化粧品会社が行った「美肌県グランプリ」で5回のグランプリ1位を獲得した島根県。島根県民の美肌の秘訣とは一体なんなのでしょうか?そんなことを探るため、松江市中心部と玉造温泉で美肌スポットを巡ります。水辺の清々しい景色を堪能しながら心も体も癒される、松江の旅をご案内します。
画像1: 花に癒され、温泉地を巡る。“美肌県” 島根・松江1泊2日

西村 愛

2004年からスタートしたブログ「じぶん日記」管理者。47都道府県を踏破し、地域の文化や歴史が大好きなライター。
島根「地理・地名・地図」の謎 (実業之日本社)、わたしのまちが「日本一」事典 (PHP研究所)、ねこねこ日本史でわかる都道府県(実業之日本社)を執筆。 サントリーグルメガイド公式ブロガー、Retty公式トップユーザー、エキサイト公式プラチナブロガー。

画像2: 花に癒され、温泉地を巡る。“美肌県” 島根・松江1泊2日

10:00 一年中花満開のアミューズメントパーク「松江フォーゲルパーク」

宍道湖(しんじこ)の北側を走る一畑電車に乗り、最初に訪れたのは松江フォーゲルパークです。

駅の目の前に位置しており、駐車場も広いのでアクセスの良いスポットで、全天候型、どんな季節でも楽しめる施設で地元でも人気です。

32万㎡という広大な敷地の中に展望台と3つの大きな温室があり、南国の雰囲気たっぷりの花々に囲まれ、珍しい鳥たちと触れ合えます。

入館して最初に目にするのが、センターハウスに咲き誇るベゴニアとフクシアの色とりどりの花たち。7,000鉢の手入れされた花が天井から垂れ下がっていたり、鉢植えとして並べられていたりとその光景は圧巻で、まさに全方位で花に囲まれる体験ができます。写真スポットも豊富なので、鮮やかに彩られるお気に入りの写真も撮影できますよ。

園内にはたくさんの鳥もいて、時間ごとに様々なショーが行われています。人気のフクロウや、人懐っこいオオハシ、また自然の中で暮らす水鳥たちを観察できる池もあります。

この日はペンギンたちのお散歩にお邪魔しました。1日2回行われるペンギンの散歩。自由に歩き回るペンギンに、参加したお子さまたちも大喜びでした。

園内は広いのでゆっくりまわると1.5~2時間ほどかかります。

美しい花と穏やかな鳥たちに癒され、リラックスした気持ちになれる施設です。

松江フォーゲルパーク

住所島根県松江市大垣町52
営業時間4月~9月 09:00~17:30
10月~3月 09:00~17:00
※最終入園受付は閉園の45分前
休日年中無休
webhttps://www.ichibata.co.jp/vogelpark/

13:00 日本酒発祥の地で味わう地酒、伝統とこだわりの酒造り「國暉(こっき)酒造」

「水の都」と表現される松江市は、市内にたくさんの川があり、またそれらは日本で7番目に大きい湖・宍道湖へとつながっています。町の中に川があることで河川舟運が栄え、昔から多くの商業が発展しました。

國暉酒造がある“茶町”は、城下町であった時代から商人が住むエリア。この地で明治から日本酒蔵を創業した國暉は、今では松江市内にある4蔵の中で最も古くから酒造りを行っている酒蔵となりました。

酒蔵の中を見学させてもらいながら、お話を伺いました。現在は新たなお酒を造るための試作、またパッケージの刷新やボトルの改良などを行っている時期とのことでした。

島根県産の「酒造好適米」を使い、仕込み水には酒蔵から車で1時間ほどの「枕木山」の山水を利用します。緻密で丁寧な作業と、長年受け継がれてきた技を用いた酒造りが行われています。

今まで見学した全国の酒蔵とは雰囲気の違う、タンクを覆う真っ黒な木箱。発酵により温度が高くなるのを調整するため、木で覆って中に冷気を巡らせ、内部を冷やしているのです。黒色は殺菌作用のある柿渋で、これらのメンテナンスも全て従業員で行っているとのことです。現在では、サーマルタンクなどの温度管理機能が付いたタンクもありますが、國暉酒造では独自の開発により古くから機器も手作りしており、それらが今でも大切に使い続けられています。

島根県が、『日本酒発祥の地』と呼ばれていることはご存じでしょうか。

日本で最も古い歴史書には出雲神話が登場し、その中に出てくるヤマタノオロチをも退治したと言われた酒、それが「八塩折(やしおり)の酒」です。

國暉酒造ではこの八塩折(やしおり)の酒を研究し、その製造に挑戦、全国でも唯一完成までたどり着きました。

1年をかけて造った酒で再度酒を仕込むことを繰り返し、現在は6年、8年、13年仕込みの3種類が揃います。

八塩折の酒は米の甘さが際立ったコクのある、香り豊かな酒。特に「八塩折の酒13年」13年かけて13回醸した酒であり、とろみと濃さを持つ凝縮感ある酒ですがその色は透き通った琥珀色で、雑味がなくふくよかな味でした。深い味わいを持つ八塩折の酒は、ロックや炭酸割りで飲むなどその飲み方の幅広さも特徴的です。國暉酒造の熟練の技を詰め込み、全国でもここでしか作れない製法を見つけ出したその努力と挑戦は、これからもここで生まれる数々の日本酒に注ぎ込まれていくことでしょう。

江戸時代から増築を経て現在の形になったという蔵の中では、この八塩折の酒だけでなく、國暉で造られる様々なお酒の試飲が可能です。

日本酒発祥の地・島根の酒蔵で地酒に出会い、味わい、お気に入りを見つけてみてください。

國暉酒造

住所島根県松江市東茶町8
webhttp://kokki.co.jp/

14:30 美味しく美しく、緑茶アフタヌーンティー「スカラベ別邸」

松江を含む出雲地方は、日常的に抹茶を飲み、和菓子を食べる習慣が根付いています。家庭の中でも気軽に抹茶を点て、お茶の時間を楽しむことが行われています。お茶専門店も多く、スーパーの茶葉売り場も充実していて、お茶のラインナップも豊富です。

そんなライフスタイルが根付いている島根県。抹茶には肌に良いビタミンCが多く含まれていることから、これらが島根の美肌づくりのひとつとも考えられるかもしれません。

松江のお茶屋「千茶荘」が手掛ける和カフェは、格子の美しい外観が目を引く佇まい。店内には掛け軸がかかる和風の小上がりや、ソファ席、カウンターなど様々なタイプの席が用意されており、お茶を中心とした季節を感じられるスイーツやランチが楽しめます。

オーダーしたのは、緑茶を楽しみながらお菓子を楽しむ「緑茶アフタヌーンティー」。

大きな特徴は、温かい緑茶とともに水出し緑茶が楽しめること。ほのかな渋味や苦味を感じながら飲む温かいお茶と、茶葉の甘さを楽しむ水出し緑茶。その違いを感じてもらい、お茶どころ松江で、お茶の本当の美味しさに気づいてもらいたいという気持ちが込められたアフタヌーンティーです。お皿に盛られた手作りの和スイーツも、酸味や甘みなどのバランスが考えられた組み合わせです。

子どもの頃からお茶に慣れ親しんできたスタッフや、お茶の専門家が考案したドリンクやパフェもあり、おいしいメニューが揃っています。

静かで穏やかな時間が過ごせ、しっとりとした松江の雰囲気を感じられるお店でした。

スカラベ別邸

住所島根県松江市末次本町75
営業時間9:00~19:00
休日月曜定休、祝日の場合は営業
webhttp://www.senchasoh.jp/170.html

18:00 島根食材で内からキレイに。イタリアン「オマッジオ ダ コニシ」

ここは、山陰の食材を中心に、優れた技術と洗練されたセンスで提供するイタリアンです。

オーナー兼シェフの小西さんは、イタリアの三ツ星レストランや都内の有名店での経験を経て、故郷である松江市にUターン、「オマッジオ ダ コニシ」を2年半前にオープンさせました。

カウンター5席、テーブル4人席、2人席がともに1つずつというサイズ感。一皿一皿の丁寧さが際立ち、素材の味が主役の料理が続きます。その洗練さに非日常感も感じられ、またイタリア郷土料理の優しい味わいと季節を感じる食材に、つい笑顔になってしまいます。

島根でお店をオープンさせてからは、料理によく魚介を取り入れるようになったそう。今回のコースにも周辺の港で揚がった魚がよく使われていました。

山陰では、魚介類を良く食べます。特に今回使われていた新鮮なアジや、日本最高峰の海苔「十六島(うっぷるい)海苔」など、島根らしい食材がたくさん使用されており嬉しくなりました。

また、野菜も県内産がふんだんに使われています。平野が広がる斐川のグリーントマトの酸味にスパイシーな風味のガスパチョから始まり、最後のデザートと共に出された邑南町のハーブティーまで、澄み渡るようにキレイな味の素材が十分に生かされた料理が続きました。

コースの内容は写真でご紹介しています。

要予約で、現在の営業はディナーのみ。豊かな島根の食の恵みを小西シェフのイタリアンで味わってみてはいかがでしょうか。

オマッジオ ダ コニシ

住所島根県松江市東朝日町214-1 2階
営業時間17:30~23:00(L.O.21:30)
休日日・月休み
webhttps://www.omaggio.online/

現在、国際線・国内線の各運航にあたっては新型コロナウイルス肺炎の影響で一部運休・減便・時間変更を行っております。最新の情報は以下をご確認ください。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/other/200228/

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