2022年11月より、韓国へのビザ無し渡航が再開され、韓国旅行が実質全面解禁になりました。初めての人も、久しぶりの人も、韓国・ソウル旅行の楽しみのひとつが、おいしいグルメでしょう。
本記事では、観光客に人気の明洞、伝統的な家屋が立ち並ぶ益善洞、おしゃれなカフェが集結する弘大など、ソウルの注目エリアを、2023年の最新グルメ情報と共にご紹介します。

サムギョプサルや焼肉といった定番グルメやトレンドの韓国カフェをはじめ、現地の方に人気の本当においしい穴場店、ひとりでも行きやすい人気店といった14スポットを厳選。ぜひ、渡韓する際の参考にしてください。

※入国の最新情報については大使館公式サイトなどをご確認ください
※営業時間は変更している場合がございます

INDEX

明洞エリア:誰もが訪れるソウルの定番観光地

明洞(ミョンドン)は、ソウル旅行で誰もが一度は訪れる場所として有名な観光地。屋台、コスメ、ファッションなど見どころが多い繁華街として日本からの観光客も多く訪れるため、日本語メニューが置かれていたり、日本語が通じたりするお店も多いです。

コロナの影響を受けたお店もありましたが、渡航規制が緩和され、少しずつインバウンドの観光客が戻ってきているといいます。明洞でぜひ訪れてほしい名店をご紹介します。

【明洞】明洞の定番!行列ができる絶品カルグクス「明洞餃子本店」

ソウル随一の観光スポットともいえる明洞には、サムギョプサルやタッカルビ、手軽なおかゆなどを提供する観光客向けのお店も多く、どこで食事をしたらいいのか迷ってしまいます。そんな中で長い間愛されているお店が、「明洞餃子本店」です。

「明洞餃子」は1966年創業の老舗。移り変わりの激しい韓国の飲食業界において、長くお店を続けることは難しいといわれている中で、約45年の歴史があるのは、それだけ多くの人から愛されてきたということ。

画像1: 【明洞】明洞の定番!行列ができる絶品カルグクス「明洞餃子本店」

お店でまず食べてほしいのが、看板メニューである「カルグクス」。カルグクスは小麦粉を使った麺料理で日本のうどんに似ています。明洞餃子のカルグクスは、鶏ガラでだしをとったスープに、モチモチのカルグクスを入れで茹であげたもの。麺にスープの旨みが染み込み、いくら食べても飽きない味に仕上がっています。

画像2: 【明洞】明洞の定番!行列ができる絶品カルグクス「明洞餃子本店」

そして「マンドゥ」も、カルグクスと一緒に注文する人が多いおすすめのメニュー。ニラがたっぷり入った肉汁あふれる餃子はクセになり、ついつい箸がすすみます。現地の方に長く愛されてきた味は、訪れる観光客もほっと安心させてくれます。

明洞餃子 本店(ミョンドンギョジャ ポンジョム)

住所ソウル特別市 中区 明洞2街 25-2(서울특별시 중구 명동2가 25-2)
営業時間10:30~22:00(L.O.21:30)
webhttp://www.mdkj.co.kr/jp/index.php

梨泰院エリア:ドラマで一躍話題となったハイセンスな街

梨泰院(イテウォン)はソウルの真ん中付近に位置し、梨泰院を含めた漢江鎮、緑莎坪、漢南洞周辺はアート&クリエイティブな雰囲気のエリア。日本でも話題になったドラマ『梨泰院クラス』の舞台になった場所でもあります。

ドラマにも登場する煌びやかな梨泰院駅周辺の繁華街以外にも、COMME des GARçONSの路面店やほぼ毎日ミュージカルが公演されているブルースクエアなど、ハイセンスな韓国の人々が集まる施設やエンタメが充実。さらに梨泰院には外国人が多く暮らすエリアもあり、ソウルの中でも独特な空気が流れています。

【梨泰院】グルメ通の韓国人も通う穴場の人気店「NEKKID WINGS」

地下鉄緑莎坪(ノクサピョン)駅から徒歩10分。「こんなところにお店が?」というような狭い路地裏にあるのが、フライドチキンの専門店の「NEKKID WINGS」。韓国のグルメ通や若者たちがこぞって訪れる穴場の人気店です。

画像1: 【梨泰院】グルメ通の韓国人も通う穴場の人気店「NEKKID WINGS」

牛肉や豚肉を使った料理が注目されがちな韓国ですが、じつは鶏肉を使った料理も豊富。特にフライドチキンは「韓国のソウルフード」といってもいいほどポピュラーで、たくさんのお店が街中にあります。

「NEKKID WINGS」のフライドチキンは、豊富なフレーバーが特徴的。

画像2: 【梨泰院】グルメ通の韓国人も通う穴場の人気店「NEKKID WINGS」

チキンに絡めるソースはなんと全12種類あり、韓国定番の甘辛いヤンニョム味から、ハニーマスタード味、日本人にも人気の醤油味まで好きな味を選べます。チキンの外はカリカリ、中はジューシーな食感。そのお供にはビールをチョイスし、韓国では鉄板の組み合わせである、チキンとビールの「チメク」も楽しんでください。

さらに、ディップ2種とサイドメニューが選べて一人20,000ウォン(約2,000円)もかからないというリーズナブルさも魅力。何度でも行きたくなるお店です。

NEKKID WINGS(ネイキッド・ウィングス)

住所ソウル特別市龍山区绿莎坪大路174-11(서울특별시 용산구 녹사평대로 174-11)
営業時間月曜〜木曜16:30~22:50
金曜〜日曜11:30〜22:50
定休⽇なし
webhttps://www.nekkidwings.com/

【梨泰院】COMME des GARçONS通り近くの行列のできる定食屋、「parc 漢南本店」

梨泰院エリアの東側、漢江鎮(ハンガンジン)駅の周囲には静かな高級住宅街が広がっていますが、そのなかでもシンボルとなっているのが「COMME des GARçONS(コム・デ・ギャルソン)」の店舗が入るビル。
お店の前の通りは「COMME des GARçONS通り」と呼ばれ、感度の高いショップやカフェが立ち並んでいます。

そんなおしゃれな街にある人気の定食屋さんが「parc(パルク)」。外観は一見すると普通の一軒家。しかし、じつは連日行列ができるほどの人気店なのです。休日はさらに混み合い、ランチでも予約をしないと入れないほど。

画像: 【梨泰院】COMME des GARçONS通り近くの行列のできる定食屋、「parc 漢南本店」

メニューは韓国の家庭料理を現代風にアレンジしたものが中心。化学調味料を一切使わず、オーガニックの野菜など、季節ごとに仕入れる食材によってメニューを変えているそう。

画像: ベジタリアン定食

ベジタリアン定食

メニューはベジタリアン定食、海鮮定食、肉定食の3種類があり、それぞれにおかず3種とスープがついていて、ご飯は玄米に変更可能。ベジタリアンフレンドリーなメニューが豊富です。

行列は覚悟の上ですが、並んででも訪れることをおすすめしたい、ヘルシーでおしゃれな韓国料理店です。

parc 漢南本店(パルク・ハンナムドンホンテン)

住所ソウル特別市龍山区漢南洞743-1, 2F(서울특별시 용산구 한남동 743-1, 2F)
営業時間ランチ 11:30〜15:30(L.O.14:50)
ディナー 17:30〜21:00(L.O. 20:20)
定休⽇毎週月曜、1月1日
webhttp://www.parcseoul.com/
※予約は電話でのみ受け付けています。

聖水洞エリア:ソウルのトレンドを発信する今最もホットな街

聖水洞(ソンスドン)は、かつて靴工場や小さな町工場が立ち並んでいたエリア。地下鉄2号線聖水洞駅の周りには、今も古い街並みが残り、ちょっとしたレトロを感じられる街になっています。

そんな聖水洞は、現在古い建物をリノベーションした、おしゃれなカフェやショップが次々とオープンしており、韓国の若者たちに「古くて新しい」と注目されている場所になっています。「ソウルのブルックリン」と呼ばれるようになった聖水洞で話題のグルメスポットをご紹介します。

【聖水洞】ベーカリーカフェの火付け役「cafe onion」

2016年にオープンした「cafe onion」は、町工場をリノベーションしたカフェ。
韓国のベーカリーカフェのブームのきっかけとなったといわれている人気店です。

画像1: 【聖水洞】ベーカリーカフェの火付け役「cafe onion」

厳選した豆を使ったこだわりのコーヒーと自慢のパンを一緒にいただくのがこちらの定番スタイル。ソウルの人気ベーカリー「BREAD05」のパンを使用していて、ハード系のパンからソフト系のパンまで目移りしてしまうほどさまざまな種類のパンが並びます。

画像2: 【聖水洞】ベーカリーカフェの火付け役「cafe onion」
画像3: 【聖水洞】ベーカリーカフェの火付け役「cafe onion」

バターの香りと塩の組み合わせが絶妙な「塩パン」や、粉砂糖を上からかけ、とんがり帽子を被ったような見た目をした「パンドール」などの絶品パンと出合え、そのおいしさはカフェ好きの間でも話題になりました。
平日は朝早くからオープンしているので、モーニングにもうってつけです。

cafe onion(カフェオニオン)

住所ソウル特別市 城東区 聖水洞2街 277-135(서울특별시 성동구 성수동2가 277-135)
営業時間月曜〜金曜8:00~22:00
土日10:00〜22:00
定休日なし
webhttp://onionkr.com/

【聖水洞】おしゃれ空間でいただくホルモン「聖水ノル」

リノベ空間を生かしているのはカフェだけではありません。「聖水ノル(ソンスノル)」は、韓国の若者たちで連日賑わうホルモン焼きの専門店です。

画像1: 【聖水洞】おしゃれ空間でいただくホルモン「聖水ノル」

築50年以上の2階建ての一軒家を改装した店内は、コンクリート打ちっぱなしの落ち着いた空間が広がり、雰囲気はまるで隠れ家レストランのよう。

画像2: 【聖水洞】おしゃれ空間でいただくホルモン「聖水ノル」

こちらでいただける新鮮なコプチャン(牛の小腸)は、外はカリッと、中はプリプリの食感が楽しめ、噛むほどに肉の旨みが広がります。

大きな丸い鉄板で運ばれてくるコプチャンはインパクトも抜群。付け合わせのニンニクやタレと一緒に食べると、お酒もすすみます。
先述したように、聖水エリアにはリノベーションしたおしゃれカフェや雑貨店が多いので、街歩きを楽しみながら、おいしいホルモンで1日を締めくくるのはいかがでしょうか。

聖水ノル(ソンスノル)

住所ソウル特別市 城東区 聖水洞2街320-5-1 1,2階(서울특별시 성동구 성수동2가 320-5 1,2층)
営業時間月曜〜金曜16:30~23:00
土日15:30~23:00
定休日なし

益善洞エリア:韓屋が並ぶ昔のソウルを感じられる場所

韓屋(ハノッ)は韓国の伝統家屋。そんな韓屋が所狭しと立ち並び、韓国時代劇の世界へ迷い込んだような気分になれるのが、益善洞(イクソンドン)です。

益善洞は、1920年ごろに形成されたソウルで最も古いとされる韓屋村で、100以上もの韓屋が狭いエリアに密集しており、韓屋を使ったおしゃれなカフェや個性的なショップなどが並んでいます。特に韓屋を使ったゲストハウスは人気なのだとか。

高層ビルが並ぶ現代のソウルの景色と、100年前にタイムスリップしたかのような昔のソウルの街並みの、新旧のコントラストを楽しむことができる注目のエリアです。

【益善洞】健康的な家庭料理がいただける韓屋カフェ「益善洞121」

韓屋を利用したカフェが多く立ち並ぶ益善洞の中でも、「益善洞121」はほっこりとした家庭料理がいただけるおしゃれなカフェ。益善洞が今のように人気のエリアになる前から、周辺の住人や会社員に愛されてきたお店なのだそう。

画像1: 【益善洞】健康的な家庭料理がいただける韓屋カフェ「益善洞121」

1920年に建てられた韓屋を改装した店内は、モダンな雰囲気になっていますが、所々に以前の面影が残っており、そのギャップを楽しめるのも韓屋カフェの楽しみのひとつ。

画像2: 【益善洞】健康的な家庭料理がいただける韓屋カフェ「益善洞121」

お店のメニューは「モダン韓国料理」と言われる見た目も味もおいしい料理。とくに韓医師が作った無添加の味噌を使った「味噌ビビンパ」が人気なのだとか。

画像3: 【益善洞】健康的な家庭料理がいただける韓屋カフェ「益善洞121」

他にも、黄色のチキンカレーと赤い牛肉カレーを同時に楽しめる「バンバンカレー」や、練炭をイメージしたイカスミを使った「練炭トンカツ」などもあり、心も身体も満足するおいしい料理がいただけます。

益善洞121(イクソンドン121)

住所ソウル特別市 鐘路区 益善洞 121(서울특별시 종로구 익선동 121)
営業時間11:00~21:00(ブレイクタイム月~金曜16:00~17:00、L.O.20:00)
定休日1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
webhttps://www.instagram.com/ex_on_121/

【益善洞】ふわふわのスチーム食パンが人気 「ミルトースト」

画像1: 【益善洞】ふわふわのスチーム食パンが人気 「ミルトースト」

益善洞の中でも行列ができるほどの人気のカフェが「ミルトースト」です。「ミル」は韓国語で「麦」の意味で、パンをメインとしたメニューが有名です。

画像2: 【益善洞】ふわふわのスチーム食パンが人気 「ミルトースト」

他の益善洞のお店と同様、韓屋を利用しながらも、モダンな落ち着いた雰囲気の店内。

画像3: 【益善洞】ふわふわのスチーム食パンが人気 「ミルトースト」

ミルトーストに来たら必ず注文したいのが、「スチーム食パン」。蒸篭で蒸されて提供される小さな食パンはブリオッシュを使用。パンは数種類から選べるので、友達とシェアして食べると、いろんな味を楽しめます。出来立てのフワフワのパンを、ハフハフ言いながら食べると、ひと時の口福が訪れるでしょう。

画像4: 【益善洞】ふわふわのスチーム食パンが人気 「ミルトースト」

ほかにも、同じブリオッシュのパンを使った、とろけるようにやわらかい「スフレトースト」や、持ち帰りたくなるボトルに入ったドリンクも人気。

週末はオープンと同時にお客さんでいっぱいになってしまう「ミルトースト」。最近ではいくつか支店もできたようですが、益善洞の韓屋のゆったりした空間はここだけでしか味わえません。

一度食べたらハマってしまうパンのおいしさをぜひお試しください。

ミルトースト

住所ソウル特別市 鐘路区 敦義洞 21-3(서울특별시 종로구 돈의동 21-3)
営業時間9:00~21:00
定休日なし

弘大エリア:若者だけでなく大人も楽しめる、おしゃれな街

美術大学・弘益(ホンイッ)大学のある弘大(ホンデ)エリアは、若者の街。まさに今の韓国の流行が見える場所です。混雑したエリアから少し離れるとおしゃれでセンスの良いカフェがいくつもあり、大人が行っても十分楽しめます。

学生街なので、リーズナブルでおいしいグルメが多く、弘大はソウルの中でも最もグルメを堪能するのにおすすめのエリア。ぜひお店をはしごして、さまざまなフードスタイルを味わってみてください。

【弘大】韓国産サムギョプサルをおトクに堪能「オントリセンコギ」

韓国料理といえば「サムギョプサル」を真っ先に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? 豚バラ肉をこんがり焼いて葉物野菜などに巻いて食べる料理で、日本人にとっては身近な韓国料理のひとつでしょう。

画像: 【弘大】韓国産サムギョプサルをおトクに堪能「オントリセンコギ」

ここで紹介する「オントリセンコギ」は、サムギョプサルを思う存分堪能できる、食べ放題をリーズナブルな値段で提供している有名チェーン店。サムギョプサル以外にも、モクサル(首肉)、チャドルバギ(ともバラ肉)など、さまざまな部位の豚肉を好きなだけいただくことができます。また、味噌チゲやおかずも食べ放題なのも嬉しいポイント。

冷凍ではなく「生」の韓国産の豚肉を使うことで、新鮮な肉のおいしさを堪能できます。

オントリセンコギ 弘大店

住所ソウル特別市 麻浦区 オウルマダン路 118(서울특별시 마포구 어울마당로 118)
営業時間11:00〜23:00
定休日不定休

【弘大】スコーンが名物のおしゃれカフェ「カフェ レイヤード」

地下鉄弘大入口駅から北に向かって少し歩くと、延南洞(ヨンナムドン)という、小さなカフェや雑貨屋、本屋などが集まるエリアがあります。

そんな数多くのおしゃれカフェが点在する延南洞にある「カフェ レイヤード」は、韓国の若者たちが集まるカフェとして、SNSなどを中心に話題になっているお店。

画像1: 【弘大】スコーンが名物のおしゃれカフェ「カフェ レイヤード」

煉瓦造りの大きな古い一軒家を改装した店内は現代風にリノベーションされながらも、所々にアンティークな家具を配置。カフェにいるだけで、イギリスのお茶会に呼ばれたような気分になれます。

画像2: 【弘大】スコーンが名物のおしゃれカフェ「カフェ レイヤード」

人気メニューは手作りの英国式スコーン。テーブルにさまざまな種類のスコーンが並べられている様子は、SNSにもアップされ、有名な光景になりました。目移りするほど種類も多く可愛らしいので、「なかなか決められない!」という声も多いのだとか。

弘大に来たら行きたいカフェのひとつです。

カフェ レイヤード 延南店

住所ソウル特別市 麻浦区 延南洞 223-20(서울특별시 마포구 연남동223-20)
営業時間11:00~23:00
定休日不定休
webhttps://www.instagram.com/cafe_layered/

【弘大】目の錯覚が楽しい不思議なカフェ「GREEM CAFE」

延南洞にひっそりと佇む不思議なカフェが「GREEM CAFE」です。
お店の小さな扉を開けると、そこにはなんとも不思議な世界が広がります。

画像1: 【弘大】目の錯覚が楽しい不思議なカフェ「GREEM CAFE」

まるで「絵本」の中に入り込んだような、現実味と立体感のない空間。写真でも伝わるかと思いますが、実際はちゃんとした立体の椅子と机があります。
日本でも新大久保に同様のお店ができ、その不思議な店内はSNSなどで話題を呼びました。

画像2: 【弘大】目の錯覚が楽しい不思議なカフェ「GREEM CAFE」

コーヒーをサーブされるカップも絵のようで、徹底したこだわりが感じられます。実際に訪れてこの目で確かめてほしいカフェのひとつです。

GREEM CAFE(グリムカフェ)

住所ソウル特別市 麻浦区 延南洞 223-14(서울특별시 마포구 연남동 223-14)
営業時間12:00~21:00
定休日月・火曜
webhttps://www.instagram.com/greem_cafe/

【弘大】お得に「豚足」が食べられる「ミスチョッパル 弘大本店」

学生たちの熱気が感じられる弘大エリアのなかでも、連日行列で賑わっているのが「ミスチョッパル」です。筆者が以前訪れた際も、22時過ぎだというのに10組待ちという人気ぶり。

画像: ミスチョッパル(外観)

ミスチョッパル(外観)

「チョッパル」とは、韓国語で「豚足」のこと。お店を訪れる人のほとんどが、このチョッパルを注文します。

画像: 【弘大】お得に「豚足」が食べられる「ミスチョッパル 弘大本店」

一番人気はニンニクがたっぷり載った「マヌルチョッパル(ニンニク豚足)」ですが、ニンニクの匂いが気になる人は、通常のチョッパルでもそのおいしさを十分楽しめます。

おかず、大きなお皿にてんこ盛りになったサラダ、チョッパルは、2~3人前のボリュームで38,000ウォン(約3,800円)というからおトクにお腹も大満足。野菜とあわせてヘルシーに豚足をいただきましょう。

ミスチョッパル 弘大本店

住所ソウル特別市 麻浦区 東橋洞 164-34(서울특별시 마포구 동교동 164-34)
営業時間16:00~翌0:30
定休日旧正月・秋夕(チュソク)の当日

【弘大】ひとりでも訪れやすいカンジャンセウの人気店「少年食堂」

弘大入口駅の雑踏から離れた場所にある「少年食堂」は、半地下にあるこぢんまりしたお店。特に有名なのが、海老を醤油漬けにした「カンジャンセウ」の定食です。この定食のために、ひとりでお店を訪れる人も多いといいます。

画像1: 【弘大】ひとりでも訪れやすいカンジャンセウの人気店「少年食堂」

少年食堂では毎日新鮮な海老を特製の醤油ダレに漬け込んで作っています。しょっぱ過ぎたり漬け込みが足りなかったりするとおいしくいただけないので、微妙な塩梅が大事なのだとか。

画像2: 【弘大】ひとりでも訪れやすいカンジャンセウの人気店「少年食堂」

カンジャンセウ定食にはメインのカンジャンセウとご飯、スープ、ミニサラダ、カクテキ、デザートがセットになっています。カンジャンセウはハサミを使って細かく切って、ご飯にのせて醤油ダレと卵と一緒にかき混ぜていただきます。海老は濃厚で甘く、一度食べたらクセになってしまうはず。

画像3: 【弘大】ひとりでも訪れやすいカンジャンセウの人気店「少年食堂」

少年食堂 弘大店

住所ソウル特別市 麻浦区 西橋洞 333-11(서울특별시 마포구 서교동 333-11)
営業時間11:30~21:00(ブレイクタイム15:30~17:00)
定休日月曜、旧正月・秋夕(チュソク)の連休、夏季休業
webhttps://www.instagram.com/boy_kitchen7179/

ソウル駅エリア:ソウルの電車の玄関口

ソウル駅はソウルの電車の玄関口。とても大きな駅で、ここからソウル市内を結ぶ地下鉄や、空港に向かう空港線、そして釜山や大邱など韓国の地方へ向かう電車「KTX」の出発地点でもあります。

普段から乗降客の多い駅ではありますが、韓国のお盆である秋夕や旧正月には地方に帰る市民でごった返す様子が風物詩になっています。

【ソウル駅】何を食べるか迷ったらここへ。「新村ソルロンタン」

人気の韓国料理のひとつ「ソルロンタン」。牛骨を白濁するまでコトコト煮込んだスープに、ご飯や麺を入れて食べる優しい味の料理です。

「新村ソルロンタン(シンチョンソルロンタン)」は、ソルロンタンの専門店。韓国で有名なチェーン店のひとつで、ソウル駅近くの「ソウルスクエア」にも出店しています。

ソルロンタン専門店の定番が、付け合わせで出てくるキムチ。どのお店にもキムチが置いてあり、自由に食べられます。新村ソルロンタンの場合は白菜キムチと、しっかり漬かったカクテキが提供されます。

ソルロンタン自体にはほぼ味がないので、塩コショウを入れたり、キムチを入れたりして自分で味をととのえます。新村ソルロンタンはネギも入れ放題なので、ネギ好きの人にも人気。

白いソルロンタンの中には、薄切りの牛肉と細いそうめんのような麺が。脂身があってこってりしていそうですが、ソルロンタンがあっさりしているので、それほど気になりません。

ひとりごはんもしやすいお店なので、困ったときは新村ソルロンタンを利用してみてください。

新村ソルロンタン ソウルスクエア店

住所ソウル特別市 中区 漢江大路 416,モール B1F
(서울특별시 중구 한강대로 416,몰 B1F)
営業時間11:00~21:00
休日旧正月・秋夕(チュソク)の当日
webhttp://sinchonfood.net

清潭洞エリア:芸能事務所が多く集まる高級住宅街

最後に紹介するのは、ソウルを横切る大きな川、漢江(ハンガン)の南側「江南」地域にある清潭洞(チョンダムドン)エリアです。ここはいわゆる高級住宅街で、高級ブランドのショップや、デパートなども集まるセレブな街です。

【清潭洞】セレブなエリアで異彩を放つ「庶民派」食堂「コルモッ食堂」

セレブな雰囲気あふれる清潭洞エリアですが、そのなかで異彩を放つ人気店が「コルモッ食堂」です。

画像: コルモッ食堂(外観)

コルモッ食堂(外観)

「食堂」と付く名前のとおり庶民的な食堂で、雑居ビルの地下1階にあります。しかし、なかに入ると驚かされるのがずらりと並ぶ有名人のサイン。

画像1: 【清潭洞】セレブなエリアで異彩を放つ「庶民派」食堂「コルモッ食堂」

じつは以前、TWICEなどが所属する芸能事務所「JYPエンターテインメント」が近くにあったため、毎日のように関係者が訪れていたらしく、TWICEのメンバーもデビュー前から通っていたといわれています。

コロナ禍前は日本からファンが訪れることも多く、日本人だとわかるとお店の方が日本語で話しかけながら、日本語のメニューを出してくれることも。

画像2: 【清潭洞】セレブなエリアで異彩を放つ「庶民派」食堂「コルモッ食堂」

人気のメニューはキムチチゲ、お店のおすすめは韓国の卵焼き「ケランマリ」。

ボリュームたっぷりな韓国のおふくろの味を味わってみてください。

コルモッ食堂

住所ソウル特別市 江南区 清潭洞 126-6,B1F(서울특별시 강남구 청담동 126-6, B1F)
営業時間11:30~22:00
定休日日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の連休

個性的で斬新なレストランやセンス溢れるカフェが次々とオープンし、新しい流行が生まれて人気を集めていく一方で、庶民的な食堂も一緒に愛されているソウル。

ソウルに訪れる機会があったら、新しいトレンド、カルチャーを体験しつつ、長年愛されるローカルグルメもぜひ一緒に楽しんでください。
きっと今まで知らなかったソウルの魅力を見つけられるはずです。

西門香央里

東京在住、フリーランスのライター&フォトグラファー。K-POP、韓国事情(ソウル中心)、国内外のグルメ、街情報を中心にウェブメディアなどで活動中。年3〜4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。現在、韓国語勉強中。

初回投稿日:2019年2月12日
※2022年11月30日に一部内容を更新しました

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