2021年6月26日午後0時、“いいハワイ”になぞらえたJL1801便が、羽田空港から飛び立ちました。これは「チャーター&ホテル DE ハワイ旅行気分を満喫!2日間」の特別チャーター便。JALとして初の試みとなる、チャーター便と宿泊を組み合わせた企画です。空でもホテルでも、ハワイ気分をお楽しみいただけるツアーは多くのお客さまからお申し込みをいただき、約3倍もの倍率になりました。プラチナチケットになったツアー内容をたっぷりレポートします。
画像1: JAL史上初!東京でハワイを感じる豪華宿泊付きチャーターをレポート

6月は梅雨の時期だというのに、この日は朝から快晴。「チャーター&ホテル DE ハワイ旅行気分を満喫!2日間」は清々しい空気を感じられるなかで始まりました。午前10時を過ぎると、羽田空港第1ターミナルの8番カウンター付近に、181人ものお客さまが見えます。通常時にはパネルに覆われた“ダイナミックカウンター”が姿を現し、アロハシャツなどを身にまとったスタッフがお客さまをお迎えします。

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「チャーターに宿泊を付けては?」を実現させたJAL史上初のツアー

ご家族やご夫婦、ご友人とのグループなど、さまざまなお客さまがいらっしゃいますが、一様に笑顔が見られるのは“ハワイ”という言葉の魅力かもしれません。と同時に、今回のプログラムがこれまでのチャーターフライトにはない豪華なものだということも理由のひとつといえるでしょう。

「2020年のコロナ禍以降、テーマを設けたチャーター周遊プログラムをご用意してきましたが、今回は初の試みとなる宿泊をセットにしたツアーです。テーマをハワイに据えたのは、やはり多くのお客さまが旅行される人気の場所ですし、協業しているプリンスホテルが7月からハワイアンフェアを予定していたことから、タイミングがいいという話になりました」

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こう語るのが、ツアーを企画した路線事業部の丹羽由紀子です。保安検査場を抜け、バスターミナルへと移動すると、記念撮影ブースが。またゲート付近には垂れ幕を持って出迎えるスタッフの姿があります。

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タラップでご搭乗いただく機体は、国際線仕様のボーイング767-300ER。海外旅行気分を盛り上げる演出です。そしてここでも大勢のスタッフがお客さまをお迎えします。路面には整備スタッフによる「HAWAII」の文字とヤシの木のモップアートも。実は羽田空港でモップアートを披露するのは初めてなのだとか。

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離陸後の青空のなかでいただく、ハワイ路線の機内食

こうして、午後0時に特別チャーター機・JL1801便がテイクオフ! 離陸時の天候は晴天から薄曇りに変わっていましたが、雲を抜けると太陽の光が降り注ぐ青空のなかに身を置けることは、フライトの利点です。北進するにつれ、眼下の雲も次第に薄くなっていきます。

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一方、機内でも演出は続きます。ヘッドレストカバーはJAL×プリンスホテルの特別仕様で、シートの上には通常はビジネスクラスでしかご提供していないBEAMSとコラボレーションしたアメニティキット、さらに搭乗証明書も用意されています。多くのお客さまが手に取って、写真を撮っている姿が印象的でした。

画像2: 離陸後の青空のなかでいただく、ハワイ路線の機内食

「皆さま、こんにちは。本日はご搭乗いただき、誠にありがとうございます。本日の航路は梅雨前線の影響を避け、北日本に向けたフライトになります。山形県、青森県を抜け、函館上空で空中を旋回し、街並みをご覧いただきます。そのあとは札幌、旭川を経由し、羽田に向かいます。空の旅をどうぞごゆっくりとお楽しみください」

画像3: 離陸後の青空のなかでいただく、ハワイ路線の機内食

機長によるアナウンスのあとには、お待ちかねの機内食です。すべてハワイ線でご提供している国際線のメニュー。ビジネスクラスは和食と洋食の2種類から選べます。

画像4: 離陸後の青空のなかでいただく、ハワイ路線の機内食

ビジネスクラスの洋食とエコノミークラスの機内食は、「L'Effervescence」グランシェフ・生江史伸氏が手掛けたもの。ミシュラン3つ星を獲得したばかりの気鋭のフレンチが機内で楽しめるのは嬉しい趣向です。

画像5: 離陸後の青空のなかでいただく、ハワイ路線の機内食

エコノミークラスの機内食のパッケージを開けると、ハンバーグにバターの濃厚な風味が絡み、柔らかなペコロスや歯ごたえのあるヤングコーンが緩急のついた食感のアクセントになっています。さらに前菜として用意されたコーンのムースは素材の持ち味を生かしており、絶品です。

食後のお楽しみは機長&客室乗務員によるトークショーやクイズ

さて食後には、ゲストとして同乗したハワイ線好きの運航乗務員・南部機長と、アシスタントとして杉本客室乗務員によるトークショーが行われました。

画像1: 食後のお楽しみは機長&客室乗務員によるトークショーやクイズ

南部機長「ハワイ線の乗務の際、たいていは夜に出発するので、操縦士は夜を徹してフライトを行います。ホノルルへの到着は現地時間の早朝ですから、朝日を浴びながらの着陸です。コナウィンドという東からのそよ風の中で着陸できるのは、本当に気持ちがいいんです」

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ちなみに南部機長のハワイのオススメスポットは「ホノルル動物園とワイキキ水族館」で、杉本客室乗務員のオススメはグルメ。なかでもアサイーボウル、エッグベネディクト、アヒポキだとか。ほかにもクイズやお客さまから事前にいただいたアンケートに答えるなど、盛りだくさんのプログラムが。こうしてあっという間の約3時間のフライトは幕を閉じました。

画像3: 食後のお楽しみは機長&客室乗務員によるトークショーやクイズ

機体から降りると、サプライズが。南部機長がウクレレを弾きながら、お客さまをお見送りしています。さて、ここで終わらないのが今回のツアーの特徴です。羽田空港に戻ったお客さまは、グランドプリンスホテル新高輪へとご移動です。

夕焼けとオーシャンブルーの演出のなか、新高輪でハワイアンウェルカムディナー

画像1: 夕焼けとオーシャンブルーの演出のなか、新高輪でハワイアンウェルカムディナー

18時。夕焼けが空一面をあかね色に染める時間帯は、心なしかハワイの情景が思い出されます。グランドプリンスホテル新高輪の国際館パミール「崑崙」も、オーシャンブルーとサンセットオレンジでハワイアンムーディーな雰囲気に染め上げられました。

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その会場入り口では、客室乗務員がレイサービスでお客さまをお出迎え。ディナータイムが始まります。

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オープニングアクトは本格的なフラパフォーマンス。司会はラジオナビゲーターのレイチェル・チャンさん。「みなさんアローハ!」のかけ声で始まったディナーのメニューは、今夜のために用意された特別なものです。

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ロミロミサーモンや各種ポキの前菜に、メインはプレートディッシュ。グリルドパニオロステーキにはポリネシアンソースがかけられています。またガーリックシュリンプやパイナップル入りフライドライスが添えられ、華やかな印象です。デザートはマンゴーパッションシャーベットが載ったパパイヤボードで、これもまたゴージャスなもの。

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ノンアルコールのハワイアンカクテルは、お好きなものを飲み放題という趣向です。ディナー中もイベントが盛りだくさん。

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ハワイ便を担当する客室乗務員5人によるトークショーでは、ハワイの魅力や過ごし方、穴場のお店情報などを交えてたっぷりご案内しました。

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そして会場にはさまざまな物販コーナーが。ハワイの雑貨が揃う「アロハアウトレット」、オリジナルベアを扱う「フラクション」、ハワイアンクラフトビールを製造する「マウイブリューイング」、現地のリゾートホテル「プリンスワイキキ」のご案内コーナーもありました。

現地のリゾートホテルさながらのライブプログラム

古賀まみ奈さんによるハワイアンミュージックのライブ演奏では、伸びやかでしっとりとした歌声に会場全体が酔いしれました。ハワイ各地の伝統的なフラとのコラボレーションも披露され、会場はワイキキのリゾートホテルのショータイムさながらの雰囲気に。

画像1: 現地のリゾートホテルさながらのライブプログラム

最後に行われた抽選会は、グランドプリンスホテル新高輪の総支配人・山本誠さんと客室乗務員がプレゼンター。プリンスホテル提供の「高輪 花香路」の宿泊券や食事券のほか、JALからは日本中どこへでも行ける国内線往復ペア航空券が当たるくじ引きです。幸運なお客さまが壇上に向かわれるのを、多くのお客さまが拍手で見送っていました。最後はちょっとユニークなアナウンスでお開きです。

画像2: 現地のリゾートホテルさながらのライブプログラム

「本日もワンワールドアライアンスメンバー日本航空と、プリンスホテルのコードシェア便をご利用いただき、ありがとうございます」

モーニングもハワイアン。この先も趣向を凝らした新しい旅のカタチにご期待ください

そして翌朝、朝食もハワイアンスタイルです。ハワイアンパンケーキかエッグベネディクトを選べるツアー特製のもので、気持ちいい朝にロコグルメが花を添えます。

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「ホノルル便の機内でまた皆さまにお目にかかれることを楽しみにしております」と客室乗務員が口々に話していましたが、関わったスタッフの思いも特別なものだったようです。こうして、ハワイへの思いがたっぷりと高まった2日間が幕を閉じました。

画像2: モーニングもハワイアン。この先も趣向を凝らした新しい旅のカタチにご期待ください

丹羽「コロナ禍が続くなか、規定より大きなディナー会場にするなど、細心の注意を払って実施しましたが、参加されたお客さまが楽しんでいらっしゃって嬉しく思っています。実は今回の企画はだいぶ前から始まっていまして、JALとプリンスホテル、双方でさまざまなアイデアを出し合い、ギリギリまでツアー内容を詰めていました。この先もこういったプログラムを充実させていきたいと考えています」

画像3: モーニングもハワイアン。この先も趣向を凝らした新しい旅のカタチにご期待ください

ちなみに2021年8月31日まで、首都圏12のプリンスホテルで「Hawaiian Fair 2021」を開催中。“東京ハワイ化計画(プロジェクト)”と題し、ハワイアングルメやさまざまなイベントを実施しています。

周遊チャーターと宿泊を組み合わせることで、都市部にいながらリゾートステイが楽しめます。その満足度の高さは、多くのお客さまの笑顔から十分に伝わってきました。海外旅行に行けないからこそ生まれた新しい旅のカタチは、この先もどんどん進化していきそうです。

首都圏プリンスホテル「Hawaiian Fair 2021」

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