2021年7月2日、中国と日本を結ぶSPRING JAPANが、新たにJALグループの一員となりました。現在、JALグループに所属・関連するLCCは3社。この機会に、それぞれの特徴をご紹介しましょう。どのような航空会社で、どんな路線があり、お客さまにどのようなメリットがあるのか。JALグループらしいLCCの最前線をご覧ください。
画像: 新たに「SPRING JAPAN」が仲間に。JALグループの全LCCをご紹介します

現在JALグループに所属・関連するLCCは3社あります。新たに加わったSPRING JAPANと、ジェットスター・ジャパン、ZIPAIRです。LCCとはローコストキャリアのことで、空の旅をお求めやすい価格で提供する航空会社を指します。JALグループに所属・関連するLCCは、JALとは違うユニークなサービスとフライトをご提供する一方、「JALらしさ」も備えていることが特徴です。

日本と中国を結ぶ架け橋を目指す新たなLCC
SPRING JAPAN

画像1: 日本と中国を結ぶ架け橋を目指す新たなLCC SPRING JAPAN

SPRING JAPANは、国内線と国際線を運航する日本の航空会社です。国内線の就航ネットワークは成田と新千歳、広島、佐賀を結ぶ3路線ですが、中国のさまざまな都市に就航していることが大きな特徴。重慶、武漢、天津、ハルビン、寧波、南京、上海を結ぶ7つの国際路線を運航しています。

画像2: 日本と中国を結ぶ架け橋を目指す新たなLCC SPRING JAPAN

またサービス面では、低運賃を実現していると同時に、お客さまが到着地までご満足いただけるような空の旅を提供するためにさまざまな工夫をしています。例えば、機内ではエコノミークラス症候群防止のためのSPRING JAPANオリジナル「リラックス体操」などを行い、ご好評いただいております。

加えて「JALらしさ」という点においては、高水準の安全のため整備をJALエンジニアリングに委託しています。また、JALグループで既に浸透している、社員がもつべき価値観・考え方として策定されている「JALフィロソフィ」を社内教育に導入しています。これにより、JALグループとして一体感をもってお客さまに最高なサービスを提供することを心掛けています。

画像3: 日本と中国を結ぶ架け橋を目指す新たなLCC SPRING JAPAN

SPRING JAPANの目標は、日本と中国を結ぶ架け橋として、民間交流と地域活性化に貢献していくことです。そのためにネットワークをさらに拡大していくことを検討しています。

成田を中心に幅広い路線網を展開する
ジェットスター・ジャパン

画像1: 成田を中心に幅広い路線網を展開する ジェットスター・ジャパン

2011年9月に設立されたジェットスター・ジャパンは、JALグループのLCCのなかでもっとも歴史あるキャリアで、現在、JAL、カンタスグループ、東京センチュリーの3社が出資しています。業界のプライスリーダーを目指して、お求めやすい低運賃を提供していることが特徴といえます。他社運賃の10%OFFでご提供する「最低価格保証」制度や、目的のフライト運賃が下がったときにご案内が届く「プライス・ウォッチ」、さらに特別セールやキャンペーンを実施することで、空の旅をより身近なものにします。

画像2: 成田を中心に幅広い路線網を展開する ジェットスター・ジャパン

国際線(現在は休止中)は4都市、6路線を結び、アジアの近隣都市にネットワークを形成しています。15都市、17路線を結ぶ国内線は、北海道、中部、関西、四国、九州、沖縄方面を中心に運航しており、2021年11月末時点で直近3カ月では平均約1,800便(1日約60便以上)のフライトをご提供しています。

SPRING JAPAN同様、グランドハンドリングサービスをJALグループに委託しており、安全性・定時性などの面で高い運航品質を実現しています。また、手厚いお客さまサービスやサポートの提供により、「価格相応」というLCCのイメージとは一線を画す上質なサービス体制を構築。コストパフォーマンスとサービスのバランスに優れるエアラインとしてご好評いただいています。

画像3: 成田を中心に幅広い路線網を展開する ジェットスター・ジャパン

日本の首都圏において、とても多く利用されているLCCだということも特徴です。首都圏初のLCCとして誕生し、航空会社として最多となる成田発着国内線を運航するほか、IT技術を駆使してコスト削減およびオペレーションの効率性を高めながら、低運賃で利便性の高いお客さまサービスをグループ全体で導入していることなどが理由として挙げられます。今後はJALグループとの協業を増やしていくことで、より多くのお客さまに選ばれるサービスを提供し、より愛されるLCCになっていきたいと考えています。

「NEW BASIC AIRLINE」という新たな空の選択肢
ZIPAIR

画像1: 「NEW BASIC AIRLINE」という新たな空の選択肢 ZIPAIR

最後のご紹介となるZIPAIRは、もしかしたら世界的にもユニークなLCCかもしれません。実はLCCでも、フルサービスキャリアでもない、新しい基準を作る「NEW BASIC AIRLINE」を目指しています。

画像2: 「NEW BASIC AIRLINE」という新たな空の選択肢 ZIPAIR

JALでも採用するボーイング787という最新の機体を導入し、ビジネスクラスでは180度リクライニング機能を備えプライバシーを重視した設計のフルフラットシートを採用。また多くのフルサービスキャリアで採用されている79cmの前後空間、および43cmの座席幅を確保したスタンダードの2クラスをご用意し、長時間のフライトでも快適に過ごせる座席仕様としています。さらに、機内Wi-Fiによる無料のインターネットサービスのほか、セルフオーダーサービスで、お客さまの希望のタイミングで、客室乗務員を呼ぶことなく、ご自身の端末から軽食をはじめとした機内販売品をお買い求めいただけることが特徴といえます。

路線はすべて成田からの国際線で、ソウル(週3往復)、バンコク(週7往復)、シンガポール(週3往復)、ホノルル(週3往復)、ロサンゼルス(週3往復)を運航。もちろんJALグループの安全基準を採用し、安全で快適な移動体験を提供しています。(2021年12月時点)

画像3: 「NEW BASIC AIRLINE」という新たな空の選択肢 ZIPAIR

JALグループのLCCは、従来のイメージとは一線を画します

LCCはこれまで、価格相応のシンプルなサービスのイメージがあったかもしれません。しかしJALグループはその先入観を覆すべく、各社独自のサービスを導入しながら、快適性と安全性を磨き続けています。JALというフルサービスキャリアのみならず、さまざまな選択肢をご提供することで、あらゆるお客さまのご要望にマッチする最適な空の移動手段をお選びいただくことが、JALグループの理想です。

久しぶりの空の旅は、いつもと違ったエアラインで。JALとグループに所属・関連するLCCであれば、つかの間のフライト時間はきっとお気に召していただけるはずです。

JALの舞台裏

A350導入の裏話や機内食のメニュー開発など、JALの仕事の舞台裏を紹介します。

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.