ベトナム、世界遺産に魅せられて
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ベトナム、世界遺産に魅せられて

2018.05.17

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おいしい食事やかわいい伝統工芸品、注目のリゾートエリア……など、日本からも近く手軽に旅することのできるベトナムには、さまざまな旅の魅力があります。なかでもベトナム中部〜北部エリアには、数多くの世界遺産が点在し、多くの旅行者を魅了しています。今回の記事では、ベトナムで訪れたい3つの世界遺産をご紹介します!

幽玄の美を愛でる世界遺産クルーズ。

ハロン湾

ハロン湾

美しい遺跡が残る文化遺産から個性的な景観が広がる自然遺産まで、ベトナムにはさまざまな世界遺産が点在しています。なかでも北部を代表する世界遺産として知られているのが、1994年に世界自然遺産に登録された「ハロン湾」です。首都・ハノイから車でおよそ3時間半の距離に位置するこの世界遺産は、ベトナム屈指の景勝地として古くから人々に愛される場所。広大な湾内に大小2,000もの島々や奇岩が林立する光景は、その山水画のような美しさを中国の名勝になぞらえ、「海の桂林」とも呼ばれています。
「ハロン湾」の醍醐味といえば、なんといっても遊覧クルーズです。エメラルドグリーンの海をゆっくりと進む遊覧クルーズでは、風雨の侵食によって生まれた奇岩の姿を眺めたり、小さな島に上陸して洞窟を探検したり、船上で海鮮BBQを楽しんだり……。実に数多くの楽しみがあります。また、島々が朝もやに包まれる早朝から視界一面が茜色に染まる夕暮れ時、そして満天の星空に包まれる夜など、訪れる時間帯によって見える景色も多彩に変化していきます。「ハロン湾」への観光はハノイを基点にした日帰りトリップでも可能ですが、世界遺産の美しい風景をとことん楽しむならハロン湾地区に一泊する行程や船で一晩を過ごす優雅なクルーズもおすすめ。旅の旅程に合わせてチョイスしてはいかがでしょうか。

歴史遺産が点在する古都を歩く。

ベトナム中部の古都「フエ」最古の王朝グエン朝の王宮

ベトナム中部の古都「フエ」最古の王朝グエン朝の王宮

時代ごとにさまざまな王朝が成立し、独自の文化が育まれてきたベトナム。なかでも、ハノイから空路で約1時間15分の距離に位置する街・フエは、ベトナム最後の王朝・グエン朝の都として栄えた場所。1802年から1945年にかけて栄えたグエン王朝が残した王宮や寺院などの遺跡は、「フエの建造物群」として1993年にベトナム初の世界遺産に登録されています。
ベトナム中部に位置するフエの街は、フォン川を挟んで北側の旧市街と南側の新市街に区分されています。最大の見どころとなるのは、旧市街の中央に位置する王宮。約600m四方の城壁と堀に囲まれた王宮は、中国の紫禁城を手本に建造されたもので、かつて政治の中心として機能した太和殿や皇帝の住居として使用された禁裏(紫禁)、歴代皇帝を祀る廟などの建造物が点在。いずれも重厚な佇まいで随所に龍の装飾などが施されており、往時の栄華を今に伝えています。また、王宮の北門・北陽台の上には、旧市街を眺めながらゆったりと過ごせるカフェ「四方無事楼」があるので、ぜひ訪れてみてください。
このほか、新市街の南側に並ぶ歴代皇帝の陵墓も、ぜひ訪れておきたい美しい場所。例えばフエの中心部からおよそ15㎞離れた小高い山に築かれた「ミンマン帝陵」は、“もっとも美しい帝陵”と称される場所。1840年から3年の歳月をかけて建造された陵内には、第2代皇帝のミンマン帝の陵墓をはじめ、美しい庭園や寝殿などが残されています。フエには、「ザーロン帝陵」や「トゥドゥク帝陵」などさまざまな帝陵が点在しているので、それぞれの違いを確かめながらめぐってみるのもおすすめです。
フエには、これらの世界遺産だけでなく、人々の生活感あふれる新市街や300を超えるともいわれる寺院群など、実にさまざまな魅力が待ち受けています。ぜひ“ベトナムの京都”とも称されるこの街で、ゆっくりと古都めぐりを楽しんでください。

多彩な文化が調和する美しき街並み。

世界遺産の街、古都ホイアンの川辺

世界遺産の街、古都ホイアンの川辺

中国やフランス、日本など、さまざまな国の影響を受けながら、独自の文化が形成されてきたベトナム。その歴史を今に伝えるのが、ベトナム中部に位置する歴史ある港町・ホイアンです。ハノイやホーチミンから空路で1時間20分ほどのダナンから車で45分ほどの距離に位置するホイアンは、古くから貿易港として繁栄した場所。特に16世紀後半〜17世紀後半には、東西貿易の拠点として発展し、ポルトガル人やオランダ人、中国人、日本人などがさまざまな建築物を建造し、大規模な日本人街や中国人街があったことでも知られています。1999年に世界文化遺産に登録された「古都ホイアン」には、このような歴史を物語る美しい街並みが残されています。
徒歩で十分に見て回れる世界遺産エリアには、ノスタルジックで美しい見どころが点在しています。例えばホイアンの目抜き通りのひとつ「チャンフー通り」の西側にある「来遠橋(日本橋)」は、1593年に日本人によって架けられたもの。かつて日本人街と中国人街を結んでいたこの橋は、今なおホイアンのランドマークとして愛されています。またこの橋のすぐ近くにある「フーンフンの家」は、約200年前に建てられた木造の古民家。日本、中国、ベトナムの建築様式が調和する独自の佇まいが魅力です。このほかにも、歴史ある見どころが数多く点在。街を歩けば、さまざまな文化が交錯するエキゾチックでノスタルジックな雰囲気を味わえます。

古都ホイアンのランタン祭り

古都ホイアンのランタン祭り

また、毎月旧暦14日の満月の夜には旧市街の建物の軒先に掲げられたランタンが優しく街を照らす「ランタン祭り」も開催。歩行者天国となった夜の旧市街で、幻想的な街歩きを楽しむのもおすすめです。
 
美しい自然に出合える「ハロン湾」、歴史に思いを馳せる「フエの建造物群」、ノスタルジックな街歩きを楽しむ「古都ホイアン」など、ベトナム中部エリア&北部エリアには実に魅力的な世界遺産が点在しています。日本から気軽にアクセスできる国ながら、異国情緒満点のベトナムへの旅は、きっと忘れられない思い出になるはずです。

注目のイベント

ランタン祭り

■ 2018年5月28日、6月27日、7月26日など

ランタン祭り

毎月、旧暦の14日の満月の夜に行われる行事。この日は、蛍光灯などの人工的な灯りが消され、ランタンやロウソクの光だけが街を照らすため、幻想的な街並みを楽しめる。屋台や露店なども多数出店している。

ひとことコメント

多彩なアジアングルメとの出合いもベトナム旅行の大きな魅力。ハノイ名物のつけ麺「ブンチャー」やフエ名物の麺料理「ブンボーフエ」、ホイアン名物の和え麺「カオラウ」など、世界遺産巡りとともに各地の郷土の味を楽しんでください!

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