路線バスで巡る長崎 佐世保・平戸の旅
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西村愛のゴーゴートリップ

路線バスで巡る長崎 佐世保・平戸の旅

2019.10.24

長崎空港から長崎県北部へ。軍港として発展した佐世保を中心に、バスで平戸島・生月島まで渡ります。佐世保の港と商店街のお散歩中、ご当地グルメ「トルコライス」を発見。平戸島では「潜伏キリシタン」の足跡を辿る世界遺産バスに乗り、長崎に点在する教会を見学しながらキリシタンたちの苦難の時代に思いを馳せます。最終日はやきものの里・波佐見の窯元や人気カフェをレンタサイクルでまわります。

西村 愛

2004年からスタートしたブログ「じぶん日記」管理者。47都道府県を踏破し、地域の文化や歴史が大好きなライター。
島根「地理・地名・地図」の謎 (実業之日本社)、わたしのまちが「日本一」事典 (PHP研究所)、ねこねこ日本史でわかる都道府県(実業之日本社)を執筆。 サントリーグルメガイド公式ブロガー、Retty公式トップユーザー、エキサイト公式プラチナブロガー。

西村 愛

佐世保のシンボル「カトリック三浦町教会」と、日本一の長さを誇るレトロな商店街巡り。

  • 今回の旅は長崎空港から佐世保に向かうところからスタート。路線バスとレンタサイクルで旅を進めていきます!

  • 長崎空港から佐世保駅までのバス移動は1時間半ほどの道のり。途中ハウステンボスを経由するので乗客は多い路線です。

  • 大村湾内に浮かぶように見える長崎空港。簑島大橋を渡ります。

  • ハウステンボスが見えてきました。ここで大半のお客さんが下車します、ここから佐世保駅前のバスターミナルまでは30分程度です。

  • 佐世保駅到着後、真っ先に訪問したのは駅から数分の、小高い場所に建つ「カトリック三浦町教会」。昭和初期に建てられたゴシック様式の尖塔の教会で、佐世保市民からも愛される街のシンボルです。

  • クリーム色の壁を縁取るように塗られたグレーのラインが特徴的で、屋根にはいぶし銀の瓦が使われています。優しいシスターが出迎えてくれ、見学させてもらいました。聖堂内部はまぶしいほどに光輝くステンドグラスがはめ込まれていました。

  • 教会からさらに数分のところにはアーケードの入口がありました。こちらも教会を思わせるデザインです。

  • 商店街は長く続き、またクロスするように連なってひとつの大きなアーケードを形成しています。四ヶ町と三ヶ町の商店街が一直線につながっており、その距離1キロという日本一の長さを誇ります。

  • お次は「戸尾市場」をお散歩。港町らしく魚介類のお店が多く、他にも専門店がずらりと並ぶ市民の台所です。

  • 大正時代から続く市場で、佐世保の街の移り変わりを見守り続けてきたお店も数多く残ります。

  • 古き良き時代の空気感。タイムスリップしたかのような旅の一場面です。

  • お店をしっかりと守る猫さんも登場。優しく人情味のある一角でした。

長崎空港から佐世保駅前まではバスで1時間ちょっと。この路線のバスは大村湾沿いを走り、街を抜け、途中ハウステンボスにも停車します。
佐世保駅を挟んで港と反対側にあるのはカトリック三浦町教会。
こちらは明治時代に今とは別の場所に建てられたのですが、後に信者の数が増えて教会堂が手狭になったため、増床して現在の位置に再建されました。駅から徒歩3分という街の中心地で、かつ高台であるという好立地です。日本で初めて「司教」となった早坂久之助により祝別され、また修道会は、邦人女子のために日本で最初に創設された「純心聖母会」でした。憲法により信仰の自由が認められて40数年、日本における近代カトリックの幕開けを感じさせる教会であっただろうと思います。
第二次世界大戦中の大空襲の被害を免れたため、現在も空にまっすぐ伸びる塔を見ることができます。
教会を見学した後はいくつもの商店街が連なる「さるく4○3アーケード」をお散歩。“さるく”とは「ぶらぶら歩く」という佐世保弁、“4○3”とは四ヶ町、百貨店玉屋(○)、三ヶ町の頭文字を表しています。連なる商店街の全長はなんと1キロ。地元の人で賑わう活気あるアーケードです。
4○3アーケードだけでなく、周辺には網の目状に様々な商店街が広がっています。中でも「戸尾市場」は海産物や日用雑貨などの専門店が連なります。まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。看板猫にも出会えて、のんびりお散歩に最適です。

  • 今回の旅は長崎空港から佐世保に向かうところからスタート。路線バスとレンタサイクルで旅を進めていきます!

  • 長崎空港から佐世保駅までのバス移動は1時間半ほどの道のり。途中ハウステンボスを経由するので乗客は多い路線です。

  • 大村湾内に浮かぶように見える長崎空港。簑島大橋を渡ります。

  • ハウステンボスが見えてきました。ここで大半のお客さんが下車します、ここから佐世保駅前のバスターミナルまでは30分程度です。

  • 佐世保駅到着後、真っ先に訪問したのは駅から数分の、小高い場所に建つ「カトリック三浦町教会」。昭和初期に建てられたゴシック様式の尖塔の教会で、佐世保市民からも愛される街のシンボルです。

  • クリーム色の壁を縁取るように塗られたグレーのラインが特徴的で、屋根にはいぶし銀の瓦が使われています。優しいシスターが出迎えてくれ、見学させてもらいました。聖堂内部はまぶしいほどに光輝くステンドグラスがはめ込まれていました。

  • 教会からさらに数分のところにはアーケードの入口がありました。こちらも教会を思わせるデザインです。

  • 商店街は長く続き、またクロスするように連なってひとつの大きなアーケードを形成しています。四ヶ町と三ヶ町の商店街が一直線につながっており、その距離1キロという日本一の長さを誇ります。

  • お次は「戸尾市場」をお散歩。港町らしく魚介類のお店が多く、他にも専門店がずらりと並ぶ市民の台所です。

  • 大正時代から続く市場で、佐世保の街の移り変わりを見守り続けてきたお店も数多く残ります。

  • 古き良き時代の空気感。タイムスリップしたかのような旅の一場面です。

  • お店をしっかりと守る猫さんも登場。優しく人情味のある一角でした。

佐世保港開港・鎮守府開庁130周年で盛り上がる佐世保の軍港歴史散歩。

  • 旧佐世保鎮守府凱旋記念館(市民文化ホール)は日本遺産「鎮守府(日本海軍の役所機関)」構成資産のひとつ。大正時代に寄付金によって建てられた、レンガと鉄筋コンクリート造の建物です。

  • 内部は舞台とホール、そして2階バルコニー。当初は日本海軍の催しなどに利用され、その後米軍接収時代はダンスホールなどとして使われました。そして今では、演奏や演劇、ダンスの発表会などで利用されるホールとなっています。

  • 舞台は真ん中が奥まっていて、その上にはオリジナルのエンブレムが見えます。

  • 2階バルコニー部分には日本遺産関連の資料が展示されています。市民だけでなく多くの見学者も受け入れています。

  • 柱に取り付けられている桜のフック。煙幕などを張る際に使われるものですが、表にはしっかりと花びらの模様が彫られています。しかし柱に取り付けられる時に見えるのは裏側です。理由ははっきりとはわかっていませんが、ぜひ現物を見てみてください。

  • 正面玄関上部に残るイカリと桜のマーク。佐世保と海軍の歴史を感じさせますね。

  • 見学の際には、建物のあちらこちらに施されたあしらいにも注目したいです。

  • この日、特別に屋根裏へと上がらせてもらいました。現在は表面に露出していない、当時のレンガ造りの様子をしっかり確認できました。

  • 「佐世保鎮守府」は今年開庁130周年を迎え、記念イベントや関連施設ガイドツアーなどにも注目が集まっています。130年前の佐世保港の開港が、佐世保の発展のスタートとなりました。歴史を楽しく学びながら平和のありがたさを感じる佐世保街歩き。まだまだ続きます。

  • 夕焼けに染まる佐世保港を散策します。

  • 2015年に開業した佐世保国際ターミナル。夕日に照らされてとても印象的。

  • 佐世保港は佐世保駅からもアクセスが良く、ショッピングモールなどもあって賑やかな場所です。のんびりとお散歩する人、景色を眺めながらお茶する人など、観光客だけでなく市民の憩いの場として親しまれていました。

  • 海上自衛隊「多用途支援船 あまくさ」。日が暮れるとライトが点灯しラッパが鳴り響きます。

  • 港に面した複合商業施設「させぼ五番街」。ショッピングなどをする人たちで賑わい、活気ある雰囲気です。三ヶ町商店街、四ヶ町商店街に続く「五番」ということから名づけられました。多くの飲食店が入っています。

  • 開港から130年で大きな発展を遂げた佐世保。勇壮な軍艦が停泊する姿と、市民の日常が同居する、不思議な景色でした。フェリーや客船などが訪れる商港として、また自衛隊やアメリカ海軍の艦船などが配置された軍港としての役割を持つ港。ここならではの景色を見ることが出来るので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

佐世保は海上自衛隊、海上保安庁、米海軍などが置かれた、言わずと知れた軍港です。かつての日本海軍の機関が設置された場所「鎮守府」として、横須賀、呉、舞鶴と共に日本遺産にも認定されています。佐世保鎮守府開庁130周年の今年は、イベントや関連施設のツアーなどが目白押しです。
佐世保港周辺にはショッピングモールなども広がり、多くの人が思い思いの時間を過ごしています。特に夕暮れ時にはのんびりと海を眺める人たちや犬の散歩をする人達などでいっぱいでした。
日本遺産の構成資産でもある「旧佐世保鎮守府凱旋記念館」は第一次世界大戦などでの活躍を称え、大正12年に建てられました。総工費は寄付金8万6千円で現在の価値にすると11億円(!)と、軍人さんが大切にされていた時代だったことを物語っています。
煉瓦と鉄筋コンクリート造りの2階建てで、アーチ窓や曲線を用いた外観、特注の紋章や幾何学模様などで飾られた内装が特徴です。当初は海軍の様々な催しに使われ、合同葬などにも利用されました。その際に幕を張るための金具には桜の模様が施されていますが、花びらが裏返しになっていることが特徴です。終戦後、米軍に接収され、ダンスホールや映画館として利用されました。当時の試写室も残っています。
正面玄関上部に配置されているイカリのマークは、鎮守府だった佐世保を偲ぶことができる、今に残る数少ない要素です。国の登録有形文化財となった今も「佐世保市民文化ホール」として利用され、観光スポットとしても年間1,800人もの見学を受け入れているという人気ぶりです。

  • 旧佐世保鎮守府凱旋記念館(市民文化ホール)は日本遺産「鎮守府(日本海軍の役所機関)」構成資産のひとつ。大正時代に寄付金によって建てられた、レンガと鉄筋コンクリート造の建物です。

  • 内部は舞台とホール、そして2階バルコニー。当初は日本海軍の催しなどに利用され、その後米軍接収時代はダンスホールなどとして使われました。そして今では、演奏や演劇、ダンスの発表会などで利用されるホールとなっています。

  • 舞台は真ん中が奥まっていて、その上にはオリジナルのエンブレムが見えます。

  • 2階バルコニー部分には日本遺産関連の資料が展示されています。市民だけでなく多くの見学者も受け入れています。

  • 柱に取り付けられている桜のフック。煙幕などを張る際に使われるものですが、表にはしっかりと花びらの模様が彫られています。しかし柱に取り付けられる時に見えるのは裏側です。理由ははっきりとはわかっていませんが、ぜひ現物を見てみてください。

  • 正面玄関上部に残るイカリと桜のマーク。佐世保と海軍の歴史を感じさせますね。

  • 見学の際には、建物のあちらこちらに施されたあしらいにも注目したいです。

  • この日、特別に屋根裏へと上がらせてもらいました。現在は表面に露出していない、当時のレンガ造りの様子をしっかり確認できました。

  • 「佐世保鎮守府」は今年開庁130周年を迎え、記念イベントや関連施設ガイドツアーなどにも注目が集まっています。130年前の佐世保港の開港が、佐世保の発展のスタートとなりました。歴史を楽しく学びながら平和のありがたさを感じる佐世保街歩き。まだまだ続きます。

  • 夕焼けに染まる佐世保港を散策します。

  • 2015年に開業した佐世保国際ターミナル。夕日に照らされてとても印象的。

  • 佐世保港は佐世保駅からもアクセスが良く、ショッピングモールなどもあって賑やかな場所です。のんびりとお散歩する人、景色を眺めながらお茶する人など、観光客だけでなく市民の憩いの場として親しまれていました。

  • 海上自衛隊「多用途支援船 あまくさ」。日が暮れるとライトが点灯しラッパが鳴り響きます。

  • 港に面した複合商業施設「させぼ五番街」。ショッピングなどをする人たちで賑わい、活気ある雰囲気です。三ヶ町商店街、四ヶ町商店街に続く「五番」ということから名づけられました。多くの飲食店が入っています。

  • 開港から130年で大きな発展を遂げた佐世保。勇壮な軍艦が停泊する姿と、市民の日常が同居する、不思議な景色でした。フェリーや客船などが訪れる商港として、また自衛隊やアメリカ海軍の艦船などが配置された軍港としての役割を持つ港。ここならではの景色を見ることが出来るので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

三ヶ町アーケードで見つけたレトロかわいいレストラン「白ばら」のトルコライス

  • レトロな外観で異彩を放つ「カフェ&レストラン 白ばら」。

  • 看板、ロゴフォントなどから昭和の香りが漂います。

  • ここでは長崎名物「トルコライス」を!ワンプレートのボリュームメニューです。

  • サクサクの揚げたてとんかつは柔らかくジューシーです。オリジナルのデミグラスソースがまろやかな味わい。

  • 洋食の代表格ナポリタンは、チーズの香りが高くコクがあります。

  • ふわふわに盛られたカレーピラフはたまご入り。

  • 一度に3つのごちそうが一皿に盛られて運ばれてくるのですが、どれもがアツアツで作り立てなのがうれしいです。まさに大人の“お子様ランチ”のようでした!

  • 食後にはこちらも長崎名物の「ミルクセーキ」。赤いさくらんぼがノスタルジックですね。

  • ミルクセーキの材料にかき氷が入っているのでシャリシャリとした食感で、飲み物というより冷たいデザートのようです。こちらのお店ではこのミルクセーキや佐世保名物の「レモンステーキ」など、ご当地グルメも提供されています。もちろん、一般的な洋食メニューやパフェなども食べられるレストランです。

  • しっかり食べた後はライトアップされた「アルバカーキ橋」を通りながらホテルまで戻りました。この橋は、ニューメキシコ州アルバカーキ市との姉妹都市提携の折に架けられました。中心街の百貨店「玉屋」前の通りから佐世保公園へとつながります。日米の友好的な関係が、この橋のようにこれからも続いていくように、との願いが込められています。

佐世保をお散歩中にかわいいレストランを見つけてしまい、さっそく入店しました。三ヶ町アーケード内にあり、外観からしてとってもレトロ。食品サンプルやロゴフォントまで昭和の香り。
注文するのは長崎のご当地グルメでもある「トルコライス」です。名前の由来は謎。洋風ワンプレートのボリュームある一品は、運ばれてきた瞬間からワクワクが止まらない!お子様ランチを彷彿とさせます。
サクサクのトンカツや粉チーズがかかったナポリタン、スパイシーなカレーピラフなど、こだわりが詰まった一皿。オリジナルデミグラスソースはコクがあり、程よい酸味が後を引きます。
しっかりとお腹を満たしたら、こちらも長崎名物の「ミルクセーキ」。
一般的にはたまごと牛乳、砂糖を使った飲み物であるミルクセーキ。しかしここ長崎ではミルクセーキはかき氷スタイルで、ドリンクというよりデザートという食後感を残します。もともとは暑い季節に楽しんでもらおうと考案されましたが、食事のあとのさっぱり冷たいデザートとして、今では長崎名物として一年中楽しむことが出来ます。
とても丁寧に作られていて、長年地元で営業されていたということもうなずけます。佐世保名物である「レモンステーキ」もあったので胃袋に余裕があったらもっと色々食べてみたかった…!
旅先での、美味しく印象深い食との出会いとなりました。

  • レトロな外観で異彩を放つ「カフェ&レストラン 白ばら」。

  • 看板、ロゴフォントなどから昭和の香りが漂います。

  • ここでは長崎名物「トルコライス」を!ワンプレートのボリュームメニューです。

  • サクサクの揚げたてとんかつは柔らかくジューシーです。オリジナルのデミグラスソースがまろやかな味わい。

  • 洋食の代表格ナポリタンは、チーズの香りが高くコクがあります。

  • ふわふわに盛られたカレーピラフはたまご入り。

  • 一度に3つのごちそうが一皿に盛られて運ばれてくるのですが、どれもがアツアツで作り立てなのがうれしいです。まさに大人の“お子様ランチ”のようでした!

  • 食後にはこちらも長崎名物の「ミルクセーキ」。赤いさくらんぼがノスタルジックですね。

  • ミルクセーキの材料にかき氷が入っているのでシャリシャリとした食感で、飲み物というより冷たいデザートのようです。こちらのお店ではこのミルクセーキや佐世保名物の「レモンステーキ」など、ご当地グルメも提供されています。もちろん、一般的な洋食メニューやパフェなども食べられるレストランです。

  • しっかり食べた後はライトアップされた「アルバカーキ橋」を通りながらホテルまで戻りました。この橋は、ニューメキシコ州アルバカーキ市との姉妹都市提携の折に架けられました。中心街の百貨店「玉屋」前の通りから佐世保公園へとつながります。日米の友好的な関係が、この橋のようにこれからも続いていくように、との願いが込められています。

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