県内屈指の絶景スポットが点在する足摺・四万十エリアと、今なお残る歴史・文化の魅力あふれる高知市周辺を巡る2泊3日の旅。足摺岬などの景勝地や四万十の清流に、高知城や佐川町立青山文庫といった幕末の雰囲気を感じられるスポット、そして名物カツオ料理などの高知グルメも存分に楽しめる、初めての高知観光にもおすすめのゴールデンコースをご紹介します。

1日目 足摺エリアで海の恵みを堪能

高知県の西南部、対岸の九州・大分県にも近い足摺エリア。高知龍馬空港からは車で3時間ほどかかるので、レンタカーを借りるのがおすすめです。ダイナミックな景観が楽しめる足摺岬、太平洋を流れる暖かな黒潮に育まれた海の幸など、豊かな自然にあふれた地域です。高知が誇る大自然と食を満喫しましょう。

12:00 カツオだけじゃない!「足摺黒潮市場」で名物清水サバを堪能

画像1: 12:00 カツオだけじゃない!「足摺黒潮市場」で名物清水サバを堪能

まずは腹ごしらえ。高知県内でも知られた漁港のひとつ、清水港のすぐ側にある「足摺黒潮市場」。往来する漁船を眺めながら食事できるレストランでは、新鮮な魚介類を食材に、漁師料理、郷土料理にこだわったメニューを展開しています。

画像2: 12:00 カツオだけじゃない!「足摺黒潮市場」で名物清水サバを堪能

中でも、ここだけのスペシャルメニューは「サバのぶっかけ丼」。自慢のタレと出汁をかけた、ほかでは味わうことのできない漁師料理です。

高知といえば、全国的にはカツオが有名ですが、実はここ土佐清水ではサバの水揚げ量が多く、「清水サバ」と名付けられるほどの人気。サバは足がはやく、生で食べられる機会は珍しいため、漁港の町ならではの新鮮なサバ料理を堪能できます。

画像: サバの入荷がない日は「宗田節漁師茶漬け」も人気

サバの入荷がない日は「宗田節漁師茶漬け」も人気

もちろん、サバ以外にも、カツオのたたきなど新鮮な海の幸はどれも絶品です。

レストランのほかに、店内では近海で獲れた魚の加工食品を中心に、高知のお菓子などお土産にもぴったりの品がずらり。ドライブの休憩がてら立ち寄るのも良いでしょう。

足摺黒潮市場

住所高知県土佐清水市清水932−5
電話0880-83-0151
営業時間8:30~16:30
ランチ営業 11:00〜14:00
定休日週に1日(曜日に変動あり)
アクセス高知市内より車で約3時間
四万十町中央ICより車で1時間30分
土佐くろしお鉄道中村駅よりバスで約1時間/車で約45分
webhttp://www.ashizuri.jp/index.htm
所要時間約1時間

車で約20分

13:30 「足摺海洋館SATOUMI」で高知の海を楽しみながら学ぶ

画像1: 13:30 「足摺海洋館SATOUMI」で高知の海を楽しみながら学ぶ

海と自然のアドベンチャーミュージアム「足摺海洋館 SATOUMI」。2020年7月にリニューアルオープンしたこの水族館は、巨大な水槽や自然を体感できる工夫を凝らした展示方法、施設の目の前に広がる美しい竜串湾など、たくさんの感動に出合えるスポットです。

画像2: 13:30 「足摺海洋館SATOUMI」で高知の海を楽しみながら学ぶ

館内では、竜串湾の生き物をメインに約350種、15,000点の生物を見ることができます。 原生林エリアの生き物から始まり、淡水魚、カワウソ、ウミガメ、竜串の海に暮らすさまざまな魚たちが群れ泳ぐ竜串湾大水槽など、ボリュームある展示は見応え十分。

ここを訪れたらぜひ鑑賞したいのが、飼育の難しいウミウシの常設展示です。光を落とした空間に小さな水槽が並んでいる様は、まるで美術館のような雰囲気。海の宝石とも呼ばれるウミウシをじっくり観察しましょう。

時間があれば、施設周辺の海辺散歩もおすすめ。大きな空にゆったりと雲が流れる様を眺めながら、心穏やかな時間を過ごせます。

足摺海洋館SATOUMI

住所高知県土佐清水市三崎4032
電話0880-85-0635
営業時間9:00~17:00
休館日なし
料金大人1,200円、小人(小学生〜高校生) 600円
アクセス(車の場合)
・中村駅より国道321号(足摺サニーロード)へ入り約45分
・宿毛駅より国道321号を通り土佐清水方面へ約45分
(路線バスの場合)
・高知西南交通 バス停「竜串海洋館前」下車
webhttps://kaiyoukan.jp/index.html
所要時間約1時間

車で約10分

15:00 「竜串海域公園」で怪岩奇岩の景観を鑑賞

海の生き物たちに癒されたあとは、全身で潮風を浴びてリフレッシュ。「竜串海域公園」は、日本で最初に海中国定公園に指定された公園。海岸線には、波風を長年受けることで築かれた奇岩・奇勝が並んでおり、その特異な風景は景勝地として人気を集めています。
公園近くの竜串海岸にある高さ15mはありそうな巨岩や、大きい竹や小さい竹が海に向かって伸びているように見える岩も壮観。迫力ある造形美に魅了されるでしょう。

画像: 15:00 「竜串海域公園」で怪岩奇岩の景観を鑑賞

歩いて行くには難所ということから弘法大師が見残したとされる「見残し海岸」も、グラスボートに乗れば巡ることができます。アート作品を巡るように、奇岩鑑賞を楽しんでください。

竜串海域公園

住所高知県土佐清水市竜串
電話0880-85-0137 (NPO竜串観光振興会)
0880-82-3155(土佐清水市観光協会)
アクセス高知自動車道四万十町中央ICから、車で1時間45分
webhttp://tatsukushi-kankou.com
所要時間約1時間

車で約40分

16:30 地球の丸さを実感。高知を代表する絶景スポット「足摺岬」

四国最南端に位置する「足摺岬」。眼下には、紺碧の海、断崖へと押し寄せる白波を見ることができ、太平洋に突き出た岬の展望台からは、270度のパノラマが楽しめます。改めて、地球が丸いことを実感できるでしょう。

また、足摺岬灯台の近くにある高さ16mの白山洞門は、高知県の天然記念物。花崗岩の海蝕洞門としては日本最大級のスケールで、フォトスポットとしても人気があります。

画像: 16:30 地球の丸さを実感。高知を代表する絶景スポット「足摺岬」

「足摺岬」と「足摺岬からの眺望」は、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星と評価されています。世界が認める絶景を、目に、心に焼き付けましょう。

足摺岬

住所高知県土佐清水市足摺岬
電話0880-82-3155(土佐清水市観光協会)
アクセス高知自動車道四万十町中央ICから、車で1時間50分
土佐清水市内から、車で20分
所要時間約20分

車で約10分

18:30 オーシャンビューの宿でリトリート「アシズリテルメ」

画像1: 18:30 オーシャンビューの宿でリトリート「アシズリテルメ」

1日目の宿は、足摺岬の絶景を望む山の上に位置する「アシズリテルメ」へ。国立公園の雄大な自然に囲まれ、ゆったりと静かな時間が流れるリゾートホテルです。大自然と調和した建物は、夜空や輝く星までデザインの一部と思わせるような美しい佇まいで、訪れた人を一気にバケーション気分へ誘ってくれます。

ホテル内の客室は、すべてオーシャンビュー。空へ大きく開かれたスカイビュールームやプライベートサウナを設えたデラックスルームなど、宿泊者それぞれが心地よい時間を過ごせるスペースが揃っています。

また、併設のラグジュアリーなグランピング施設「Dot Glampingアシズリテルメ」のドームテントに宿泊すれば、ただ移ろう時間に身を委ねるだけで、心と体が開放されていくのを感じることができるはず。

画像2: 18:30 オーシャンビューの宿でリトリート「アシズリテルメ」

輝く満天の星を眺めながら眠りにつき、柔らかな朝の日差しで目覚める……。特別なことはしなくても、雄大な自然が残る地・足摺が、思い出に残るリトリート体験を叶えてくれるでしょう。

アシズリテルメ・Dot Glampingアシズリテルメ

住所高知県土佐清水市足摺岬字東畑1433-3
電話0880-88-0301
営業時間チェックイン:15:00~18:00
チェックアウト:翌日10:00
アクセス(車の場合)高知市より四国横断自動車道/高知自動車道と国道56号経由で2時間50分
(車以外の場合)送迎はなし。タクシーもしくは徒歩でお越しください。
足摺岬から徒歩で30分ほど
webアシズリテルメ:https://ashizurithermae.com/
Dot Glampingアシズリテルメ:https://dotglamping-ashizurimisaki.com/

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