長崎空港からバスで約90分の佐世保は、長崎観光の人気エリア。市内からバスでアクセスできる九十九島とフェリーで向かう黒島も、佐世保を訪れた際に外せないスポットです。
この記事では、レンタカーなしで手軽に楽しめるおすすめスポットをピックアップしました。街歩きを楽しめる市街地、アクティビティやグルメを味わえる九十九島、大自然や歴史を満喫できる黒島と、目的に合わせて佐世保を満喫できる3つのモデルコースをご紹介します。

バスで巡る! 九十九島の観光スポット堪能コース

画像: バスで巡る! 九十九島の観光スポット堪能コース

長崎県西北部に位置する「西海国立公園」に指定されている九十九島。「九十九」とは、数えきれないほどたくさんという意味で、実際は大小208の島々から構成される景勝地となっています。

美しい景観はもちろん、海のアクティビティも人気のエリア。養殖漁業が盛んで、濃厚な旨みが自慢の「九十九島牡蠣」は地元の名物グルメです。

佐世保駅から九十九島へのアクセス

長崎空港から西肥バスを利用して約90分、佐世保駅前へ。または乗合ジャンボタクシーを利用して55分で、佐世保駅に到着します。そこからさらに西肥バスで25分ほど移動すると、九十九島(パールシーリゾート)に到着します。

遊覧船や水族館で九十九島の魅力を味わう「九十九島パールシーリゾート」

「九十九島パールシーリゾート」は、水族館や遊覧船、マリンアクティビティなどを通して九十九島の魅力を体感できるパークです。

緑の島々の間を縫うように進む、白く輝く遊覧船パールクィーン。海の女王をイメージした名前の通り、優雅な白い船体に木目調の落ち着いた装飾です。

360度見渡せる九十九島の風景は、まさに絶景そのもの! ゆったりくつろぎながら快適なクルーズを楽しめます。

画像1: 遊覧船や水族館で九十九島の魅力を味わう「九十九島パールシーリゾート」

九十九島水族館海きららは、国立公園に指定されている九十九島の海を再現した、全国的にも数少ない地域密着型の水族館です。

太陽の光が差し込む屋外型大水槽をはじめ、映像と音楽、ライティングでクラゲを演出し幻想的な世界を創り出すクラゲシンフォニードームなど見どころがたくさん。

可愛いイルカたちが泳ぐ九十九島イルカプールでは、日本初の大技、イルカ同士のジャンピングキャッチボールを見ることができます。

画像2: 遊覧船や水族館で九十九島の魅力を味わう「九十九島パールシーリゾート」

九十九島を海中散歩しているような、大人も楽しめる水族館です。

九十九島パールシーリゾート

住所長崎県佐世保市鹿子前町1008番地
電話0956-28-4187
営業時間施設により異なる
定休⽇年中無休
料金(水族館)大人(高校生以上)1,470円
小人(4才~中学生)730円
料金(遊覧船)大人 1,500円
小人(小学生以下)750円
※3歳以下は無料
webhttps://www.pearlsea.jp/
所要時間約2時間

長年愛される「九十九島せんぺい」をお土産に

画像1: 長年愛される「九十九島せんぺい」をお土産に

九十九島を訪れたなら、九十九島ならではのお土産も外せません。

「九十九島」と書かれた六角形が特徴的な「九十九島せんぺい」は、長崎を代表するお菓子のひとつです。戦後間もない頃、砂糖が手に入りにくいなか試行錯誤して誕生し、縁起物である亀の甲羅をイメージして作られたそう。

パリッと歯切れの良い食感とピーナッツの香ばしい風味が特徴の甘くておいしい煎餅は、どこか懐かしさを感じる味わいです。

画像2: 長年愛される「九十九島せんぺい」をお土産に

佐世保市民はもちろん、県内外の人への贈答品として愛されている逸品です。九十九島パールシーリゾート内にあるショップのほか、市内にある直営店や佐世保駅周辺、長崎空港などでも購入できるので、旅のお土産として探してみてください。

九十九島せんぺい本舗

販売場所九十九島せんぺい本舗 松浦店
九十九島商店(九十九島パールシーリゾート内)
佐世保駅
長崎空港 など
webhttps://www.99grp.co.jp/brands/senpei/

タクシーで移動(所要時間:約10分)

新鮮な九十九島産牡蠣が食べ放題「マルモ水産」

画像1: 新鮮な九十九島産牡蠣が食べ放題「マルモ水産」

海域周辺の山々から流れ込む栄養が豊かな海を育み、干満の差が大きく養殖漁業に最適な九十九島の海。

10月下旬からシーズンとなる「九十九島牡蠣」は、やや小さめの殻に身がギュッと詰まっているのが特徴。濃厚な味わいとプリプリ食感の牡蠣を求めて訪れる人も多い九十九島の名物です。

画像2: 新鮮な九十九島産牡蠣が食べ放題「マルモ水産」
画像3: 新鮮な九十九島産牡蠣が食べ放題「マルモ水産」

マルモ水産は牡蠣の種付けから出荷まで一貫して行う牡蠣の専門店です。養殖イカダの側には海を眺めながら牡蠣焼きができる海上牡蠣小屋があり、一年中獲れたての牡蠣を心ゆくまで堪能できます。

画像4: 新鮮な九十九島産牡蠣が食べ放題「マルモ水産」

一番人気は、真がき(1㎏)、牡蠣チャウダー、かき炙り笹めし2個がセットになった九十九島セット(1,700円)。セットメニューのほか、牡蠣を使った単品メニューも充実しています。

マルモ水産

住所長崎県佐世保市船越町944
電話0956-28-0602
営業時間9:00〜17:00
定休⽇不定休
webhttps://marumo99.jp/kaijoukakigoya/
所要時間約1時間

西肥バス「中船越」から乗車し、「展海峰入口」で下車(所要時間:約10分)

徒歩で移動(所要時間:約10分)

絶景を独り占め「九十九島観光公園」

画像: 絶景を独り占め「九十九島観光公園」

九十九島観光公園は2021年に誕生した新スポットです。緩やかな坂を上った先にある「眺望の丘」では、その名の通り九十九島の大パノラマを一望できます。

昼間は青い空と海を抱く大小の島々を遠くまで見渡すことができ、夕暮れ時になれば、茜色に染まるロマンチックな雰囲気に。眺望の丘には九十九島のモニュメントがあり、フォトジェニックな1枚を撮影できるでしょう。

広大な芝生広場には、キッチンカーが出店していることもあり、絶景とともにおいしいグルメにも出合えそうです。

九十九島観光公園

住所長崎県佐世保市野崎町1746
開園時間3~9月 8:00~20:00
10~2月 8:00~19:00
所要時間約40分

※2022年5月20日に一部内容を更新しました

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