春といえば、お花見を目当てに旅をする人も多いでしょう。お花見というと桜を思い浮かべる人が多いと思いますが、日本には桜以外にも、ぜひ訪れてほしい春のお花見スポットがあります。

本記事でご紹介するのは、あたり一面に絨毯のように広がる春の花畑と、絶景ロケーションが融合したお花見スポット。圧巻の景色に、誰もが目を奪われること間違いなしです。旅先でその景色を見れる日を心待ちにしながら、注目のスポットをチェックしていきましょう。

※各施設の最新情報は、オフィシャルサイトよりご確認ください。

【北海道】およそ200品種70万本を植栽。「かみゆうべつチューリップ公園」で絶景と異国情緒を味わう

画像1: 【北海道】およそ200品種70万本を植栽。「かみゆうべつチューリップ公園」で絶景と異国情緒を味わう

女満別空港から車でおよそ1時間半。北海道のオホーツク沿岸のほぼ中央に位置している、湧別町にあるのが「かみゆうべつチューリップ公園」です。

画像2: 【北海道】およそ200品種70万本を植栽。「かみゆうべつチューリップ公園」で絶景と異国情緒を味わう

約7万平方メートルに、およそ200品種70万本のチューリップを植栽しているこの公園。赤や黄色、ピンクのチューリップ畑が見渡すかぎりに広がり、眺めているだけで心がいきいきとしてきます。

画像3: 【北海道】およそ200品種70万本を植栽。「かみゆうべつチューリップ公園」で絶景と異国情緒を味わう

そしてこちらでもうひとつ注目すべきは、園内にある風車型展望台です。チューリップ畑を一望できる展望台としての魅力はもちろんですが、青空をバックにたたずむオランダ式風車とチューリップが並ぶ風景は異国情緒たっぷり。まるでオランダを旅しているかのような気分になるでしょう。

さらに園内では、チューリップの掘取体験も実施中。1本100円という手ごろな価格で、販売用のチューリップの中から好きなものを選び、球根ごと持ち帰れます。

画像4: 【北海道】およそ200品種70万本を植栽。「かみゆうべつチューリップ公園」で絶景と異国情緒を味わう

毎年5月1日から6月上旬にかけて「チューリップフェア」が開催されていますが、花の見頃は例年5月中旬から下旬とのこと。ゴールデンウィークを過ぎ、少し人が少なくなる時期に足を運んでみてはいかがでしょうか。

かみゆうべつチューリップ公園

住所北海道紋別郡湧別町上湧別屯田市街地358番地の1
電話01586-8-7356(公園総合案内所)
開園時間8:00~18:00(最終入園 17:30)
入園料(個人)大人(高校生以上)600円、小人(小・中学生)300円
webhttps://www.town.yubetsu.lg.jp/tulippark/

【大阪】ネモフィラが作り出す青の世界。「大阪まいしまシーサイドパーク」で映え写真を撮る

画像1: 【大阪】ネモフィラが作り出す青の世界。「大阪まいしまシーサイドパーク」で映え写真を撮る

伊丹空港から車で約30分。大阪湾を望む舞洲エリアの一角にあるのが「大阪まいしまシーサイドパーク」です。

画像2: 【大阪】ネモフィラが作り出す青の世界。「大阪まいしまシーサイドパーク」で映え写真を撮る

このパークでは、春になると「ネモフィラ祭り」が開催。SNSで“映え写真”としてたびたび話題になるネモフィラ畑を見ることができるのです。

青々とした花は単体でも存在感がありますが、ネモフィラ畑ともなると、周囲の景色までも青く変えてしまうほど鮮やかさが増します。

画像3: 【大阪】ネモフィラが作り出す青の世界。「大阪まいしまシーサイドパーク」で映え写真を撮る

そして大阪まいしまシーサイドパークならではの景色といえるのが、ネモフィラと大阪湾のコラボレーション。大阪湾から地続きのように約100万株のネモフィラが咲き乱れる光景は、圧巻としか言いようがありません。

この神々しい風景を、どのように写真で切り取るか。撮影する人によって異なる仕上がりになるのも、不思議なものです。

画像4: 【大阪】ネモフィラが作り出す青の世界。「大阪まいしまシーサイドパーク」で映え写真を撮る

Instagramを介して実施されるフォトコンテストもお見逃しなく。過去の投稿をチェックすれば、ご自身が写真を撮るときのヒントにもなるかもしれません。

ネモフィラ畑のなかには、ネモフィラ祭り公式キャラクター「ネモにゃん」が隠れている場所もあるので、写真を撮りつつ、ぜひ「隠れネモにゃん」を探してみましょう。

画像5: 【大阪】ネモフィラが作り出す青の世界。「大阪まいしまシーサイドパーク」で映え写真を撮る

なお、このパーク内ではフォトサービスのほか、なんと空から眺められる遊覧ヘリコプターも実施中。「より広範囲をひと目で見てみたい」という方は、記念に利用してみてはいかがでしょうか。

大阪まいしま シーサイドパーク ネモフィラ祭り

住所大阪府大阪市此花区北港緑地2丁目
電話06-4804-5828
開園期間2021/4/9~5/5
営業時間【平日】9:00~17:00(最終入園 16:30)
【土日祝・4/29~5/4】9:00~18:30(最終入園 18:00)
【5/5】9:00~17:00(最終入園 16:30)
入館料(個人)一般(中学生以上)1,000円、こども(4歳~小学生)500円
webhttps://seasidepark.maishima.com/nemophila/

【鹿児島】九州最大の湖と秀峰と春の花畑が一堂に。「池田湖」周辺で贅沢なお花見体験を

画像: ハナビシソウ

ハナビシソウ

鹿児島県の薩摩半島最南端に位置する指宿市。その温暖な気候の地でおすすめのお花見&絶景ロケーションスポットが池田湖です。

画像: ポピー

ポピー

周囲15km、水深233mの九州最大のカルデラ湖である池田湖。そのほとりには、約1万8,000平方メートルに約3万本の春の花が咲きます。誰でも気軽に立ち寄れるスポットで、藍色に澄んだ静かな池のほとりで楽しむ花見は、心が落ち着きます。

画像: (白)ノースポール、(黄・紫)ビオラ

(白)ノースポール、(黄・紫)ビオラ

池田湖の花は、年や季節によって植栽内容が変わります。ハナビシソウやポピー、ビオラなど、異なる春の花の絨毯を楽しむことができるのも魅力。「今年は何が咲くのかな」と、春が待ち遠しくなるスポットです。

画像: リビングストーンデージー

リビングストーンデージー

花の絨毯の奥に日本百名山のひとつである開聞岳を望む景観は、まさに絶景。春の花・池田湖・開聞岳の3つを一度に楽しめる贅沢な場所だからこそ、一度は足を運びたいものです。見頃は3月下旬から5月上旬のゴールデンウィーク頃までなので、ぜひその時期を狙ってください。

池田湖の花畑

住所鹿児島県指宿市池田(池田湖周辺)
電話0993-22-2111(指宿市役所観光課)
webhttps://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/ikedalake/

【福岡】絶景・癒し・文化体験が勢揃い。「のこのしまアイランドパーク」で春の花に埋もれる

画像1: 【福岡】絶景・癒し・文化体験が勢揃い。「のこのしまアイランドパーク」で春の花に埋もれる

福岡市にある姪浜渡船場からフェリーで移動すること10分、能古島にあるのが「のこのしまアイランドパーク」です。

画像2: 【福岡】絶景・癒し・文化体験が勢揃い。「のこのしまアイランドパーク」で春の花に埋もれる

季節問わず多種多様な花が咲き乱れるこの施設ですが、3月上旬~5月上旬に見頃を迎えるのは、菜の花・ポピー・さくら・リビングストーンデージー・つつじ・けしの花の主に6種類。春の花を一度に何種類も楽しめるスポットです。

画像3: 【福岡】絶景・癒し・文化体験が勢揃い。「のこのしまアイランドパーク」で春の花に埋もれる

特に注目したいのが、リビングストーンデージーが咲くエリア。その花畑の先にある、博多湾や玄界島とのコラボレーションが楽しめると人気です。

カラフルな花々と静かに浮かぶ玄界島は、一見対照的ですが、不思議とひとつの景色として存在しているかのよう。この光景は、のこのしまアイランドパークでしか見ることができません。

画像4: 【福岡】絶景・癒し・文化体験が勢揃い。「のこのしまアイランドパーク」で春の花に埋もれる

ちなみに園内には、ウサギ・ヤギなどがいるミニ動物園や、専門スタッフによる陶芸(ろくろ体験)施設などがあり、アクティビティも充実。また、福岡市有形文化財に指定されている和雑貨の販売と伝統文化の展示を行う「島や」をはじめとした、文化的な見どころもたくさんあります。

絶景を味わい、動物に癒され、文化を満喫する体験を、ぜひのこのしまアイランドパークで楽しんでください。

のこのしまアイランドパーク

住所福岡県福岡市西区能古島
電話092-881-2494
開園時間【月曜~土曜】9:00~17:30
【日曜・祝日】9:00~18:30(冬季は平日と同じ時間)
定休日年中無休
入園料大人(高校生以上)1,200円、こども(小・中学生)600円、幼児(3歳以上)400円
webhttp://nokonoshima.com/

春は桜だけが話題になりがちですが、実はこんなにもたくさんの絶景お花見スポットがあります。大自然の中で色とりどりの花を愛でて、体全体で春の訪れを感じる旅は、いかがでしょうか。

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