韓国・ソウルの最新食トレンド。若い感性が注目する名店はどこ?
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韓国・ソウルの最新食トレンド。若い感性が注目する名店はどこ?

2019.02.12

東京から飛行機に乗って約2時間半で行けるお隣の外国、韓国。特に首都ソウルには毎年多くの観光客が訪れており、リピーターも増加中。観光客に人気の都市のひとつです。

少し前までの韓国旅行といえば、キムチをつまみにマッコリを楽しみ、サムギョプサルからのビビンバでシメ! あとはショッピングやエステというイメージが強かったのではないでしょうか?

しかし若い人たちのあいだで、新しい流行が次々と生まれているソウルでは、グルメの世界においても例外ではなく、これまでの「韓国グルメ」のイメージを覆すような、新しいお店が登場しはじめています。

そこで今回はソウルの最新グルメ事情について紹介していきます。日本とどこか似ているようでどこか違う魅力のあるソウル。あなたも訪れてみませんか?

文・写真:西門香央里 編集:佐々木鋼平(CINRA. inc,)

おしゃれ感度の高い「梨泰院」エリアで人気のフライドチキン

NEKKID WINGS(ネイキッド・ウィングス)

 
 
ソウルの中心部にも近い梨泰院(イテウォン)は、多くの外国人が居住する多国籍な文化が溢れているエリア。

エリア内には、地下鉄の梨泰院駅、漢江鎮(ハンガンジン)駅、緑莎坪(ノクサピョン)駅、漢南洞(ハンナムドン)駅があり、駅周辺にはおしゃれ感度の高いレストランやカフェ、雑貨屋、服屋などが数多く集まっています。

美術館やギャラリー、クラブも多く、アート&クリエイティブな雰囲気もあるエリアです。

NEKKID WINGS(外観)

NEKKID WINGS(外観)

そんな緑莎坪駅から徒歩10分。「こんなところにお店が?」というような狭い路地裏にあるのが、フライドチキンの専門店の「NEKKID WINGS」。グルメや韓国の若者たちがこぞって訪れる穴場の人気店です。

牛肉や豚肉を使ったレシピが注目されがちな韓国料理ですが、じつは鶏肉を使ったレシピも豊富。特にフライドチキンは「韓国のソウルフード」といってもいいほど、たくさんのお店が街中にあります。

そして「NEKKID WINGS」のフライドチキンの特徴は何といってもフレーバーが豊富なこと。

チキンに絡めるソースはなんと全12種類。韓国定番の甘辛いヤンニョム味から、ハニーマスタード味、日本人にも人気の醤油味まで好きなテイストを選べます。

さらにディップ2種と、サイドメニューが選べて、一人20,000ウォン(約2,000円)もかからないというリーズナブルさ。チキンの外側はカリカリ、なかはジューシー。何度でも行きたいお店です。

DATA

NEKKID WINGS(ネイキッド・ウィングス)

定休日 なし
営業時間 月曜〜木曜16:30~22:50 金曜〜日曜11:30〜22:50
公式HP https://www.nekkidwings.com/
住所 ソウル特別市龍山区梨泰院洞34-8

COMME des GARCONS通りに近い、行列のできる定食屋

parc 漢南本店(パルク・ハンナムドンホンテン)

 
 
梨泰院エリアの東側、漢南洞駅の周囲には静かな高級住宅街が広がっていますが、そのなかでもシンボルとなっているのが「COMME des GARCONS(コム・デ・ギャルソン)」の店舗が入るビル。

お店の前の通りは「COMME des GARCONS通り」と呼ばれ、感度の高いショップやカフェが立ち並んでいます。

parc(外観)

parc(外観)

そんなおしゃれな街、漢南洞で人気の定食屋さんが「parc(パルク)」。外観は一見すると普通の一軒家。しかし、じつは連日行列ができるほどの人気店なのです。休日はさらに混み合い、ランチでも予約をしないと入れないほど。

メニューは韓国の家庭料理を現代風にアレンジしたものが中心。化学調味料を一切使わず、オーガニックの野菜など、季節ごとに仕入れる食材によってメニューを変えているそう。

ベジタリアン定食

ベジタリアン定食

キムチ炒飯

キムチ炒飯

メニューはベジタリアン定食、海鮮定食、肉定食の3種類があり、それぞれにおかず3種とスープがついていて、ご飯は玄米に変更可能。ベジタリアンフレンドリーなメニューも豊富です。

行列は覚悟のうえですが、ヘルシーでおしゃれな韓国料理をぜひ味わってみてください。

DATA

parc 漢南本店(パルク・ハンナムドンホンテン)

定休日 月曜日
営業時間 ランチ 11:30~15:30(ラストオーダー15:00) ディナー 火曜〜木曜、日曜17:30~22:00(ラストオーダー21:00) 金曜、土曜17:30~23:00(ラストオーダー22:00)
公式HP http://www.parcseoul.com/
住所 ソウル特別市龍山区漢南洞743-1, 2F

クリエイティブな街・弘大(ホンデ)の「豚足」で大満足

ミスチョッパル 弘大本店

 
 
ソウルの西側、弘大(ホンデ)エリアは、韓国を代表するアーティスト、デザイナーを多く輩出する弘益(ホンイッ)大学があり、クリエイティブな若者が集まる街として有名。まさに韓国の「いま」を体験できるエリアです。

学生の街なので、いろんなものがリーズナブルに手に入り、レストランに入ればボリュームたっぷりのメニューが並ぶのも嬉しいところ。

ミスチョッパル(外観)

ミスチョッパル(外観)

そして、そんな学生たちの熱気が感じられる弘大エリアのなかでも、連日行列で賑わっているのが「ミスチョッパル」です。今回訪れたときも22時過ぎだというのに10組待ちでした。

「チョッパル」とは、韓国語で「豚足」のこと。お店を訪れる人のほとんどが、このチョッパルを注文します。

一番人気はニンニクがてんこ盛りされた「マヌルチョッパル(ニンニク豚足)」ですが、ニンニクの匂いが気になる人は、通常のチョッパルでも十分楽しめます。

セットメニューを注文すると、まずお鍋と韓国風の辛いうどん「メウンカルグッス」が運ばれてきます。

そして、おかずと大きなお皿にてんこ盛りになったサラダ、チョッパルと、2〜3人前のボリュームで38,000ウォン(約3,800円)というから嬉しい! 野菜と合わせてヘルシーに豚足をいただきましょう。

DATA

ミスチョッパル 弘大本店

定休日 旧正月・秋夕(チュソク)の当日
営業時間 12:00~翌4:00(ラストオーダー翌3:00)
公式HP http://www.mythjokbal.co.kr/
住所 ソウル特別市麻浦区東橋洞164-34

天井まで「花」で埋め尽くされた、フォトジェニックなカフェ

24”7+(トゥウェンティーフォーセブンプラス)

 
 
弘大入口駅の周辺は、学生たちの元気なエネルギーで溢れかえっていますが、少し外れると静かなエリアもあり、落ち着いてコーヒーを楽しめるカフェもたくさんあります。

そのなかでも今回紹介する「24”7+」は、かなりの個性派カフェ。

24”7+(外観)

24”7+(外観)

不思議な店名には「1日は24時間、1週間は7日」という意味があり、一瞬一瞬を大切にしましょうというメッセージが込められています。「友達や恋人同士で気楽に立ち寄り、おしゃべりを楽しめる空間」がコンセプトになっているのだとか。

その店内に入るとまずびっくりするのが天井に敷き詰められた花たち! お花畑の天井に思わずため息が出ちゃいます。

「24”7+」は店内がお花だらけの「フラワーカフェ」として有名で、韓国人だけでなく外国からもひっきりなしに女の子たちがやってきます。

店内は、どこを撮ってもフォトジェニック。だけど、お店のなかだけじゃなくドリンクやケーキもフォトジェニック!

カラフルなレインボーケーキや、ピンク色のミルクティーなど、女子心をくすぐるメニューがいっぱいです。時間があるときに訪れてゆっくりティータイムがオススメです。

DATA

24”7+(トゥウェンティーフォーセブンプラス)

営業時間 12:00~22:30(ラストオーダー22:00)
住所 ソウル特別市麻浦区西橋洞360-18

目の錯覚が楽しい。不思議なカフェで異世界を体験

CAFE延南洞223-14(カフェ・ヨンナムドン223-14)

 
 
地下鉄弘大入口駅から北に向かって少し歩くと、延南洞(ヨンナムドン)という、小さなカフェや雑貨屋、本屋などが集まるエリアがあります。

弘大と比べると落ち着いた雰囲気で、街歩きにもぴったりなのですが、そのなかでひっそりと佇む不思議なカフェが「CAFE延南洞239-20」です。

CAFE延南洞239-20の看板

CAFE延南洞239-20の看板

住宅街に突如現れるので見逃してしまいそうですが、お家のかたちをした看板を見逃さないで。

お店の小さな扉を開けると、そこにはなんとも不思議な世界が広がります。

まるで「絵本」のなかに入り込んだような、現実味と立体感のない空間。写真でも伝わるかと思いますが、実際はちゃんとした立体の椅子と机があります。

この不思議な内装が話題を呼び、毎日ひっきりなしにお客さんが訪れているそう。

コーヒーをサーブされるカップも絵みたいで、徹底したこだわりです。実際に訪れてこの目で確かめてほしいカフェのひとつです。

DATA

CAFE延南洞239-20(カフェ・ヨンナムドン239-20)

定休日 月曜
営業時間 10:00~21:00
公式HP www.instagram.com/ynd239.20_cafe
住所 ソウル特別市麻浦区延南洞239-20 1階

芸能事務所が多く集まる清潭洞エリアで、チャン・グンソクのカフェを発見

PLENO(プレノ)、SUM CAFÉ(サムカフェ)

 
 
最後に紹介するエリアは、ソウルを横切る大きな川、漢江(ハンガン)の南側「江南(カンナム)区」にある清潭洞(チョンダムドン)です。

ここはいわゆる高級住宅街で、芸能事務所が多く点在し、高級ブランドのショップや、デパートなども集まっているセレブな街。

PLENO(内観)

PLENO(内観)

そしてなんと、日本でも大人気の俳優、チャン・グンソクの個人事務所「TreeJ」が経営する「PLENO(プレノ)」というカフェがあります。

PLENO(内観)

PLENO(内観)

芸能人直営のカフェということもあり、ファンの聖地にもなっているそうですが、タレントショップという雰囲気はほとんどなく、むしろ普通のおしゃれなカフェといった感じ。

入り口に公式グッズが置いてある程度なので、近所で働くサラリーマンや暮らしている方たちが集う場所として気軽に使われています。

お店のケーキはなかなか本格的。常にショーケースにはずらっと美味しそうなケーキが並びます。たっぷりサーブしてくれるコーヒーも嬉しいところ。

ケーキだけでなくちょっとしたお食事メニューも人気で、スタッフの手づくりによるタルティーヤは、ボリュームたっぷりの逸品です。

ちなみにこのあたりには、チャン・グンソク以外にも芸能事務所直営のカフェやレストランがいっぱいあります。

日本でも人気のBoAや東方神起、SHINee、EXOなどが所属する芸能事務所「S.M. エンターテインメント」の本社ビル1階にある「SUM CAFE」のそのひとつ。

SUM CAFE(内観)

SUM CAFE(内観)

ガラス張りの窓から明るい日差しが入る開放的な店内には、ケーキやドリンクなどがいただけるカフェスペースと、韓国料理やハンバーガーなどの食事をいただけるダイニングスペースがあります。

SUM CAFE(内観)

SUM CAFE(内観)

カフェのカップケーキは所属アーティストをイメージしたりして、ファンにはたまらない場所になっています。

このビルは事務所の本社機能も持っているため、運が良ければ所属アーティストがカフェにドリンクを買いに来たり、出社してきたりするところに遭遇することもあるとか。

ダイニングでは事務所で働く社員の方たちが普通に食事しています。地下1階には、「SUM MARKET」という小さなスーパーもあり、グッズを売っているのでお土産探しにもどうぞ。

DATA

PLENO(プレノ)

営業時間 10:30~22:00(ラストオーダー21:40)
住所 ソウル特別市 江南区 清潭洞 40, 2F

DATA

SUM CAFÉ(サムカフェ)

営業時間 カフェ10:00~21:00 ダイニング11:30~22:00(ラストオーダー21:30)
公式HP https://www.instagram.com/smtown__cafe/
住所 ソウル特別市 江南区 三成洞 52-1, 1F

セレブなエリアで異彩を放つ「庶民派」食堂。その正体は?

コルモッ食堂

 
 
セレブな雰囲気あふれる清潭洞エリアですが、そのなかで異彩を放つ人気スポットが「コルモッ食堂」です。

SUM コルモッ食堂(外観)

SUM コルモッ食堂(外観)

SUM コルモッ食堂(内観)

SUM コルモッ食堂(内観)

名前のとおり庶民的な食堂で、少しわかりにくい雑居ビルの地下1階にあります。しかし、なかに入ると驚かされるのがずらりと並ぶ有名人のサイン。

じつは以前、2PMやTWICEなどが所属する芸能事務所「JYPエンターテインメント」が近くにあり、毎日のように関係者が訪れていたらしく、TWICEのメンバーもデビュー前から通っていたとか。

日本からもファンがときどき訪れるそうで、日本人だとわかるとお店の方が片言の日本語で話しかけながら、日本語のメニューを出してくれます。

人気のメニューはキムチチゲ、お店のオススメは韓国の卵焼き「ケランマリ」。ボリュームたっぷりな韓国のおふくろの味を味わってみてください。

DATA

コルモッ食堂

定休日 日曜、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
営業時間 10:00~21:00
住所 ソウル特別市 江南区 清潭洞 126-6, B1F

 
 
個性的で斬新なレストランやカフェが次々とオープンし、新しい流行が生まれて人気を集めていくいっぽうで、庶民的な食堂も一緒に愛されているソウル。

いまソウルに訪れる機会があったら、ローカルグルメだけでなく、新しいトレンド、カルチャーもぜひ一緒に体験してみてください。

そのどちらもがソウルの「いま」であり、「本当」なのです。きっといままで知らなかったソウルの魅力を見つけられるはずですよ。

西門香央里

東京在住、フリーランスのライター&フォトグラファー。K-POP、韓国事情(ソウル中心)、国内外のグルメ、街情報を中心にウェブメディアなどで活動中。年3〜4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。現在、韓国語勉強中。

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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