地元の食通が厳選して紹介。いま食べるべき、札幌の穴場グルメ2019最新版
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地元の食通が厳選して紹介。いま食べるべき、札幌の穴場グルメ2019最新版

2019.09.13

札幌観光の楽しみといえば、やっぱりグルメ。海鮮やジンギスカン、スープカレーといった定番も見逃せませんが、札幌グルメの進化は止まりません。今回はローカルカルチャーに造詣が深く、食通としても知られるコーヒーブランド「MORIHICO.」代表の市川草介さんが、訪れる価値のある穴場の飲食店を選りすぐってご紹介。地元で愛される食を存分に堪能しましょう。

「札幌発。カカオ豆から手作りする、風味豊かな本格チョコレート」

SATURDAYS Chocolate Factory&Cafe(サタディズ・チョコレート・ファクトリー&カフェ)

創成川イーストエリアにある、チョコレート専門店「SATURDAYS Chocolate Factory&Cafe(サタディズ・チョコレート・ファクトリー&カフェ)」。オススメの個性豊かな「ビーン・トゥ・バー・チョコレート」(961円~・税込)は、カカオ豆の風味を活かした製法で1枚ずつ手作り。素材選びや製造方法にこだわった“スモールバッチ”(小規模・少量生産)、カカオ豆をブレンドしない“シングルオリジン”(単一地域・単一品種)が特徴です。また、乳化剤や香料などの添加物も使用していません。

「おいしさはもちろん、包装にまでこだわったビーン・トゥ・バー・チョコレートはアートの領域。アメリカのカルチャーに精通したオーナーの秋元力さんのこだわりが、商品や店の随所に反映されています。作家によるアート作品や海外で集めた雑貨などを飾る店内は、眺めているだけで楽しくなりますよ」(市川草介さん、以下同)

工房を併設したカフェでは、チョコレートを使ったドリンクやスイーツを提供し、イートインでもテイクアウトでも楽しめます。

DATA

SATURDAYS Chocolate Factory&Cafe(サタディズ・チョコレート・ファクトリー&カフェ)

住所 北海道札幌市中央区南2条東2丁目7-1 SALMONビル1F
電話 011-208-2750
営業 10:00~18:30
定休日 水曜日

公式HP

「好きな味にきっと出会える。専門店で試食しながら選ぶ世界のチーズ」

fromageoaillerie éclairer(フロマジュアユリー エクレレ)

2019年4月、円山エリアにオープンした、「fromageoaillerie éclairer(フロマジュアユリー エクレレ)」は、フランス・イタリア・オランダを中心とした本場ヨーロッパ産輸入チーズの専門店。約60種類以上から日によってラインナップを入れ替え、高級感のあるショーケースには約30種類のチーズが美しく並びます。主に量り売りで100gから購入でき、買い求めやすいのが魅力です。

「チーズは試食でき、店員さんが丁寧に説明してくれるので、詳しくない方でもご安心を。自分好みの味を見つけるのも楽しみの一つです」

また、店内にはイートインスペースもあり、チーズやサンドイッチを、コーヒーやワインと合わせて楽しめます。「おまかせ3種のチーズプレート」(1,058円・税込)は、スタッフが好みを聞いてオススメを選んでくれます。

DATA

fromageoaillerie éclairer(フロマジュアユリー エクレレ)

住所 北海道札幌市中央区南2条西23丁目2-17 ライオンズマンション裏参道1F
電話 011-614-0900
営業 11:00~19:00(イートインスペース L.O. 18:00)
定休 日曜日

公式HP

「最高の一杯を求めて。立ち飲みで気軽に楽しめるクラフトビール」

Beer Cellar Sapporo(ビアセラー・サッポロ)

日本のビール醸造の発祥地である札幌は、ビール好きにとってはまさに聖地です。「Beer Cellar Sapporo(ビアセラー・サッポロ)」は市電通り沿いにある、インポーター直営のビール専門店。アメリカ・オレゴン州のポートランドから直輸入したクラフトビールを中心に、国産と合わせて約200種類を揃えています。

フレッシュな樽生ビールは、常時10種類程度の銘柄をラインナップ。4種類を選んで少しずつテイスティングできる「ビアフライト」(1,080円・税込)が人気です。ビールと相性の良いおつまみも豊富で、多彩なマリアージュが楽しめます。

また、冷蔵庫内には、国内外のブルワリーから直送されたボトルビールがずらり。購入した商品は店内で飲むこともできます。

「クラフトビールを気軽に味わえるのが魅力です。ボトルビールは瓶やラベルが格好よくて、思わず“ジャケ買い”してしまいます」

DATA

Beer Cellar Sapporo(ビアセラー・サッポロ)

住所 北海道札幌市中央区南1条西12丁目322-1 AMSビル1F
電話 011-211-8564
営業 水・木15:00~21:00、金15:00~23:00、土12:00~23:00、日・祝12:00~21:00
定休日 月・火曜日

公式HP

「古民家でくつろぎながら。毎日飲みたい自家焙煎コーヒー」

Little Fort Coffee(リトルフォートコーヒー)

閑静な住宅街の中にたたずむカフェ「Little Fort Coffee(リトルフォートコーヒー)」。古民家を改装した店内には、センスの良いアンティーク家具が置かれ、ゆったりと落ち着ける雰囲気が漂います。

「店は小さいながらも隅々までセンスが光り、若い感性による店づくりに新しさが感じられます。店主の橋本澄人さんが、1杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーは格別です」

自家焙煎のコーヒーは「毎日飲みたいコーヒー」をコンセプトに、酸味や苦みをほどほどに抑え、香りや甘みをしっかり引き出しているそう。ブレンドやストレートのほか、季節限定の銘柄を約10種を揃えています。なかでも「リトルフォートブレンド」(400円・税込)は、酸味・苦み・甘みがバランスよく調和し、飲み飽きない味わい。抽出方法はハンドドリップとフレンチプレスから選ぶことができます。また、自宅でも楽しめるコーヒー豆も販売。「値段で選んでほしくない」との思いから、価格はすべて一律100g 650円(税込)です。

DATA

Little Fort Coffee(リトルフォートコーヒー)

住所 北海道札幌市白石区東札幌2条3丁目4-3
電話 011-799-4150
営業 12:00~18:30(L.O. 18:00)
定休日 水・第2第4火曜日

公式HP

「独自の感性と創意工夫が光る、新しいけどどこかホッとする味のラーメン」

中華そば カリフォルニア

札幌といえば味噌ラーメン発祥の地として有名ですが、新鋭店も続々と登場しています。「中華そば カリフォルニア」は、一見すると古着屋のようなオシャレなたたずまいの人気店。化学調味料を使わない醤油ベースのラーメンは、シンプルで味わい深く、食べ応え十分。価格もお手頃とあって、お昼時は常に行列ができています。

「いわゆるラーメン屋らしからぬネーミングにセンスの良さを感じます。店主の湯藤将志さんの調理する姿が格好よく、とびきりこだわったラーメンを作っています」

看板メニューの「真中華そば」(680円・税込)は、鶏ガラなどの旨みが凝縮されたスープで、すっきりとした後味。特注の中太ストレート麺がスープとよく絡みます。ちりばめられた玉ねぎのシャキシャキとした食感がアクセント。市川さんのオススメは「煮干しそば」(写真/580円・税込)。透き通った琥珀色のスープをひとくち含めば、上品でやさしい煮干しの風味が広がります。

DATA

中華そば カリフォルニア

住所 北海道札幌市白石区菊水3条4丁目4-6 ビバ菊水1F
電話 011-598-7773
営業 月~木11:20~15:00(L.O 14:40)、18:00~21:40(L.O 21:20)、土11:15~15:00(L.O 14:50)、日・祝11:15~18:30(L.O 18:20)
定休日 金曜日

公式Facebook

「疲れた心と体を軽くしてくれる、居心地のいいごはん屋さん」

食事と空間 おがわのじかん

小川洋平さんと管理栄養士の瑞木さんご夫妻が営むごはん屋さん。心身ともに疲労困ぱいだった会社員時代の洋平さんを救った瑞木さん手作りのスープを、同じように疲れた方に飲んでほしいという想いが創業のきっかけだったそう。「ちょっとお疲れのあなたへ」と題した食事は、暑い時期には「夏バテ解消」など、その時期のお客様の体調を考えて変わっていくのだとか。

「ご夫婦の想いが詰まった素敵なお店です。一つひとつの料理が丁寧につくられていて、その愛情が体のすみずみまで沁み渡っていくよう。食べ終えて、心と体が軽くなるという感覚をぜひ味わってください」

店内に入るとまず感じるのは木の香り。無垢材や珪藻土など自然素材を使いグリーンもある空間は、いつまでもいたくなる居心地の良さ。食数に限りがあるので予約がオススメです。

DATA

食事と空間 おがわのじかん

住所 北海道札幌市白石区南郷通8丁目南3-29
電話 011-374-5117
営業 11:30~15:00、18:00~20:30(日・月曜は~15:00)
定休日 火曜日、月曜不定休

公式HP

「安くてうまくて、ボリューム満点。これぞ地元の行きつけ中華」

大衆中華と惣菜 一条まるふじ

札幌中心部から少し外れ、市電通り沿いにある中華居酒屋「大衆中華と惣菜 一条まるふじ」は地元の人で賑わいます。種類豊富な中華メニューや惣菜はどれもボリューム満点で、ホッとする味わい。さらに値段がリーズナブルなのも嬉しいポイントです。平日のランチ時はいつも混雑しています。

「どのメニューも安くてうまい、これぞ大衆中華です。熱々の土鍋で提供される『土鍋中華丼』(756円・税込)は具だくさんで、飲んだあとのシメにもオススメ。たとえ満腹だったとしても、不思議と入っていきますよ」

同僚や友人、家族はもちろん、ひとりでも気軽に入れます。どこか懐かしく和める雰囲気と、明るく親しみやすい接客で、観光で立ち寄ってもきっと居心地よく感じられるはずです。

DATA

大衆中華と惣菜 一条まるふじ

住所 北海道札幌市中央区南1条西11丁目327-18 1F
電話 011-233-2228
営業 11:30~15:00(L.O. 14:30、土・日・祝は休み)、16:30~23:00(L.O. 22:30)
定休日 日・祝(月曜日が祝日の前日は営業)

公式HP

「非日常的な空間で味わう、道産食材を贅沢に使った創作フレンチ」

RESTAURANT DAFNE(レストラン・ダフネ)

2018年10月に開館した文化施設「札幌市民交流プラザ」内にある、「MORIHICO.」がコーヒーショップ以外で手掛ける初のレストラン「RESTAURANT DAFNE(レストラン・ダフネ)」。10mもの天井高があり、開放的で洗練された空間に驚くはずです。カジュアルに本格的なフレンチが味わえます。

「普段着のまま気軽に立ち寄って食事が楽しめます。フランスで修業したシェフによる料理はもちろん、非日常感あふれる空間もご堪能ください」

仔羊やエゾ鹿といったジビエや、農家直送の野菜など、食の宝庫・北海道ならではの食材を使用。おいしさはもちろん、見た目にもこだわり、北海道の魅力を一皿に表現しています。

ランチは3コースあり、スタンダードな「DAFNE(ダフネ)」(2,592円・税込)は3種からメインを選べます。ディナーはコースのほか、アラカルトでのオーダーも可能。ビオワインや道産ワインとのマリアージュもぜひお試しください。

DATA

RESTAURANT DAFNE(レストラン・ダフネ)

住所 北海道札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ2F
電話 011-211-0813
営業 11:00~22:00(フードL.O. 21:00、ドリンクL.O. 21:30)、施設休館日11:00〜20:00(フードL.O. 19:00、ドリンクL.O. 19:30)※11:00~15:00はランチタイム、14:00~17:00はティータイム
定休日 不定休

公式HP

地元で愛される味を堪能するのも、旅の醍醐味

観光で有名店を訪れるのもいいですが、街を散策しながら気になったお店へ入り、新しいグルメを発掘してみるのも旅の醍醐味です。これら地元で親しまれているお店には独自の個性や魅力があり、地域ならではの食文化にふれられます。まだ見ぬ新たなグルメとの出会いは、札幌の旅をよりいっそう豊かな体験にしてくれるはずです。

市川草介さん

株式会社アトリエ・モリヒコ代表取締役、「MORIHICO.」代表。1996年にカフェ「森彦」を創業し、現在は北海道内に13店舗のショップを展開。コーヒーブランドを中心に、カフェの経営、コーヒー豆・焼き菓子の販売、店舗ブランディング・デザインなどの事業を幅広く行っている。
公式ホームページ:https://www.morihico.com

市川草介さん

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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