イベリア半島の付け根をほぼ東西方向に走るピレネー山脈。雄大な自然に包まれたスノーリゾートが点在するこのエリアの大きな魅力の一つが、古くから人々を癒やし続ける温泉の存在です。そこで今回は「雪と温泉」をテーマに、ピレネー山脈に点在するスキー場とその近郊にあるスパをご紹介。冬だからこそ楽しめるフランス旅の魅力をお伝えします。

ピレネー山脈はウインタースポーツの楽園!

画像1: ピレネー山脈はウインタースポーツの楽園!
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フランス、スペイン、アンドラ公国の3カ国にまたがり、東西約430kmにわたって続くピレネー山脈。標高1,000mの比較的なだらかな山地から、標高3,000m級の山々が連なる急峻な山岳地帯まで、変化に富んだ地形が広がるこのエリアには、実に多彩なスノーリゾートが点在。特にピレネー山脈のフランス側には、ファミリー向けのカジュアルなゲレンデから、自然豊かなクロスカントリースキーゲレンデ、国際的な競技会も開催される本格的なコースまで、個性豊かなスノーリゾートが揃っています。

例えば家族連れで訪れるなら、ピレネー山脈フランスサイド最大級の規模を誇るスノーリゾート「サン・ラリー」がおすすめ。広大な敷地内に多彩なコースを備えたこのリゾートでは、メインゲレンデのひとつ「ミッケイ・ゲレンデ」の頂上周辺にキッズ向けの雪遊びエリアやソリのコース、託児所などの設備が充実。ファミリーで安心してスノーリゾートを楽しめます。また、ピレネー山脈の美しい風景を思う存分味わいたいなら、標高約2,000mのパイエル峠近くに位置する「アクス・トロワ・ドメーヌ・スキーリゾート」を要チェック。「サケ」、「グリオル」、「ボナスクル」という3つのゲレンデが連続するこのリゾートでは、複数のゲレンデをつなぐ全長約10kmものロングコースを楽しむことができます。これらのゲレンデは初級者・中級者向けなので、比較的気軽にピレネーの自然を楽しめることも大きな魅力です。

このほかピレネー山脈のフランスサイドには、標高が高く雪質にも定評のある「ピオ・アンガリ」や美しい森に囲まれた「ムルティス・リゾート」など、バリエーション豊富なスノーリゾートがずらり。ぜひお好みのスタイルに合わせて旅先を選択してください!

ピレネーで楽しむ“雪”ד温泉”の贅沢な時間

画像1: ピレネーで楽しむ“雪”ד温泉”の贅沢な時間
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「スキー&スノーボードのあとには、温泉を楽しみたい!」。日頃日本でウインタースポーツを楽しんでいる方なら、そう考える人も多いのではないでしょうか。ピレネー山脈のフランスサイドにも、そんな贅沢な冬の旅を楽しめる場所が数多くあります。実はここはヨーロッパでも有数の温泉天国。19世紀には既に30ものスパがあったというから驚きです。

ピレネー山脈周辺に数あるスパのなかでも、屈指の人気を誇るのがフランス南西部のオート・ピレネー県内のジュノス=ルダンヴィエル湖畔に広がる「バルネア温泉郷」。雄大な山並みを一望する露天風呂は、抜群のロケーションが魅力。さらに、“ローマ風”、“日本風”、“アメリカ先住民風”……など、趣向を凝らした湯船を楽しめる大人気スポットとなっています。もちろん温泉の近くには、「ペイラギュドスキー場」と「ヴァル・ルーロンスキー場」があるので、スノースポーツのあとに立ち寄るのもおすすめです!

画像3: ピレネーで楽しむ“雪”ד温泉”の贅沢な時間
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アンドラ公国近くのアリエージュ県に位置するスキーリゾート「アクス・レ・テルム」も、“雪”ד温泉”を楽しめることで有名な場所。源泉温度77℃の湯が滔々と湧き出す「クルブレ温泉郷」は、一年を通じて楽しめる温泉郷。ゆったりと入浴を楽しめる温浴エリアはもちろん、温泉に満たされた屋外プールもあり、プールからの眺望は抜群!また、ピレネー山脈の東部には、ローマ時代から浴場が設けられていたといわれる「ドール温泉」や硫黄泉で満たされた巨大な露天風呂が魅力の「サン=トマ温泉」など、数々の温泉が点在。いずれも、ピレネー山脈の雄大な自然を五感で感じられる素晴らしいロケーションなので、きっとお気に入りの温泉が見つかるはずです。

ピレネーの山々が織り成す雄大なパノラマを眺め、パウダースノーが魅力の個性的なスキー場で雪遊びを楽しみ、スケールの大きな露天風呂に身を沈めてゆったりとくつろぐ……。山脈の麓で過ごす冬の休日は、きっとフランス旅の新たな魅力を教えてくれることでしょう。

ひとことコメント

フランスならではの美しい自然と雅な雰囲気を楽しむ冬のピレネー山脈の旅。スノーリゾートや温泉以外にも、グルメやショッピング、1997年に世界複合遺産に登録された「ピレネー山脈-ベルデュ山」などの見どころも数多いので、ぜひゆっくりとピレネー山脈の旅を楽しんでください。

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