画像: いざ、岡山県備前市へ!世界で1つ、あなただけの備前焼を探してみませんか?

岡山県 公聴広報課 髙田

皆さま、こんにちは。
JALから岡山県庁に出向しています、客室乗務員の髙田です。
今回は、晴れの国、岡山県の特産品“ビールも美味しくなる!?備前焼”をご紹介します。

画像: 〔ビアカップ 備前焼の多彩な模様〕

〔ビアカップ 備前焼の多彩な模様〕

みなさま、備前焼には七不思議があるのをご存じですか?
そのうちの一つが、「備前焼に注がれたビールは美味しくなる」です。釉薬を使用しない備前焼の表面には、微細な凹凸があり、ビールの泡をきめ細かくし、持続させます。ふんわりとした泡で、ビールの香りや旨味を逃さないので、美味しくなるのだそうです。備前焼は保温、保冷性も高いため、事前に備前焼のビアカップを冷やしておくと、冷えたビールを長く楽しめます。

画像: 〔BIZEN gallery Kai店内 作家たちの「挑戦の場」でもある〕

〔BIZEN gallery Kai店内 作家たちの「挑戦の場」でもある〕

大きな窓と木の温もりを感じるBIZEN gallery Kaiにお邪魔しました。
そこには、日常使いできる食器やマグカップ、ビアカップなどの食器類から、アート作品まで並べられています。備前焼で作られた蝶ネクタイや、スピーカーが展示、販売されており、見ているだけでもワクワクします。岡山後楽園の能舞台の下には、かつては備前焼で作られた甕が、音響効果を高めるために使われていたと言われています。ぜひ、備前焼スピーカーの音を楽しんでみてください。

画像: 〔備前焼作家 森大雅さん作 蝶ネクタイ〕

〔備前焼作家 森大雅さん作 蝶ネクタイ〕

画像: 〔備前焼作家 森大雅さん作 スピーカー〕

〔備前焼作家 森大雅さん作 スピーカー〕

「備前焼は、窯焚きの段階で割れてしまうことや、焼き具合や色の出方で表舞台に出ないものもある。今作っているのも、世界に一つしかない。そうゆう面白さが備前焼にはある」と語ってくださったのは、BIZEN gallery Kai経営者の1人で、備前焼作家の馬場隆志さん。初めて作る作品は、デッサンをしてイメージを膨らまし、成形段階でイメージしたものを形にしていくそうです。

画像: 〔備前焼作家 馬場隆志さん〕※感染対策を行い、撮影しています。

〔備前焼作家 馬場隆志さん〕※感染対策を行い、撮影しています。

画像: 〔花を活けて作品が完成する花入 馬場さん作〕

〔花を活けて作品が完成する花入 馬場さん作〕

【お問合せ先】BIZEN gallery Kai

住所岡山県備前市伊部1506-1
電話番号0869-92-4853
営業時間10:00~16:00(土日祝は17:00まで)
定休日不定休

成形した作品に絵付けをせず、釉薬も使わず、土本来の良さを引き出すのが、備前焼の特徴です。そして、窯焚きの技法により、色や模様に変化を持たせます。まるで古墳を思わせるほど大きな登り窯で、1~2週間昼夜をかけて、最高1200度もの高温でじっくり焼き締めます。この作業には長年の経験が必要で、若手作家は、先輩から技を教わり経験を積んでいきます。

画像: 〔備前焼作家 藤田祥さんの登り窯 窯焚きの様子〕

〔備前焼作家 藤田祥さんの登り窯 窯焚きの様子〕

画像: 〔1200度の世界〕

〔1200度の世界〕

窯焚き真っ最中の小窓を開けた瞬間、ぶわっと辺りの温度が上がるのを感じました。
ごうごうパチパチと木の燃える音と、赤やオレンジの世界に包まれた世界で、作家の技により世界にひとつだけの作品になっていきます。
備前焼は、平安時代から続くと言われており、時代とともに制作する焼き物は移り変わりながらも、1000年以上の間、窯の火を絶やすことなく受け継がれています。

画像: 〔岡山を代表する果物、白桃と備前焼〕

〔岡山を代表する果物、白桃と備前焼〕

いかがでしたでしょうか。
毎年10月には、備前焼まつりが開催されます。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期となりましたが、代わりのイベントとして、10月1日(金)~10月31日(日)まで、「オンライン備前焼まつり」を開催します。岡山に行けなくても、備前焼に触れられるチャンスです!ぜひ、“世界で1つ、わたしだけの備前焼”を見つけてみてはいかがでしょうか。
ぜひ、落ち着きましたら、JALの翼で岡山桃太郎空港へお越しください。

【お問合せ先】公益社団法人 岡山県観光連盟

「奥深き備前焼の世界」
URLhttps://www.okayama-kanko.jp/feature/bizenyaki/top

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