みに食べに来る方をターゲットとして開業した経緯から、他店よりも量が多いのが特徴。他店でいう「中」サイズが綿谷の「小」と言っても過言ではありません。
「肉ぶっかけ」は麺もたっぷりですが、その麺が隠れるほどの量の肉がトッピングされておりボリューミー。肉は味付け前に湯通しするため脂っこさがなく、あっさりとしています。かえしを加えたかけ出汁で肉を煮ることで、肉は甘めの味わいに。出汁の旨みとほど良く甘い肉があわさることで、自然と箸が進むのです。
うどんは小麦粉を数種類ブレンドしたオリジナルで、季節によって配合率を微妙に変えているそうです。職人が心を込めた1杯をぜひ一度ご賞味ください。
麺処 綿谷 丸亀店
住所 | : | 香川県丸亀市北平山町2-6-18 |
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電話 | : | 0877-21-1955 |
営業時間 | : | 8:30~14:00(麺がなくなり次第終了) |
定休⽇ | : | 日曜・祝日 |
web | : | https://www.maruwa-wataya.com/ |
アクセス | : | アクセス:JR予讃線「丸亀」駅から徒歩約8分 |
丸亀駅からJR予讃線で2分
巨大なえび天がそびえたつ「おか泉」
続いては、JR宇多津駅から歩いて15分ほどの「おか泉」です。
1992年に坂出駅前で開業し、現在の地への移転を経て30年以上、うどんの有名店が多い宇多津の中でも名店として知られています。
うどん作りに欠かせない水は、備長炭で浄化してから使用するのがこだわり。余計なものが取り除かれ、まろやかでおいしい水となり、うどん作りに合う水に変化するのだそうです。
できたての麺の上に、巨大エビ天2本がそびえ立つ「ひや天おろし」は、開業当時からある看板メニュー。熱々の天ぷらと冷たくてしなやかな麺の組み合わせが抜群の相性を誇ります。麺は、釜からあげてすぐ水で締めることで、なめらかなのどごしと弾力ある歯ごたえが楽しめます。
天ぷら粉は薄力粉と中力粉をブレンドすることで、サクサク、カリカリの食感を実現。さらにレモンをきゅっと搾ると、一気に爽やかさが加わり箸が進みます。
おか泉の徒歩圏内には「四国水族館」や瀬戸大橋を間近にのぞめる「ゴールドタワー」があるので、観光ついでに立ち寄れるのも魅力です。
本格手打ちうどん おか泉
住所 | : | 香川県綾歌郡宇多津町浜八番丁129-10 |
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電話 | : | 0877-49-4422 |
営業時間 | : | 水曜~金曜 11:00~L.O.20:00 土・日・祝日 0:45~L.O.20:00 ※2023年3月1日より水曜〜金曜11:00~L.O.19:00、土・日・祝日10:45~L.O.19:00 |
定休⽇ | : | 月・火曜(祝日の場合は営業) |
web | : | https://www.okasen.com/ |
アクセス | : | JR予讃線「宇多津」駅から徒歩約15分 |
レンタカーでうどんの名店巡り
最後はレンタカーで旅行をする人におすすめのプランです。電車の時間などを気にすることなく回れるのが車の利点。その分回れるお店も多くなります。高松空港付近でレンタカーを借りてから出発し、県中部の坂出市と丸亀市付近を目指します。お店へは、近いところで17分、遠くても40分程度で到着します。
県内は道路密度が全国4位(※)で、きちんと舗装され広々とした道路が多いので、土地勘がなくても運転しやすいのが魅力。ここでは、小回りのきく車だからこそ訪れたいうどん店を4軒ご紹介します。
※参考「100の指標からみた香川(令和3年版/香川県)」
釜玉うどん発祥で知られる「山越うどん」
空港から17分程度で到着するのは綾川町にある「山越うどん」。
元はうどんの玉卸製造から始まったお店。大型連休などは特にお店を囲むようにぐるりと長蛇の列ができることでも知られており、駐車場には県外ナンバーの車が多くとまっています。
店頭では常にうどんを湯がく店員さんの姿が見られます。釜揚げうどんは注文してから茹で上がりまで長ければ15~16分かかりますが、ここでは釜玉など釜揚げうどんを注文する人が多いからか、注文から5分程度で釜揚げうどんが提供されます。
こちらは、釜からあげたてのうどんに生卵を絡めていただく「釜玉」発祥の店として有名。元々は、常連客が卵を持ち込み、茹でたての麺とあわせたのが始まりとされています。釜玉用のかつお出汁をかけると、卵とあわさり絶妙なまろやかさに。さらに、弾力のある中太麺に卵が絡むことでのどごしが良く、あっという間に1玉食べ終わってしまうおいしさです。
敷地内には庭があり、外でベンチに座って景色を眺めながらゆったりうどんを味わえます。お腹を満たしつつ、リフレッシュできる幸せなひと時が過ごせそうです。
山越うどん
住所 | : | 香川県綾歌郡綾川町羽床上602-2 |
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電話 | : | 087-878-0420 |
営業時間 | : | 9:00~13:30 |
定休⽇ | : | 日・水曜 |
web | : | https://yamagoeudon.com/ |
アクセス | : | 府中湖スマートICから車で12分、善通寺ICから車で23分 |
車で約20分
かけうどんといえばここ!「がもううどん」
次に訪れたのは、坂出で64年営業している「がもううどん」。初代店主が自宅の古屋を改装してうどん店を開業し、地元の方を中心にそのおいしさが口コミで広がった人気店です。現在は3代目を中心に家族で店を切り盛りしており、店内外のそこかしこに当時の趣が感じられます。
店内にもテーブル席があるものの、ほとんどのお客さんは外の席で自然を眺めながら“青空うどん”を楽しんでいます。
注文は「何玉か」と「冷たいか熱いか」を自己申告するだけ。天ぷらや卵を取ってお金を払った後は、自分で出汁をかけます。温かい出汁と冷たい出汁の好きな方を選んでください。
取材時には、かけうどんとちくわ天という鉄板コンビをオーダー。かけうどんは麺も出汁も温かいものをチョイスしました。コシがありつつ、やわらかさのあるやさしい麺もこちらの特徴。
ちくわ天は元のちくわの味が濃いので、あえて下味などはつけていないそう。実際食べてみると、下味がついていないとは思えないほど旨みたっぷりです。
敷地内にはオリジナルの麺や醤油が買えるお土産店も。さらにアイスクリームも食べられるので、食後のデザートにもおすすめです。
がもううどん
住所 | : | 香川県坂出市加茂町420-1 |
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電話 | : | 0877-48-0409 |
営業時間 | : | 平日8:30~14:00、土祝8:30〜13:00頃(麺がなくなり次第終了) |
定休⽇ | : | 日・月曜(臨時休業の場合あり) |
アクセス | : | 坂出ICから車で10分 |
車で約20分
シンプルイズベスト。麺のうまみを感じるなら「純手打うどん よしや」
がもううどんから車で約20分南西に行くと、丸亀の人気店「純手打うどん よしや」に到着します。朝7時の開店からすでにお客さんがスタンバイしていて、閉店時間の1時間以上前に売り切れることも多い実力店です。
こちらの特徴は、うどん作りをすべて手作業で行うこと。粉を足で踏み、生地を麺棒で伸ばし、伸ばした生地を1本1本包丁で“手切り”する、讃岐うどんの伝統を貫いています。
琴平町出身の店主は、当時琴平にあった伝説のうどん店「宮武うどん」に幼い頃からよく訪れていたそう。大人になり「宮武はなぜあんなにおいしいのか」と考え、たどり着いたのが「包丁切り」だったことから、自身で店を始めるときに包丁切りで作ることを決意したと話しています。
店頭売りのお土産のパッケージにも、包丁のイラストが添えられています。
こだわり抜いた麺を味わうなら、シンプルな「醤油うどん」がおすすめです。うどんはしっかりとした歯ごたえ。手切りすることで生まれる微妙な凹凸や不揃いさが独特の食感を生み、唯一無二のおいしさを生み出しています。
「讃岐もち豚のぶっかけうどん」や、夏限定の「すだちひやひや」も人気とのこと。夏になったらまた食べに来たい!と思わせる、忘れられない1杯です。
純手打うどん よしや
住所 | : | 香川県丸亀市飯野町東二343-1 |
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電話 | : | 0877-21-7523 |
営業時間 | : | 7:00~14:50(麺がなくなり次第終了) |
定休⽇ | : | 火曜 |
web | : | https://www.udon448.com/ |
アクセス | : | 坂出ICから車で10分 |
車で約1分
とり天とのコラボで至福の味「手打ちうどん歩」
4杯目は、先述した「よしや」からすぐの場所にある「手打ちうどん歩」。
讃岐うどんは、かけやぶっかけといったシンプルなもののみを扱うお店も多いですが、こちらは常時約40種類ものメニューを揃えています。どのメニューにもファンが付いているので、もはや減らすことさえ難しいのだとか。初めてメニューを目にすると、どれにしようか迷うこと請け合いです。
注文で悩んだときは、人気の「とり天ぶっかけ」がおすすめ。とり天は、うどんの出汁とあわせて食べることを前提として作るので、下味は控えめになっているそうです。
実際に味わってみると、サクサクの衣に身を包んだ鶏胸肉のむちっとした弾力がたまりません。
他のうどんともあわせたい方や少しだけ食べたい方には「とり天ハーフ」もあります。
2種の小麦粉をブレンドした麺からは、1本1本の麺の存在感を強く感じます。ピンと美しい角の立ったうどんは「エッジが立った」うどんと表現されます。歯ごたえとしっかりしたコシがあり、讃岐うどんでは最上級の褒め言葉だそう。長年培った技術を思わせる1杯です。
香川では、うどん店でありながらおでんが食べられるお店があるのも特徴です。好きな具材を自分で取り、おでん味噌と一緒に皿によそいます。価格は1つ100円とお手頃。出汁がよく染み込んでいてホッと落ち着く味わいです。先述した「よしや」をはじめ、近隣には讃岐うどんの名店が多いので、お腹に余裕のある人は近隣のうどん店にも足を運んでみてください。
手打ちうどん歩
住所 | : | 香川県丸亀市飯野町東二484 |
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電話 | : | 0877-23-5654 |
営業時間 | : | 10:30~15:00 |
定休⽇ | : | 火曜、第2・4水曜 |
アクセス | : | 坂出ICから車で10分 |
香川の讃岐うどんマップ
一括りに讃岐うどんといっても、その食べ方や味わいは個性豊か。市街地、郊外、山中などいろいろな場所にうどん店が点在しているので、名店といわれる店や、話題を集める店をチェックしてうどん巡りを楽しんでください。
弘法大師の足跡を辿る四国遍路で、自分と向き合う「心の旅」を。
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